今週は大阪都構想の賛否で大阪市内が騒がしい1週間だったわ。
大阪市の税金が大阪府に吸収されるとか、住民サービスが低下するとか・・・
で、かたや「府市あわせ」として二重行政の無駄をなくすとか・・・
ちょっと目先のローカルな論点ばかりじゃない?
なんて思ったり・・・
まぁ私は市内の人間じゃないけど、大阪に住んでいるものとして思うのだけどね。
もう大阪って住民が望む望まざる関係なしに世界の大阪になっちゃってんるんだと思うんだ。
世界の人達が大阪に目をつけちゃったんだよ。
幸か不幸か私たちが築いてきた大阪文化に投資をする価値があると・・・
だから時すでに遅し、世界に目をつけられた大阪は今後どうなるべきか・・・
それが今回の都構想のテーマだと勝手に思っているんだけど。
大阪都になって世界の大阪として、万博を開催し、IR事業誘致で世界的な大都市となるか。
それとも大阪市のママでローカル都市となるのか。
大阪都になったら、世界の大阪として都市開発が進み、なんか大阪らしいものが薄まっていくような気がするし。
で、大阪市のママだと、微妙な開発が世界に受けてさらに大阪が注目されるかもしれない。
ただ、言いたいのはいつまでもローカル感覚でいるのはどうかと。
大阪に住むものとして、私自身、すごくローカルな感覚はあるのだが・・・
住民サービスがどうのかとか、税金の無駄遣いだとか・・・
大阪に住む人間にとってはとても重要な事なんだけど・・・
望む、望まず、もうすでに日本の中の大阪という都市ビジョンから、世界の中の大阪という都市ビジョンを大阪住民も描く必要があるのかなぁと漠然と思う今日この頃。
これが維新と自民党の違いなのかなぁ。
維新は世界の中の大阪を意識しているのだろうけど・・・
世界の中で大阪はどうあるべきか・・・
なんて感覚は私にはなかったのだが・・・
今日、ちょっと遅ればせながら日本の中の大阪という感覚から世界の中の大阪という感覚が芽生えたので書いておく。
ではでは。