さて、今日もいい天気。
ってことでバイクでツーリング。
とりあえず国道168号線で奈良県十津川まで行こうかなぁ。
なんて思って家を出たのだが・・・
見上げたら太陽の周りにハロが出ていた。
こりゃ暑くなりそうだ。
っていうかすでに暑い。
十津川まで行ってもなぁ。
もう何度も行っているし。
近場で済ませようかなぁ。
意外に近場の西吉野ってあまり知らないしぁ。
なんて考えながら168号を走っていると・・・
前方にハコスカの集団が・・・
「うわぁ、えらいシビアな車で吉野に行くもんだ!まさか十津川超えたりするのかぁ。」
なんて思ったりした。
とりあえず家を出たのが遅かったので近場の西吉野で国鉄五新線跡を巡り、映画「萌(もえ)の朱雀(すざく)」のロケ記念碑なんかを巡ってみようと思う。
国鉄五新線跡
賀名生の梅林近くで脇道へ。
国道168号線は賑やかだが、ちょっと道を外れると車通りがほとんどなく、遠くでバイクのエンジン音が轟いている感じ。
こちらが萌の朱雀で尾野 真千子が学校に通うバス停。
ちなみに尾野 真千子はロケハンのため同村を訪れていた河瀬直美が、当時地元の中学生で学校の下駄箱を掃除中だった尾野真千子に声をかけ、主演に抜擢したらしい。
凄い偶然のエピソードだこと。
こちらは国鉄五新線が通る予定だったトンネル。
國村 隼が通った暗がりのトンネルはこのトンネルなのかぁ。
こちらは映画で何度も映っているトンネル。
国鉄五新線跡。
「萌えの朱雀」ロケ現場記念碑
さて、続いて向かうのは國村 隼と尾野 真千子の家族が住んでいた家。
って映画の話ですからね。
なんだかそこにロケ記念碑があるのだそうで・・・
県道49号線勢井宗川野線を走る。
萌の朱雀記念碑の案内看板発見!
おっと、これを登って行くのかぁ。
道路脇にある案内地図を確認してみると、どうやら標高600mの場所に萌えの朱雀の記念碑があるらしい。
■道狭く傾斜。急カーブ多い。
■危険!ガードレールの下は崖。
だとぉ。
こりゃかなりの酷道らしい。
で、進むんで見るとかなりの酷道。
ガードレールのない場所も多いし・・・
ハンドル操作を誤ったら、崖下に真っ逆さまだわ。
かなりきりだった山と谷。
こんなきりっだった山にも民家があるもんなんだぁ。
まるでポツンと一軒家って感じ。
いやほんとこんな崖っぷちに家があるもんだ。
ぜんぜん車通りのない道をひたすら走る。
あと200mで目的地なんだが・・・
はて、左か右か・・・
どうやら右の道が正解。
っていうかこの簡素な案内板。
何を意味しているのはまったく分からん。
あったぁ~!
萌えの朱雀の記念碑ぃ~!
ここまで出会った車は地元の軽トラ一台だけだよぉ。
うぉ~。まさに映画で見た家だわ。
そのままなんだなぁ。
で、こちらが記念碑。
「萌の朱雀」撮影地記念碑
「萌の朱雀」河瀬直美監督が1997年の第50回カンヌ映画祭で新人監督賞を史上最年少日本人で初めて受賞した作品です。
日本人の原風景を世界に知らしめ歴史に名を残す作品がここから誕生しました。
この地「平雄」が河瀬直美監督作品「萌の朱雀」のロケ現場になったことを記念し、そしてふるさとが栄えゆくことを祈念し、此処に碑を建立いたします。
こちらがこの家から家族が眺めていた光景。
まさに山の形とか一緒だわ。
にしてもよくこんな山深い場所にロケ地を見つけたものだわ。
西吉野桜温泉へ。
五條から国道168号線を進むを西吉野桜温泉というのぼりを目にする。
あまりにも吉野の手前過ぎていつもはスルーすのだが・・・
この日は西吉野で遊んでいたので、ちょっと寄ってみることに。
で、来てみたら、行きしに遭遇したハコスカ集団がいた。
あらまぁここに来てたのねぇ。
ここいいねぇ。
めちゃきれい。
って浴室に全然人がおらん。
やっぱり手前過ぎて人がおらんのやろかぁ。
入銭料が休日は1000円とちょっと高いけど・・・
食事する場所も雰囲気あるし。
ってことでざるそばをいただく。
2階には大きな休憩室も。
こりゃ女性にもいい感じじゃない。
でも、こんな吉野の入り口なんだけど・・・
ケータイの電波が・・・圏外・・・・
まじかよ・・・・
ってことで今日はこれまで。
ではでは。
国鉄五新線って何なの?
って方はこちら