暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

これまでの人とこれからの人、どっちを国策として重要視するのか。若者よ選挙に行こう!

f:id:kumakumakoara:20190717183248j:plain

 

自分の将来を決めるのは自分である事をしって欲しい

Youtubeで日本版、「若者よ、選挙に行くな」が話題だ。

だがしかし、世の中のおっさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃんの本音がそうだとは思はないで欲しい。

 

これは皮肉をたっぷりと込めたこれからの日本を創る若者に向けたエールなのだ。

 

現実的には若者の人口は少なく、40歳以上の人口が圧倒的に多い日本。

国内の若者全員が投票に行ったとしても、40歳以上の40%の投票率と同等。

40歳以上の投票率は概ね50%以上だから数ではかなわない。

 

だからといってあきらめないで欲しい。

 

私も47歳のおっさんだが、残り10年ちょっとでこれまでの人になる。

決して年配の人たちが自分世代の事ばっかり考えているわけではない。

 

若い人はおっさん、おあばさんのアドバイスを煙たく思うだろう。

だってその大半は「私たちの頃はもっと大変だった。」という苦労話から自己肯定に終始し、若者の努力、苦労、我慢の足りなさを主張するに留まるからだ。

 

おっさん、おばさんは要するに自分たちがこれまで生きてきた数十年と若者がこれから生きていく数十年が同じものと考えがち。

 

でもこれまでの数十年とこれからの数十年は違う。

これは今の時代だからというものではない。
何時の時代もこれまでとこれからは違うものだ。

 

だからおっさんが日頃、政策に疑問を思うこれからを記してみた。

 

将来は事務職に就きたいって?事務職なんて職業はないよ。

うちの娘もそういうのだけれど。

事務職なんてないよ。

何?事務職って。

どういう分野のスペシャリストなの?

なんてグローバル社会では言われる。

別にグローバルな企業に勤めないから・・・いいやって

でも国外からグローバルに労働者が日本にやって来るよ。

あなたがどんな企業、どんな職を望もうが勝手に外国から優秀な働き手がどんどんやって来るよ。

その競争に勝たなければ職には就けないという現状からは逃れなれないよ。

 

それでも、今の日本の英語教育で満足するの?
また、本当に就職に役立つ知識を学べない学校教育で満足するの?

 

じゃお前は英語しゃべれるのかよ?って。

私はしゃべれない。

でも、後少し我慢すれば定年だし。

 

 

高等学校の普通科って普通の人を量産してどうするのよ。

これからの時代、大学に行くための勉強をしてどうするのよ!

専門性を学ばないと将来、飯は食えないよ。

昭和以来の普通科の見直しって・・・

もう遅いよね。

 

昭和以来の「普通科」見直し=特色重視で細分化-高校抜本改革が始動:時事ドットコム

 

中学卒業と同時に将来なりたい職を概ね決めておくべきだ。
そして高校ではその分野の専門を学ぶべきだと思う。

「13歳からのハローワーク」って本があるけど、それぐらいの年齢から将来の職を決めないと何も出来ない人として大学を卒業する事になる。

 

これって自己責任?

いや、国の教育システムの対応の遅れだと私は思う。

 

 

ロスジェネ世代の救済策を打ち出したが、これから社会に出る人も同じ境遇に陥ると思う

1993年から2004年ごろに卒業を迎えた世代は就職氷河期といわれ正社員になれない人が多かったいわゆるロスジェネ世代というやつだ。

私もそのロスジェネ世代。

2019年になって労働者不足問題の解決としてロスジェネ世代の活用プロジェクトが発足したわけだが、救済する対象はロスジェネ世代だけではない。

 

これから社会に出る人も、このロスジェネ世代と同じ境遇にあるのだと思う。
なんの専門性も持たない普通の人が普通の大学を卒業するという構図は1990年代から変わっておらず、目新しい教育改革もなかった。

学生は大学さえ出れば就職出来ると思っていただろう。

 

でも世界は刻一刻と変わっている。

 

先ほども述べたが事務職という職はない。
また、労働者は海を渡って日本へとやってくる。

 

日本の大学を出たから職があるという保証はないもない。

 

 

これって自己責任ではないよ、国の教育の誤りだと断言するよ。

ロスジェネ世代が生まれた原因は専門性を持たない人たちが大量に社会に放出されたからだと思う。

何も出来ない人達が景気の波に翻弄されて非正規社員となったり、引きこもりとなったりした。

手の職があり、専門性があれば社会で活躍出来たのに・・・

これは昭和の労働社会をそのまま引きずって平成の時代になっても改革をしなかったからなのだと思う。

だから社会に対して恨み節を思っているロスジェネ世代も多いし、ある意味、理解も出来る。

 

でも、これから社会に出る人もそうなんだよ。だから選挙に行こうよ。

ロスジェネ世代が本当に社会で活用されたとする。
じゃ俺たち若者世代の活用は?ってならないか?

今の若者も困窮しているだろうしさぁ。

 

でも、選挙の争点は年金だとか、消費税だとか目先のお金の事ばかりなのよね。

根本的な問題は貧困に陥らないためにどう教育をするのかが根っこなのだけれども。

この根っこが解決しないかぎり、税金はどんどん上がっていくのだと思う。

 

ではでは。