さて、大阪府八尾市神立と奈良県生駒郡平群町福貴畑との境にある十三峠。
昼間はハイキングに訪れる人も多く、鳥のさえずりなどが心地良い場所なのだが・・・
夜は夜景の名スポットとしても有名だからか、あることないこといろいろな噂が絶えない場所でもあったりする。
夜景が見える駐車場にはハイキング者用の小さな公衆便所があるのだが、ここで女性の霊を見たという噂も多い。
十三峠といえば車の交通量もそれなり多く、ヒルクライムを楽しむロードバイクの人も多い場所なのでひっそりとしたイメージはあまりない。
そんな十三峠のてっぺんには車道用のトンネルがあるのだけれど、実はその脇にもうひとつ小さなトンネルがある。
ハイキングコースへと向かう道のトンネルで徒歩でしか通れないトンネル。
しかも駐車場から歩いてすぐの場所。
トンネルの上には信貴スカイラインが走っている。
そんなトンネルに無数の霊がいついているという噂。
峠の駐車場に車を停めて、「さぁこれからハイキングをしようぜ!」
ってテンションでこのひっそりとしたトンネルを通っても、全然怖くもなんともないのだが・・・
さすがにわざわざ夜に来る気はしない。
でもこの落書きの多さを見ると、肝試しなんかで訪れる若者が多い印象。
やはり、信貴生駒スカイラインで起きた多くのバイク事故、走り屋の事故から心霊スポットとしていろいろな噂がたつのだろう。
トンネルを訪れて駐車場に戻ると女性が車の下に張り付いていたなんて話もある。
見える人には見えるかなぁ。
ほんまかいな~。
ただちょっと気になることがあって。
この辺り、凄く携帯の電波が悪い。
大阪、奈良間を行きかう生活道路として決して辺鄙な場所でもないのに、何故だかこの辺りだけ、3G回線になり、ネットが全然つながらないのだ。
この場所よりもっと山奥でも電波が繋がるのに、この辺りだけ電波が不安定ということに違和感を感じるのだ。
またまたぁ。それが霊とどういう関係があるのよ。
って感じなのですが。
なんかそんな些細な現象もいろいろな霊的な噂のネタになっているのかもしれない。
私は霊とかあまり感じないけど、民俗学的なその土地に憑いているものとか、迷信みたいなものが大好物だったりします。