矢田寺はお地蔵信仰の発祥の地ともいわれ、その歴史は古く、飛鳥時代の680年頃、大海人皇子(おおあまのみこ)後の天武天皇の勅命により開基されたお寺。
地蔵寺ともいわれ、あじさい寺ともいわれるほどあじさいが有名。
なぜあじさいなのか?
それはこの矢田寺のご本尊であるお地蔵様に由来するのだとか。
お地蔵様が手に持っている宝珠の形があじさいの花びらの形に似ている。
また、色とりどりのあじさいの花は雨のしずくに打たれる事で、一つ一つの花びらの色が移ろいいく。
まさに仏教の「諸行無常」の心を表しているという事で昭和40年頃からあじさいを植えるようになったよう。
って事でそろそろあじさいの見頃も終わろうかという7月7日、七夕の日に訪れてみましたよっと。
結構観光地っぽいじゃないか。
矢田寺ってどんな場所なのよ。
こじんまりとしたお寺なのかなぁ・・・
そう思って来てみましたが。
周囲には民間の駐車場があったり、意外に観光客が多く、
へぇ~こんな感じなんやぁ。知らんかったわ~。
とりあえず民間の観光駐車場に駐車。
1日300円。
駐車場から矢田寺へ1分程度なのだとか。
結構参拝客がいている。
外国の人もちらほら。
え~、近隣県の人でも知らない人が多いのに・・・
外国の観光客がいているなんて・・・
ちょっと自分の認識が浅はかだったか。
あじさい寺ともいわれる矢田寺ですが、地蔵寺ともいわれ、地蔵信仰の発祥の地とも言われる。
参拝道には1軒だけだが、食事処もあったりする。
さて、矢田寺の参門へとやってきました。
案内図を見るとなかなか見応えがありそうな。
入山料500円を支払っていざ入山。
蝉の声が夏の到来を告げている。
見えてきたのは本堂。
この横にあじさい園がある。
本堂を参拝する前にあじさい園へ。
あじさい三昧、1万株のあじさいとは
あじさいといえば、奈良県では室生寺や長谷寺が写真愛好家の撮影スポットとして有名ですが、矢田寺のあじさいは別格の株数を誇る。
その数1万株。
7月なのであじさい、どうなのかなっと思ってましたが、まだまだ見頃でしたよ。
青紅葉とあじさいとその他もろもろ・・・
大門坊は意外にもカメラ撮影OKだった。
矢田寺の大門坊にて。
カメラ撮影禁止の案内などが見当たらなかったので、社務所にて撮影OKなのか確認してみたところ、お坊さんが撮影OKですよって。
寺院内の撮影が出来ないところが多いけど、
ここは撮影OKだとの事。
ネコも多かったよ
寺院内にはネコちゃんが多い。
全部同じネコちゃんに見えるけれど、実は全部違うネコちゃんなのだ。
人慣れしているのだろう。
近寄っても逃げる事もなく、マイペースだわ。
まとめ
って事で、あじさいで有名な矢田寺。
あまり期待していなかったのですが、ここのあじさいは本当に見事でしたよ。
近場に住む方はぜひぜひ、訪れてみてくださいな。
ではでは。