朝10時、陸上自衛隊八尾駐屯地へやってきました。
本日は毎年行われている地域への駐屯地の公開と普段の訓練状況が披露されるイベント「エアーフェスト」の日。
ヘリコプターが中心のエアーショーとして毎年大勢の観客が訪れるイベント。
昨日はBBQで飲み過ぎたため、少々二日酔いぎみなのですけどね。
駐屯地に到着したもののカメラのバッテリーを忘れるというポカをしてしまい、せっかく来たのに、再び家までバッテリーを取りに帰るというハプニング。
昨年、訪れた時は、カメラのSDカードを忘れてしまい、再び家に取りに帰るという、何かとエアーフェストにはハプニングが付き物の私です。
迫力満点のヘリコプター部隊の離陸
毎年の事ですが、人だらけで地上で行われている演目は全然見えなかったりするわけです。
朝早くから陣取り合戦があり、望遠レンズを持った人ばかり。
今日は雲がほとんどない晴天という事で、天候に恵まれた週末もあいまってか航空ファン、カメラ好き、ミリタリーファン、地元の家族連れなどなど、今年も沢山の人が来ております。
駐屯地内には屋台なども出店しており、ポテトやから揚げといった食べ物や自衛隊グッズ、ヘリコプターのおもちゃなどが販売されています。
様々な自衛隊のワッペンが品数多く売られていましたが、ワッペンって結構高いのね。
1000円~2600円程度だったかな。
10時から記念式典が行われ、いろいろな挨拶やら紹介など、儀式的なものが45分程度続きます。
人と人の頭のわずかな隙間をぬって撮影。
人だらけで視界が限られている訳です。
記念式典が終わると一斉にヘリコプターのエンジンが始動。
が、やはり人が多くてなかなか撮影が出来ず。
まぁこんな感じで、プロペラの音を轟かせながら十数機のヘリコプターが隊列をなして一斉に飛び立つ光景は大迫力なんですが、なかなかベストポジションが確保できなく、撮れ高が少ない。
陸上自衛隊の訓練公開の様子
さて、観覧スポットを探して場所移動。
多少は地上での演目が見れる場所を確保しました。
まずはバイクによる演目から。
バイクに乗ってジャンプ台からジャンプをするのですが、肝心のジャンプの姿は人だかりで見えない。トホホ。
続いてハヤテJrという演目。
ヘリコプターに模したバイクで様々な編隊飛行を模したちょっとなごみ系の演目。
ハヤテスラローム、ハヤテインフィニティなど、大げさな技の名前が付いており、コミカルなショーです。
その他、体術を披露する寸劇なども行われる。
そんな演目が行われている間、先ほど飛び立ったヘリコプター隊はなるか遠くの山並みをグルっと回って、再び基地へと向かう。
小一時間ほど大阪上空を飛び、基地へと戻って来たヘリコプター隊。
さて、ここから本格的なヘリコプターによる訓練披露の始まり。
まずはヘリコプターでの救助訓練。
被災地などで人を救助する光景をTVで見たりしますが、テキパキとした動きを目の当たりにすると本当に頼もしいと感じるわけです。
あっという間にヘリコプターに収容される。
凄い連帯感。
続いてはヘリコプターからの消火訓練。
大きなバケツを装着したヘリコプター。
煙に向かって大量の水を放水する。
放送で水の量がどれほどか説明をしていたけれど、聞き取れなかった。
クライマックスは敵軍との戦闘の模擬訓練
まずは偵察ヘリOH-6による敵拠点の偵察。
続いて軽装甲車による銃撃。
対戦車ヘリコプターAH-1S、通称コブラによる空からのミサイル攻撃。
ヘリコプターから、地上へ歩兵部隊の投入。
ヘリコプターから敵拠点への銃撃。
いよいよ戦車登場。
大砲の音が半端ない大迫力。
人込みの中から撮影した発砲後の戦車。
敵が後退していくとの事で、最後に歩兵舞部隊が小銃を発砲して敵を追い込む。
最終的に敵を退け、訓練発表は終了。
まとめ
頭上近くまで低空飛行するヘリコプターは大迫力。
間近で戦車の発砲も見れるし、軽装甲車の仕組みなんかも観察出来て面白い。
そんなところから人が出てくるとは・・・
また、駐屯地内のコンビニなんてなかなか利用出来ないわけだが、自衛隊土産のクッキーやら、迷彩グッズやら、自衛隊ならではの必要なものが売られていて面白い。
ちなみにコンビニ売られている迷彩シャツやら、迷彩カバン、迷彩手袋などは官支給のものではないとの事。
まぁとりあえず記念にと、冬季でのカメラ撮影に使えるかもという事で、プロ仕様の手袋を購入。
さすが自衛隊向けの商品というだけあって、カメラ操作も出来るほど手にフィットしている。
というわけで、普段は見ることが出来ない駐屯地内の施設を見るだけでも面白い訳だ。
また、自衛隊の戦車や大型輸送ヘリCH-47に実際に乗れるというのも魅力。
抽選倍率は10倍ではあるが、300名もの人が戦車や輸送ヘリに乗れるチャンス。
私は抽選券をゲットしたことはないが、来年はチャレンジしょうと思う。
以上、エアーフェスタ2018の体験レポートでした。