関西には京都や奈良など外国人が多く訪問する有名観光地が沢山ありますが、京都の清水寺や伏見稲荷、奈良公園や東大寺。
そのような観光地は誰でも知っているものなのでわざわざ紹介しなくとも・・・
って事で私がこれまでに実際に行ったオススメの関西日帰り観光地を紹介したいと思います。
取り合えず7か所。
まだまだ紹介したい場所は多々あるのですが、それはまたいずれ。
琵琶湖の友人島「沖島」
世界的にも珍しい淡水の友人島である沖島。
島民は約300人で、島には信号機もなく、車もほとんどない。
写真を見てもらえば分かるのでしょうが、各家家の密集度が魅力の島。
島民の暮らしそのものが、珍しい場所なんです。
村の生活道路はこんな感じで自転車が行き交える程度の道幅。
このような道幅の中、神社があったり、郵便局があったりとまるで迷路のような場所。
島に行くにはどうすれば良いのかというと、近江八幡の堀切港から小型船に乗って約10分です。堀切港には観光者用の無料駐車場があります。
島の人たちは漁業で生計を立てているらしい。
思わず海だと勘違いしてしまいそうな光景ですが、ここは琵琶湖です。
潮の香りとか一切しない不思議な感覚。
沖島は本当に珍しい環境なのでオススメスポットですね。
和歌山県友ヶ島
ジブリアニメのラピュタのような光景として有名な和歌山県友ヶ島。
島の至る所に旧日本海軍の大砲後や聴音所が残されており、レンガ造りのアーチ型の特徴的な建造物はまさに天空の城ラピュタの世界。
島中を歩くことになるので、まるで登山かよ。って思える道を数キロ歩きながらの観光。
行く際には山道でも歩きやすい靴と虫よけ対策をした方がいい。
もちろん自販機とかは港付近以外にはないので、食べ物、飲み物をあらかじめ用意して行きましょう。
で、私はココでちょっと気持ちの悪い体験もしました。
和歌山県湯浅町
和歌山県湯浅は日本の醤油発祥地。
醤油蔵や麹屋が軒を連ねる風情ある街並みが印象的です。
今でも蔵付き酵母にこだわる醤油蔵として有名な角長。
醤油にまつわる歴史博物館などもあり、なかなかためになる面白い場所。
湯浅町は2017年に「日本遺産」に認定されて、今は観光開発に力を入れている場所。
とにかく、無料で古民家の内覧が出来たり、施設に入れたりとお得感が半端ない。
こちらは江戸時代から昭和60年まで営業をしていた大衆浴場。
ここも歴史遺産として無料公開されています。
銭湯兼、オーナーの住まいとして、居住スペースもすべて公開されており、ここも無料で拝観できるのです。
和歌山県あらぎ島
ここも近年、様々なメディアでよく取り上げられている場所。
和歌山県有田川のあらぎ島。
国の重要文化的景観に認定され、日本棚田100選でもある場所。
蛇行した有田川の先端に作られた棚田の光景はまるで島のようで珍しい。
季節によっては水田に反射する夕陽が見れたりと写真愛好家の撮影スポットでもある。
奈良県洞川温泉
大峯山修行の宿場町、奈良県洞川温泉。
今でも宿場が数十件と軒を連ねる場所。
日本全国にある修験者の宿場街も年々さみしくなる中。
ここ洞川温泉は今でもその賑わいを感じることが出来る場所です。
洞川温泉には面不動鍾乳洞という鍾乳洞があり、ここもなかなかに見応えがありますよ。
和歌山県白浜千畳敷と三段壁洞窟
和歌山県白浜の千畳敷。
砂岩の風化によって自然に出来た何とも珍しい光景。
ゴツゴツとした断層がむき出しの場所もあれば、長年の風化によってまるで粘土のように滑らかな岩肌のものがあったりと、自然の凄さを感じれる場所です。
こちらは三段壁と三段壁洞窟。
エレベーターで地底36メートルまで下りるとそこは熊野水軍が船を隠していた洞窟の中。
海からの波が洞窟内を打ち付ける水しぶきの迫力。
なかなか見れる光景ではありません。
【番外編】奈良県龍王ヶ渕
番外編として、観光地というよりもアマチュアカメラマンの撮影スポットですね。
鏡面の世界で有名な奈良県龍王ヶ渕です。
ここは肉眼で見るよりもファインダー越しに眺めるほうが美しい場所なのではないかと思います。
写真を見る限りさぞかし山深い場所にある湖なのではと思うかも知れませんが、かなりアクセスが良く、ほとんど平地にある野池なのです。
最近では関西の絶景として雑誌で取り上げられたりもしていますよね。