とある朝の情報番組でキャンプ好きの芸人さん曰く。
キャンプに行く時はイノシシやシカ、クマなどの獣に襲われないよう狼のおしっこを持参するのだとか。
狼のおしっこを入れた容器をテントの周りに設置すると、狼を怖がって獣が近寄ってこないらしい。
で、Amazonで購入出来るそうな。
気になったので調べてみたら本当にあった。
ウルフピーというらしい。
使用用途としては農作物などへの獣害対策として使用するようで、Amazonレビューを覗いてみるとその効果は賛否両論。
イノシシによるタケノコ被害には効果がなかっただとか。
設置後、ハクビシンが自身の畑に近寄らず、他の人の畑を荒らすようになったとか。
そこで疑問その1、なぜオオカミが存在しない日本で獣は天敵だと判断できるのか
疑問なのだが、100年以上も前に絶滅したニホンオオカミ。
現状、日本で生息している動物はニホンオオカミの存在を知らない訳だけど、おしっこの臭いだけで、未だ見たこともない天敵が近くにいると警戒するものなのだろうか?
これまで嗅いだことのないおしっこの臭いにも関わず、おしっこをした主のヤバさをどうのように判断するのだろうか。
もしかすると太古の昔から脈々と続く獣の遺伝子に、この臭いはヤバいぞ。
なんて刻まれているのかも知れない。
どのように採取されているのだろうか。採取方法に興味が沸く。
ウルフピーはアメリカから輸入されているようで、アメリカのオオカミのおしっこなのだとか。
アメリカではオオカミはワシントン条約で手厚く保護され、人の手を加えてはいけない。
どうやらこのウルフピーは保護区で自然にオオカミが排せつしている尿を採取しているようだけど、どうやって液体として採取しているのかが気になる。
いろいろ調べてみたけど採取方を紹介している情報までには行きあたらなかった。
ウルフピーの効果を検証している番組があったので見てみると・・・
その臭いを嫌ってはいるけれども、近づいてきて臭いの確認をしている様子を見ると害獣を近づかせないという効果は弱いのかもしれない。
って事で今日学んだこと。
ウルフピーというオオカミのおしっこでの害獣対策法があるという事。
ではでは。