暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

サービス精神が旺盛な飲み会嫌いのおっさんのつぶやき。サービス精神が飲み会の負の連鎖を作るって話。

オッサンって飲み会好き。
いやもしかして飲み会好きに見えるだけで、本当は飲み会嫌いなのかもしれん。

そう考えるのは私自身、飲み会は嫌いなんだけどサービス精神で盛り上げちゃうタイプの人間であるから。

そういう人って案外私だけではないのかも・・・
そう思ってみた今日この頃。

飲み会嫌いというだけでなく、夜の外食が好きではない。
出来れば家に早く帰って、家族と一緒に家飲みを楽しみたい。
だからといって家族となら夜の外食に行くのかというと・・・
外で飲むと帰るのが億劫になるので、出来れば家で飲みたい。
そう考えているおっさんなのだが・・・

まぁ社会人として、それなりの付き合いもあり、たまには新入社員歓迎会とか、たまの忘年会もどき的なものに呼ばれることがある。

せっかく誘われたのでってことで飲み会に行くわけだが・・・
新入社員歓迎会とかって、初めは新入社員に話題が行くのだが、宴もたけなわになると、新入社員である女子社員がボッチになるってこともままある。

そういうのに気が付いてしまうと、私は盛り上がって場から席を立ち、その新入社員の女子社員の元へと・・・

話相手にでもなれればと思って、趣味は?とか、休日の過ごし方は?とか。
リクルートの取材のような質問から、なんとか盛り上がりポイントを見出そうと努力をするわけであるが・・・

きっと彼女も早く帰りたいんだろうけど。
そのような気分は微塵も見せずに、私の会話の相手をしている。

さて、私は彼女と会話をするよりも早く家族の元に帰りたい。
そして彼女もきっと早く帰りたいに違いない。

だったらこの会話はお互いにとって茶番のようなもの。

これってお互いにとって不幸だよね。
多分彼女はおっさんが気分よくいろいろ私のことを訪ねてくるんだけど。
そう捉えているのだろうし。

私はイヤイヤ来たのだとしてもせっかくなので楽しんでもらえればとボッチになる人を防ごうと、この宴会をずっと俯瞰で眺めているんだ。

そしてボッチの人のフォローに入るという。
おっさんの勝手なサービス精神なのである。

これって飲み会の負の連鎖だわ。

互いに求めてないのにも関わらず、余計なおせっかいというもの。

もうボッチの人を見つけてもフォローをせず、私もボッチの世界に浸ろう。
おっさんのそのサービス精神はサービスではないのだ。

だったら無理にサービスをする必要はあるまい。
おっさんも愛する家族とのLINEに没頭していれば新入社員も誰かとのLINEに没頭できるというもの。

ではでは、飲み会とはいったい何なんだ。
結局は誰も得るものがないということになるわけで。

互いにしんどい時間を過ごすことになるのだ。

私がまだ若い頃、飲み会のお座敷で座布団をどれだけ回せるかですごくその場を沸かせた先輩が、帰り際にボソッと、「つらいわぁ」って言ったことを今でも覚えている。

「えっさっきまで座布団回して、テンションMAXで喜んでたのに~!」

ああ、先輩も飲み会嫌いなんだろうなぁ。でもサービス精神があるから、やっちゃうんだろうなぁ。

なんて思いだした今日この頃。

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で、今日響いた言葉。
お寺さんらしくない一言。
たまにはこんな俗っぽさもクスっと笑えていいよね。
まぁこれはこれで、悟りなのかもしれん。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。