暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

日露戦争の戦利品としてロシア製の大砲が奉納されている奈良県葛城市の笛吹神社

笛吹神社

笛吹神社

笛吹神社

奈良県葛城市にある笛吹神社。
笛吹って変わった名前。
正式には葛木坐火雷神社(かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)。
って覚えられるかよ!
ってことで通称、笛吹神社と呼ばれている。
火の神、笛の神、音楽の神なのだそう。

鳥居の色が朱色じゃないのが気になる。
なんで白色?
もしかして笛の色?
どうなんだろう。

この神社に祀られているお方は天香山命(あめのかぐやまのみこと)。
天香山命(あめのかぐやまのみこと)は天照大神が天の岩戸に閉じこもった際、天香山の土を掘って鏡を作り、竹で笛を作って吹き鳴らした。
と古事記にある物語。
古代、王朝の笛師をつとめた笛吹連がこの地に居住したらしい。

だから笛吹神社か。
なるほど。

笛吹神社

笛吹神社

鳥居をくぐると、緑が美しい階段。
階段の両脇にならぶ灯篭に目が行くと。

笛吹神社

鹿の姿が彫刻されている。

さて、階段を上ると・・・
意外なものが・・・

笛吹神社

笛吹神社

笛吹神社

笛吹神社

笛吹神社

笛吹神社

笛吹神社

この大砲は日露戦争の記念として明治42年6月に政府より当神社へ奉献されたロシア製の加農攻守城砲というものらしい。

大砲を奉納するって珍しいなぁ。
で、加農攻守城砲って何よ・・・

ん?
「加農」って「カノン」ってことかよ!
ようするに「カノン砲」のことなのか。

なるほどなぁ。
「カノン砲」って日本語にすると「加農攻守城砲」っていうのか。

ふーん、こりゃ知らなんだわ。

笛吹神社

笛吹神社

笛吹神社

なんか天空の城ラピュタっぽい情景。
ひっそりと佇む古い巨砲、実は人類最終兵器・・・
古の呪文を唱えると高出力ビームキャノンとして起動したりして・・・
それが呪文じゃなくて、古の笛の音。
笛吹連に伝わる、古い笛の音だったりして
って妄想膨らみすぎだわ。

笛吹神社

笛吹神社

笛吹神社

笛吹神社

いや~なんか前を通った時に変わった鳥居だなぁと思って。
ちょっと寄ってみるかなぁって感じで参拝したのですが・・・
まさかカノン砲があるとは。

ちょっと呼ばれたような気がした。

ちなみに奈良県には戦艦大和ゆかりの神社なんてのもあったりします。

www.smilejapan.jp

ってことで今日はこれまで。
ではでは。