関西花の寺25ヵ所霊場、高野山真言宗 遺跡本山 観心寺
河内長野市にある観心寺。
701年に役行者によって開創され、808年に空海(弘法大師)によって再興されたお寺。
楠木正成は8~15歳までこのお寺で仏道修行を学び、この地に楠木正成の首塚が残されている。
ここ観心寺は「関西花の寺25ヵ所霊場」の25番目の霊場。
河内八景といわれる観心寺は300本の梅林があり、シダレ梅や樹齢250もの梅があったりで、梅の名所なんです。
梅の見頃は3月上旬から下旬。
ちなみに関西花の寺25ヵ所霊場を知りたい人はこちら。
で、梅を撮影しに訪れてみました。
まずは梅を撮影する前にお参りです。
入山料は大人300円。
観心寺にはいろいろなお堂がありますが、こちらがメインの金堂(国宝)。
3月に入りようやく春らしい天気でお寺の朱色と青い空のコントラストが美しいです。
こちらがお線香。
普通のお線香と比べるとかなり太いです。
お線香には「開運招福」や「家内安全」「学業成就」など数種類の願い事が書かれたお線香があり、その中から自分が叶えたい願い事が書かれたお線香を選ぶんです。
私が選んだのは「開運招福」。
お線香のあげ方もちょっと変わっていて、お線香を立てるのではなく、寝かすんですね。
ああそれにしても久しぶりに清々しい空だこと。
金堂をお参りしてしばらく辺りを散策。
こちらは建掛塔(たてかけとう)。
重要文化財です。
この塔は珍しい塔で未完成のままの塔なのです。
楠木正成の願いで三重塔として建て始めましたが、建立中に楠木正成が亡くなり、初重を作っただけ。
だから建掛塔なんですね。
300本の梅林を撮影
どうやらやって来たのいいが、時期早々だったようですね。
ほとんどの梅の木はまだつぼみの状態。
咲いているのは2割あるかどうかって感じ。
2割ほどの梅の木しか開花していませんでしたが、それでも辺りには梅の花の甘い香りが香っています。
梅の花は目でも楽しみ、香りも楽しめるものなですよね。(香りが強すぎる場合もありますけど)
今日は春の訪れを感じるとても良い陽気でしたのでカメラを持った方もチラホラ。
観心寺山門前 茶店 阿修羅窟で「にうめん」をいただく。
こちらが観心寺山門前 茶店「阿修羅窟」。
大阪から奈良県吉野に向かう国道310線沿いにあるお店で、バイクツーリング客も多い古民家を活用したお店。
店内は昭和の雰囲気が残る座敷があったり、古い網代笠やお面が飾られていて、タイムスリップしたような感覚。
なんだかこの気持ちが落ち着く感じがとてもいいお店。
で、注文したのがこの「にうめん」。
700円。
これすごく美味しいです。
あっさりとしたカツオ出汁にエノキ、とろろ昆布、わかめ。
このお店を訪れるほとんど方がぜんざいなどの甘いものを注文するのですけど・・・
私はいつも食事ものが多いかな。(前来たときは何を食べたんだったかな)
以上、本日の梅林撮影の顛末でした。