柳田国男の遠野物語。
これまで食わず嫌いで長い人生いつかは必ず読むだろうということで、遠野物語を古事記や日本書紀と同等の扱いをしてきた私であるが・・・
読み始めると止まらない。
それほど面白いのかというと・・・
面白いという感覚とは違う。
現代語訳で読むよりも断然原文の方が面白い。(いや面白いんじゃないんだ)
現代語訳で読んでも魂は遠野には飛ばないけれど、原文だと魂が遠野へと飛ぶ。
三島由紀夫がこの遠野物語を「ここには幾多の怖ろしい話が語られている。これ以上はないほど簡潔に、真実の刃物が無造作に抜き身で置かれている」と評したらしいが・・・
よくそんな言葉が思いついたものだ。
この物語の感想を書くのは難しいなぁ。
まぁそれも感想ちゃ感想なのかもね。
まぁそういう物語です。
ではでは。