コロナ禍の中でインフルエンザの感染者数が例年の100分の1以下だというニュースに対して、テレビのコメンテーターが、海外との往来が限定され、手洗い、うがい、マスクの着用を国民が徹底しているからだと。
国民はがんばって感染予防をしている証拠ですよ。
なんて言葉で締めくくられて別の議論へと話が移ったりしますが・・・
ちょっと待って!
手洗い、うがい、マスクの着用を国民が徹底してインフルエンザは抑え込めるのに・・・
なんで真冬のコロナは収まらないの・・・
って素朴な疑問。
そりゃ、居酒屋や会食の場でマスクもせずにワァーギャー騒ぐ人がまだまだいるからじゃないの?
いやいやだったらインフルエンザだけが100分の1以下に収まるのはおかしくない?
徹底した手洗い、うがい、マスクの着用で真冬のインフルエンザを抑えられるが、真冬のコロナが収まらないのは、手洗い、うがい、マスクの着用だけではダメっていうことじゃないの。
でないと、インフルエンザが減少して、コロナが減少しない理由が分からない。
インフルエンザよりも感染力が強い新型コロナはマスク着用でも感染リスクが高いということでは・・・
分科会の尾身茂会長は急所は飲食・会食が感染の中心だというが・・・
あくまで震源地はそれであろうが、震源地の急所を叩いているだけではダメだな。
国民はほぼほぼ飲食・会食を避けているにも関わらず、感染の拡大が止まらない。
大阪は11月27日からお酒を提供するお店の9時までの時短要請を発出しているにも関わらず、本日560人の感染と過去最多となった。
一日の感染者数の数字で感染拡大と判断するのはいかがなものかという大阪府関係者の意見もあるが、週末に向けて感染者数が多くなる傾向は周知こと。
今日まだ水曜日だよ。
木曜日、金曜日、土曜日と600人、700人と約2週間遅れで東京の数字に近づくことが予想される。
結局、飲食、会食の時短では感染拡大は止められないと見るべきなんだろう。
で、明日、政府は緊急事態宣言の内容を発表するわけだけど・・・
飲食店への時短営業とイベントの人数制限ぐらいの規制でとどめるようだけど。
それだけじゃ、インフルエンザは抑えても、コロナは収まらないと見るべきなんじゃないかなぁ。
経済を回しながらコロナ感染を抑えるのならば・・・
マスク着用の会話でも感染リスクが高いとアピールすべきなんじゃない。
だってこれだけインフルエンザが少ないのにコロナだけが増えるっておかしいじゃない。
もう、手洗い、うがい、マスクだけではダメだといえばどうだろう。
4人以上の会食は控えるとかいうからややこしいんであって・・・
シンプルにマスクを着用しての会話もリスクが高いって言っちゃえば。
そしたら国民の行動もかなり変わるのでは?
っていうか国会議員の会食も減るかもね。
で、またそのエビデンスは?
ってわざわざ横文字でいう人もいるのだろうけど・・・
その根拠はない。
が・・・
インフルエンザが抑えられて、コロナが抑えられないという事実から考察すると、そうなるのかな。ということ。
ドイツしかり、イギリスしかりで、人の移動を制限し、会話をさせないというのがコロナを封じ込める策なのだろうと思う今日この頃です。
ではでは。