どうやら鳩さんも花見を楽しんでいるようだ・・・
桜に囲まれるシロサギさん。
本日もコロナの影響で不要不急の外出自粛。
基本的には政府の要請を守りつつ、ちょっと外の空気を吸いに近くの川まで・・・
日本にはどれほどの桜の品種があるのかって細かく分けると600種類以上なのだとか。
とはいえ私たちが花見をしている桜のほとんどがソメイヨシノ。
日本国内の桜の8割がソメイヨシノなんですな。
ちなみにソメイヨシノは人工じゃないと増えないんです。
これまでソメイヨシノは1本の原木から、接ぎ木で増やされてきました。
いわゆるクローンというやつ。
種子から育った自然のソメイヨシノはこの世に存在しないのです。
なぜなら種子を作らない。
まれに種子を作ったとしても純粋なソメイヨシノとして育たないらしい。
違う桜になっちゃうってこと。
日本全国のソメイヨシノがすべてクローンで同じDNAなのだから・・・
一斉に咲いて、一斉に散る。
なんていう人も・・・
ふーん!ちょっとロマンチックだなぁ。
ということはソメイヨシノの始めの1本ってのがどこにあるはず?
いわゆる原木だ。
どうやら遺伝子分析での原木探しの結果。
なんと東京上野公園の桜が原木である可能性が高いとの調査結果。
ちなみに発見されたソメイヨシノの原木は上野公園の小松宮像の一角にある管理番号136番のソメイヨシノの原木っぽいのだとか。
えっ!奈良県吉野じゃないのかよ!
名前にヨシノって入っているからてっきり奈良県の吉野山由来の交配種だと思っていたのだが・・・
どうやらソメイヨシノは染井村(東京都豊島区)の伊藤伊兵衛政武(1667~1757年)が作出したという説が有力らしい。
その説が正しいならソメイヨシノの原木の樹齢は約270年ほどとなるはず。
しかしながら樹木医によると発見されたソメイヨシノの樹齢は概ね70~100年ほどなのだそうだ。
うむ、こりゃ矛盾をしているなぁ。
やはりソメイヨシノの原木ってロマンを追い求める幻のなのかなぁ・・・
これが発見されれば世紀の大発見なのですかね。
私の勝手な想像では、ソメイヨシノの原木は盆栽だったのではないかと・・・
そして今も、名の知れない盆栽愛好家が、それをソメイヨシノの原木だとは知らずに大切に育てている。
そんな妄想に思いをふけるのである。
それとも子供の頃に何気なく眺めている近所の古い桜の木が原木だったのかもしれない。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。