暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

奈良県大和郡山市の歴史探訪。郡山城を築城した豊臣秀長だが、石材が採れない奈良で石垣づくりに苦労した。

奈良県郡山城

奈良県郡山城

さてさて、今日は奈良県大和郡山市の歴史探訪。
この週末は近畿地方にも寒気が訪れめちゃくちゃ寒いんで近場で楽しむ。
天候もいまいちだしね。ちらちらと雪降っているし。

ってことで、こちらは郡山城の追手向櫓。

奈良県郡山城

奈良県追手門

で、こちらが追手門。
豊臣秀長が郡山城を築城した当時に近い形で昭和58年に復元された。

旧奈良県立図書館

奈良県郡山城城止会館

奈良県郡山城城止会館

明治41年に建てられたもので、そもそもは興福寺近くにあった奈良県立図書館だったのだが、昭和45年に郡山城跡に移築され、県の有形文化財として保存されている。

あの東京駅を設計した辰野金吾、片岡安が設計した奈良ホテルにも似てるのだが、この建物の設計は地元の建築家、橋本卯兵衛のもの。
橿原市今井町の「今井まちなみ交流センター」も彼が設計した建物だそうな。

奈良県郡山城城止会館

窓のフレームが特徴的だわ。

奈良県郡山城城止会館

奈良県立図書館は日露戦争の戦勝を記念して、奈良公園内に建てられたとの事。
戦争に勝って、図書館が建つってどういう理屈なんだ。
それだけ国が戦利品で大儲けしたってことなのか。

奈良県郡山城城止会館

土・日・祝は建物内の見学が無料で出来るのでちょっと入ってみると、ボランティアの方なのかな。
丁寧に建物の特徴や郡山城の歴史を案内してくれるのでとても参考になった。
郡山城を訪れた際はここに寄って、郡山城の歴史やこれまでの研究成果を知るとより面白いぞ。

奈良県郡山城城止会館

残念ながら2階は老朽化のため見学は出来ないのだが・・・

奈良県郡山城城止会館

なんと少しだけならと案内をしていただけた。

奈良県郡山城城止会館

奈良県郡山城城止会館

奈良県郡山城城止会館

老朽化しているとの事だが、修繕、改修の予定はないのだとか。
いやいやそりゃもったいないわぁ。
せっかく移築までしたのに。

郡山城跡の石垣

奈良県郡山城跡

で、こちらが郡山城跡の石垣。

奈良県郡山城跡

見てよ、この小さい石がぎっしりと詰まった石垣。
これが郡山城の石垣の特徴。

奈良県郡山城跡

豊臣秀吉の弟、豊臣秀長はこの地を100万石に相応しい大規模なものにするため、堅牢な城郭と城下町の整備を急いだ。
現奈良市、平城京辺りで商売をすることを禁じ、すべての商人を郡山城下町に集めたのだとか。
地租免除や商売上の特権を与え、箱本制度という自治組織を作り、箱本十三町という城下町通りを整備。

だが、城の石垣づくりで苦労したそうで、奈良では石材が採れなく、墓石や石仏などが石垣に使用をされている。

奈良県郡山城跡

こちらは石垣に使用された地蔵がさかさまに積み込まれたもの。

奈良県郡山城跡

奈良県郡山城跡

隙間から覗いてみると確かに地蔵がさかさまに積まれている。

奈良県郡山城跡

綺麗に整った2つの石は平城京羅城門の石を転用されたもの。
このように郡山城の城壁は転用石の宝庫なのだ。
石臼や五輪塔、墓石など、お地蔵様も約200基ほど転用されているのだとか。
そのため毎年、お城まつりの際には法要が行われている。
墓石や地蔵を石垣にしてもなお豊臣秀長はこの城の築城にこだわったんですね。
見栄っ張りだったのかな。

奈良県郡山城跡

見てよ。こんな小さな石までぶっこんでるし。
ちなみにこの石垣は平成25年に崩れたらしい。
そのため、石垣を解体し、4年がかりで修復、復元をしたそうな。

奈良県郡山城跡

その改修の時の研究で新たになったのが、支柱の跡を調べると、どうやら京都の二条城と同じの作りではなかったという事。

ほほん、そりゃ結構デカいね。
残念ながらお城の設計図は残っておらず、どのような城が建っていたかの詳細は不明なのだとか・・・

たぶんこんな城だったんだろうね。
って感じで復元するお金があったとしても、文化庁の許可が下りないんだろうね。
なんてガイドの人と話をしていた。

奈良県郡山城跡

奈良県郡山城跡

 

城下町散策

奈良県郡山城跡

奈良県郡山城跡

奈良県郡山城跡

この盆栽凄いよね。
こりゃいったいなんの実なんだろうか。

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

金魚の品種が看板になっている。
コメットとかリュウキンとか・・・

奈良県大和郡山市

ぼちぼち腹が減ったので郡山城の城下町のお店で食事。
鶴田昆布店の「うどんとこんぶ」というお店。

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

入ってみるとほぼ満席。
昆布のお店だけあってダシが超美味い。
シンプルなんだけど、関西風のうどんを味わうお店も少なくなってきたので・・・
で、このお店のダシは他の店とも差別化もできてるし、この味を求めて来る人もいるのかも。

 

再び歴史散策、豊臣秀長のお墓へ。

龍華山 永慶寺

龍華山 永慶寺

さてさて、お腹も満たされて続いてやってきたのは龍華山 永慶寺。

龍華山 永慶寺

この永慶寺の山門は豊臣秀長時代に築かれた郡山城の南御門だったそうな。
当時の郡山城の遺構として唯一残る建造物。
郡山城は再建の動きもあったそうなのだが、明治時代に断念し、パーツごとに売り払われたそうな。
その当時に移築されたものなのかな。

龍華山 永慶寺

で、こちらが龍華山 永慶寺。

 

大納言塚

大納言塚

大納言塚

続いてやってきたのは大納言塚。
豊臣秀長のお墓。

大納言塚

大納言塚

何やら砂を流すことで願い事が叶うらしい。

大納言塚

この蓋を開けると・・・

大納言塚

ここに砂を三回流して願い事をすると叶うとの事。

 

 

金魚の町を散策

奈良県大和郡山市

続いて金魚田が広がるエリアへ。

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

池の上に建つ住宅ってのも全国的に珍しいのではないだろうか。

奈良県大和郡山市

金魚田を通る近鉄橿原線。

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

しばし近鉄線を撮影。

奈良県大和郡山市

ほほん、こんな場所によさげな銭湯があるなぁ。
入浴料440円か。
今度一度訪ねてみようかなぁ。

奈良県大和郡山市

奈良県大和郡山市

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奈良県郡山市を後にし、斑鳩町、法隆寺付近にて。
なんか太陽の日差しが綺麗だなぁと撮影するものの、強風でめちゃ寒いし、手持ち撮影でピントがいまいちなんだけど。
まぁいいか。

ってそんなことで今日はこれまで。
ではでは。