釣りタイトルでごめんなさい。
コロナと竹の花は全然科学的な因果関係はございません。
昨年のことです。
日本の転機ともいえる元号の変わり目であった4月~5月にかけ、全国各地で竹の花の目撃が相次いだことが様々なニュースが取り上げられましたが、私も含め、ほとんどの人が記憶になく、知らないことでしょう。
竹の花が開花したからなんなんだよ。
って感じなのですが、竹の花を見れること自体、非常に稀なこと。
竹は一生に一度しか開花せず、唯一、死ぬ直前に開花をするらしい。
で、この竹が花を咲かせると、不吉なことが起きるといわれる。
天変地異、自然災害などの前触れだとされる。
まさかぁ。単なる迷信だろ。
って感じなのですが、取り上げたエキサイトのニュース記事でも「少なくとも不吉なことが起きるわけではないのは確実なようだ。」
なんて書かれている。
とはいえ「不吉といわれる」にはそれなりに理由があったりする。
さすがに天変地異とまでは大袈裟だが、地域的な自然災害的なことは起こる理屈はあるのだ。
というのも竹は60年~120年ほどの寿命があり、最近では竹害といわれるほど、うっそうとした竹藪を作るわけですが、100年ほども竹藪が存在するとそこには竹藪を住みかとした生態系が生まれるのだとか。
まぁそりゃそうかもな。
で、その無数にある竹藪の竹、1本、1本が独立して育っているのでなく、地面の下の根っこはすべて繋がっているのだそうで、大きな竹藪事態が一つの命なのだと・・・
さて、60年~120年もの寿命がある竹が一生に一度、死ぬ間際に花を咲かすとなると・・・
竹藪すべての竹が花を咲かすのだそうで・・・
その後、竹藪すべての竹が枯れるのだとか。
竹藪消滅です。
近代の日本では竹藪が消滅したとてそれほど害はないのでしょうけど・・・
昔の日本では困ったことが起こったようで・・・
隠れ場所を失ったバッタなどの昆虫類を求めてネズミが大量発生しただとか。
そのネズミを求めてカラスなどが大量に集まってきて気味が悪いだと。
生態系が変わり、何とも以前とは違う奇妙なことが起こるのだとか。
そんなことを昭和初期に書かれた本で読んだことがある。
はぁなるほどなぁ。
ありえるかもしれないなぁと。
不吉なことが起こるというよりも、気味の悪い現象が次々と起こるということなのだろう。
ゆえに竹の花が咲くと不吉だといわれているのかもしれない。
で、昨年5月にその竹の花が多数目撃されたわけだが・・・
1年後、日本はコロナで大変なことになっている。
もちろん因果関係は全くないのだけれど。
そういう迷信が好きなのだから仕方がない。
アマビエと同じ理屈なんだよな。
で、とりあえず今日の散歩写真です。
まちぶら撮影におすすめのRICOH GRⅢ。
外出自粛なのでいつものご近所散歩写真です。
現像時にいろいろ補正を行うのですが、結局撮影した初期値に戻ってしまうんですよね。
こちらはRICOH GRⅢで撮影したものではないのですが、見上げると猛禽類っぽい鳥が獲物を探しているようで・・・こりゃなんちゅう鳥なんだ。
ってことで今日はこれまで。
明日から仕事なのでGW最後の夜をのんびり味わいたいと思います。
ではでは。