さてさて、本日やってきたのは和歌山県加太港。
午前中に車のオイル交換のためディーラーへ行った帰り、2月2日だというのに3月中旬のような陽気で、天気もすこぶるよく、このまま家に帰るのはもったいないという事でオイル交換後に長距離ドライブを楽しんできました。
人形供養で有名な淡嶋神社を訪ねる
行先はここ。
人形供養で有名な淡嶋神社。
境内には奉納された無数の人形がある光景は写真やTVで見た人も多いことでしょう。
境内には約2万体とも言われる人形が所狭しと供養されているあの神社ですね。
付近の駐車場は満車状態。
これほどまでの観光地だとは思わなかった。
意外にも結構な人の賑わいです。
もっとひっそりとしているのかと勝手に思っていたけど。
そしてこんな海岸沿いにあったとは・・・
境内には海鮮などがいただけるお店が立ち並ぶ。
こんな観光地的な感じなんですね。
境内はそれほど広くなく、どちらかというとこじんまりとした感じを受ける。
その敷地内を所狭しといった具合で奉納された人形が並べられている。
人形の種別ごとに綺麗にエリアを分けているようだ。
こちらは信楽焼きのたぬきばかりが並べられた場所。
こちらは招き猫ばかりが並べられた場所。
他にも結納時の人形や、干支の置物、海外の仮面らしきものも・・・
どうやら人形1体1500円ほどで供養をしてくれるようだ。
手水舎では龍の口から水が出ている神社が多いですが、淡嶋神社の手水舎はカエルから水が出ている非常に珍しい手水舎だこと。
さて、淡嶋神社の境内内にも新鮮な海鮮がいただけるお店がありましたが、どうやら境内の目の前の漁港で加太漁協直営店があるようなのでそちらに行ってみたいと思います。
漁港で採れた牡蠣やサザエを頂く
漁港のお店に訪れたのは2時30分。
もう店じまいの時間のようで、店内にはお客はおらず。
お店の人に尋ねてみるとまだ間に合うとの事で、焼き牡蠣を注文。
3つで700円。
テーブルにあるガスコンロで自ら焼くというシステムなのだとか。
平らな面を下にして約3分焼き、ひっくり返して丸い面を裏にして約5分焼くと食べごろらしい。
じっくり焼くこと約8分。
ほくほくに焼きあがった牡蠣をいただきます。
言わずもがなの旨さですけれども。
この貝の出汁をちゅっるってするのがたまらんですよね。
さて、小腹も満たされたので周辺を散策。
この辺はラピュタのような写真が撮れるという事で話題の島、友ヶ島へと渡る汽船がある場所。
友ヶ島には旧日本軍の砲台後が残ってあり、そのレンガ造りの巨大な砲台後がまるで天空の城ラピュタのようとして話題なのだけれど、同じような砲台後がこの加太港にも残っているのです。
まぁそれは後程紹介。
ともあれ友ヶ島汽船の辺りには雰囲気の良い古い町並みがあり、ぶらぶらと散策をしていると「おじばキッチン」というお店を発見。
お店の軒先には懐かしいコマが売られていた。
少々興味が引かれたのでお店に立ち寄る。
カレーやうどんなどを提供しているお店で、さすがに先ほどの昼食、焼き牡蠣3つではもの足らなく、何か食べようかと・・・
で、注文したのはサザエ2個で600円。
また貝かよ!
って思う自分もいたのですが、やっぱり貝が焼ける香ばしい匂いに惹かれて食べてしままいました。
牡蠣よりもサザエのほうが好物だったりするんですよね。
行者堂を訪ねる
さて、はたまた腹も満たされ街ブラ再開。
役行者堂という碑を発見。
役行者小角ゆかりの地だろうから行ってみる事に。
ここから117段の階段を登るとの事。
こちらが行者堂。
特にコメントのしようがないのだが、役行者小角様が祭られている。
小高い山の丘にあるので、海岸沿いの景色が一望出来るのかもと思いやってきた。
こちらが行者堂から眺める加太港の眺め。
行者堂の周りには木々が生い茂っており、見張らせる場所はごく一部のみだった。
行者堂から下る際に一人の中年男性の西洋人とすれ違った。
彼曰く「ナイスビュー?」的なことを聞いたと思われる。
なので何となく、「少ししか楽しめなかった。」的な事を英語で伝える。
っていうか、ナイスビューは今この会話を交わしている墓所から眺めるこの日本家屋貢献なのだけれど、それを伝える英語力を持ち合わせていない自分。
カメラを向けると、何を撮っているのだろうと気が付くだろうか。
そう思ってひたすらシャッターを切る。
彼もこの光景を面白いと感じたのだろう。
しばらく呆然と眺めていた。
その後何度もこの西洋人とすれ違いざまに遭遇する。
お互い同じような趣味趣向というか趣を感じる部分が一致するのか「ハイ!」と言葉を交わしながらすれ違う。
旧日本軍の砲台後を訪ねる
続いてやってきたのは先はどの行者堂から歩いて20分程の場所。
旧日本軍の砲台後がある場所。
市立少年自然の家として綺麗な施設になっている。
和歌山加太と言えば友ヶ島の砲台後が話題ですが、友ヶ島だけでなく加太港にも旧日本軍の砲台後が残っているのです。
まぁ規模は少々小さいですけれど・・・
友ヶ島にある砲台後と同じような作りの物がいくつかあります。
立ち入り禁止のエリアの先にも、何やら・・・
砲台後がありますね。
こちらは加太砲台の弾廠。
砲弾を準備する建物なのだとか。
という事で本日は和歌山県加太巡りでした。
ではでは。