暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

セミが多い都会、アスファルトの下にはさらに沢山のセミの幼虫が!って想像したらゾッとなった。

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ベンチに座ってふと振り返ると・・・

キモッ!

1本の街路樹にいったい何匹とまっているんだよ!

おいおい一斉に飛び立ったりしないだろうな・・・

最近、こんな光景も珍しくないんだけどね。

 

でもふ化して成虫となって表れるセミってこれでもごく一部なんだよな。

セミの幼虫は街路樹などの木の根から栄養を吸って育つらしい。

当然、街路樹の下は土だけれど、伸びた根っこのほとんどはアスファルトの下って事。

道路や歩道の下にはセミの幼虫だらけ。

 

そして数年経った後、セミの幼虫たちはふ化するために地上を目指す。

しかも垂直に地上を目指すらしいんだ。

 

当然アスファルトでふさがれて地上に出る事は出来ない。

右往左往して地上を探すんだろうけど・・・

 

地上を探しているうちに

うぁ~ふ化しちゃう!ふ化しちゃう!

ってならないのだろうか。

 

そして、

ヤバい。ふ化しちゃった!

ってやつが身動きが取れずに地中で成仏するなんて事もあるのだろうか。

 

それとも地上に出ないとふ化しない?

それはそれでちょっと神秘的な生物の不思議でもあるのだが・・・

 

いやいやアスファルトの地中には中途半歩にふ化したセミ達が多数いる事を想像するとゾっとしる。

 

だって都会だとほとんどがアスファルトだし、土のある場所なんて面積でいうとごく少ない。

 

その少ない土の面積から無事にふ化したセミでさえ、こうも大量に発生しているのだから・・・

 

土の中でふ化しちゃったやつらの数はどんだけよ。

なんて想像するとちょっと気持ち悪し、悲しい。

 

今日、散歩していると川のコンクリート壁をよじ登って、ふ化中にお亡くなりになったセミを見つけた。

 

こいつはいったいどこから登ってきたのか?

まさか川の中から・・・

地上を目指して出てみたら川底だったって事?

まさか・・・

 

でも、何故川の壁をよじ登っているのだろう。

 

なんだかいろいろなセミの境遇が気になって・・・

この現代社会の都会において、地上を目指す事すら困難なセミの境遇が不憫でならない。

 

なんかセミの事をいろいろ考える今日この頃です。

ではでは。