暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

奈良県の道の駅「ふたかみパーク當麻」と「かつらぎ」によりながら相撲発祥の地やら當麻寺を尋ねる。

道の駅「ふたかみパーク當麻」

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奈良県には14か所の道の駅がある。(2018年9月現在)

そのうち奈良県葛城市には二つの道の駅があるという事でやってきました。

まずは道の駅「ふたかみパーク當麻」。
ここの地名、何と読めばいいのかって「たいま」と読みます。

国道165号線を葛城山方面に曲がり、4~500mほど進んだ場所にある。

国道から道の駅は見えないので看板の案内を頼りに進む。

駐車場は100台ほどでやや小さめの道の駅。
午後1時到着ですでにパーキングスペースは満車に近い状況。

 

www.futakami-park.jp

 

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少し腹ごしらえという事で、わさびたっぷりの串こんにゃく(100円)と。

 

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おぜんをいただく、味はすこし甘めのおでん。

ここで葛城観光ガイドなどを入手して、出発。

 

再び国道165号線を走っているとさっそく2㎞先道の駅「かつらぎ」との案内看板が・・・

 

約2㎞ほどしか離れていない場所に2つも道の駅があるのか・・・

 

道の駅「かつらぎ」

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道の駅「ふたかみパーク當麻」から約2㎞先の道の駅「かつらぎ」までの間にかなり安いガソリンスタンドを見つけたので給油。
レギュラー150円以上のスタンドが多い中、何と141円とは・・・

とりあえずでここでガソリン満タンにしておこう。

 

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さてさて道の駅「かつらぎ」に到着。
ここは随分と大きな道の駅。

訪れる車の行列が出来るほど車の出入りも多い印象。

 

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JAの直売所と併設されたフードコート。
2016年にオープンしたとの事でまだ新しく綺麗な道の駅です。

私が持っている2016年の近畿「道の駅」スタンプラリーにも載っていない場所。

 

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道の駅「かつらぎ」では炊き込みご飯を購入。
道の駅での炊き込みご飯やおこわには非常に当たり外れがあるのでそれが面白くて、道の駅で炊き込みご飯などがあると必ず購入してチェックをしている変わり者です。

道の駅「かつらぎ」の炊き込みご飯の味はというと、大当たりでめちゃめちゃ美味い。
これは好みの味だわ・・・

ちなみに今年の夏に訪れた道の駅「能勢(くりの郷)」の炊き込みご飯に味が薄すぎてかなり残念な思い出がある。

道の駅「かつらぎ」の炊き込みご飯は記憶に残るほどいい感じの味だった。

 

michinoeki-katsuragi.jp

 

 

相撲発祥の地を訪ねる。

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ここは葛城市観光駐車場。
ここに車を駐車して、まず訪れるのは相撲発祥の地として相撲に関する資料などが展示されている葛城市相撲館「けはや座」を尋ねる。

 

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先ほど車を停めた観光駐車場から歩いて2分ほどの場所にあるのが葛城市相撲館「けはや座」

 

入館料は大人一人300円。
JAF会員だと250円。

 

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館内に入ると土俵が・・・

この土俵、現在の大相撲の土俵と同じもの。
TVで見る土俵と全く一緒。
まず驚いたのが土俵の小ささでした。

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ええ!実際のサイズ感ってこんなものなのかって感じです。

それと実際に土俵に上がってみて感じた事。
土俵って硬い。

これほどまでにカチンカチンだったとは・・・

こりゃ転げるとケガするぞ。

 

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土俵に撒く塩も・・・

 

 

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相撲の土俵を中心に相撲に関する歴史や資料が展示されています。
こちらは北の湖の化粧まわし。

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双葉山の若かりし頃の写真など。

 

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相撲に関するおもちゃなんかも。
力士消しゴム懐かしいわ。

 

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で、なぜ奈良県葛城市が相撲発祥の地であるのか。
その理由に興味ありますよね。

 

日本書紀に書かれている相撲の始まりとは「野見宿祢(のみのすくね)」と「當麻蹶速(たいまのけはや)」の力比べだとの事。
その昔、大和国の當麻村に勇敢で力の強い男がいた、名を「當麻蹶速(たいまのけはや)」という。生まれつきにして力が強く、素手で角をへし折るほどの怪力の持ち主。
そんな彼は日ごろから「自分より力が強い者がいないので、全力で力比べが出来るものとめぐりあい、真剣勝負をしてみたい」と豪語していたという。

その話を聞いて天皇は家臣に向かって「誰か當麻蹶速(たいまのけはや)と対等に戦く事の出来る人物はおらんのか」と尋ねた。

すると「出雲の国に野見宿祢(のみのすくね)という人物がいるという」

そして野見宿祢(のみのすくね)」と「當麻蹶速(たいまのけはや)」の力比べが実現。


野見宿祢(のみのすくね)はたちまちにして足蹴りで當麻蹶速(たいまのけはや)のあばら骨を折り、さらに腰骨を踏み追って殺してしまったとの事。

この力比べが相撲の起源であると伝えられているという。

現代人が見ている相撲とは随分と違い、足蹴りって!という突っ込みどころもあるのだがどうやらこれが歴史上の国技相撲の起源であるらしい。

 

當麻寺を尋ねる。

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さて、国技である相撲の歴史を学んだ後はここから徒歩10分ほどにある當麻寺を尋ねてみる。

古い街並みの参道を進む。

 

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参道には一軒のみだがおみやげ屋さんもあったりする。

 

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工房のような、ギャラリーのような場所も。

 

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さてさて仁王門が見えてきました。

 

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仁王門の前です。

 

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仁王門の前には釜飯やなどもあります。

 

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関西ではお馴染み、たなかの柿の葉寿司のお店も。

 

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今回は時間がなくて當麻寺を網羅できませんでした。
ちょっと立ち寄って参拝する程度。
ここのお寺に立ち寄る予定もなかったので御朱印帖も持って来なかったし。

 

でも、家から1時間程度で来られる場所なのでまた釜飯を食べにじっくりと訪れたいと思います。

天候の雲行きが怪しくなってきたので。

ではでは、