アニメ「鬼滅の刃」第三話「錆兎と真菰」で描かれたエピソード。
狭霧山(さぎりやま)で修行をする竈門炭治郎の最終課題。
鬼殺隊の最終選別試験に行くには大岩を切らなければには行けない。
竈門炭治郎は錆兎と真菰に修行をつけてもらい、錆兎が初めて真剣を持って修行をした際。竈門炭治郎はついに錆兎の狐の面を切った。
と思ったら錆兎の姿は消え、錆兎の背後にあった大岩は真っ二つに切れていた。
そんなエピソードだが、奈良県柳生に同じようなエピソードがある岩が存在する。
鬼滅の刃のモチーフにもなったのだっとか・・・
それが奈良県柳生にある一刀岩。
これが一刀岩だ。
見事に真っ二つに割れている岩。
一刀岩。
その大きさ7m四方の巨岩。
一刀石、一刀岩と現地の観光案内にも表記のゆらぎがあるのだが。
この大きな岩は花崗岩ですが中央でみごとに割れている。
一説によると柳生新陰流の始祖、、柳生宗厳(石舟斎)が天狗を相手に剣の修業をしていて、天狗と思って切ったのがこの岩だったと伝えられている。
まるで刃物で切ったかのよう。
岩ってこんなに綺麗に割れるものなの・・・
あまりにきれいに割れている故、そんな伝説が語り継がれたのだろう。
一刀岩があるのは奈良県柳生天石立神社
国道369号線から狭い山道に入り、車で5分ほど。
ココが一刀岩のがある天石立神社。
鳥居をくぐると見えてきたのは大きな岩。
でもこれは一刀岩ではない。
天石立神社とはウィキペディアによると
戸岩山という小高い山の北麓、標高330メートルの山中に本殿を有たず、鎮座する巨岩を直接拝する形態をとる。『延喜式神名帳』に「天乃石立神社」と記載される式内小社で旧社格は村社。
社辺は戸岩谷と称し鬼滅の刃のモチーフとなったとされる「一刀石」をはじめとする巨岩、巨石が累々とする景勝地で、沢庵によって「柳生十景」の一に数えられ、「万年渓」と名付けられた。
この辺りには巨岩がたくさんあり、その岩を信仰の対象としているわけだ。
その神社の佇まいはなんとなく、鱗滝さんの家の近辺を彷彿とさせる雰囲気。
神社の奥を更に50mほど進む。
いかにも錆兎と真菰がいそうな雰囲気。
こりゃ天狗や鬼もいそうな・・・
で、見えてきたのが、先ほど紹介した一刀岩。
神社を進むこと100mほどの場所にある。
こんなにも山深い感じなんだけれど、一応は奈良市内なんですよね。
旧柳生藩家老屋敷を訪ねる。
柳生まで来たなら訪れたいのが旧柳生藩家老屋敷。
1971年にNHK大河ドラマ「春の坂道」で柳生但馬守宗矩の物語が放送され、そのゆかりの地として当時は訪れる人も多かったのだろう・・・
観光駐車場にはバス800円、普通車500円となっているものの・・・
国道369合繊にはバスも車もほとんど走っていない。
走っているのは地元の車か、ツーリングを楽しむバイクぐらいなものだった。
中村錦之助主演の大河ドラマ。
左は倍賞美津子。
どうでもよい話だが私が生れたのはこの大河ドラマの翌年、1972年である。
真冬だからですかね。
観光駐車場には私の車1台のみという。
なんとも寂しい。
駐車場の前の石垣の上に建っているのが旧柳生藩家老屋敷。
さて、ここが旧柳生藩家老屋敷。
拝観料は350円。
この日私が訪れた時には5人ほどの観光客がいるのみ。
こちらが屋敷も外観。
間取図はこんな感じです。
屋敷内は撮影OKとのことで、ゆっくりと堪能することができました。
それにしてもGoogleMapは苛酷な道ばかりをルートに選ぶなぁ。
車の半年点検を終え、ちょっとドライブでもと大阪から下道で柳生に向かったわけですが・・・
Google先生が示したルートが過酷すぎて・・・
車幅ギリギリの道ばかりを案内される。
せっかく車の定期点検で洗車してもらったばかりなのに・・・
しかも目的は国道沿のはずなんだけれど。
人気のない道ばかりをただひたすら進むことに。
このルート案内はどうにかならないのだろうか。
ってことで今日はこれまで。
ではでは・・・