奈良で梅林と言えば関西屈指の梅林、国名勝指定・県立自然公園の月ヶ瀬梅渓
奈良で梅林と言えば、とにかくここ、月ケ瀬渓谷。
1万本以上の梅が植えられ、梅林の観光地として歴史のある場所。
「吉野葛」で有名なかの文豪、谷崎潤一郎いわく。
「名所というものはいってみると、さほどでもないところが多い。
けれど昔から吉野と並び称されている月ヶ瀬の梅ばかりは、まことにその名にそむかない。」
いやまさにそうだわ。
月ケ瀬梅渓の一目八景の抜け感はなかなかのもの。
月ケ瀬梅渓の何がいいかというと、茶屋や食事処が沢山あるってこと。
梅林を楽しみながら、観光地ならではの賑わいを楽しめる。
梅林のエリアが広く、ハイキング並みに歩くのですが、エリアごとに茶屋や食事処、屋台があり、写真撮影目的ではなくとも歩いてお店を眺めるだけでも十分に楽しめる。
食事処の中にはぼたん鍋屋なんてのもあるのだが・・・
アユの塩焼き、焼きタケノコ、草餅、おでんなどの屋台もあり、食べ歩きなども楽しめる。
しかしながら、駐車場から梅渓へと向かうにはまず、このつづら折りの山道を登る必要があるんだな。
で、もう一つの問題が駐車場待ちの渋滞。
11時頃には駐車場が満車になるので、周辺道路は大渋滞。
なるべく朝早くに行かないとこの渋滞に巻き込ませることになる。
まぁそれだけ多くの人が訪れる絶景スポットだという事だわ。
梅の花が咲き誇る里山をのんびり散策、賀名生梅林(あのうばいりん)
奈良県五條市西吉野町にある賀名生の梅林。
梅の数は約2万本で、桜の吉野山になぞられ一目千本、見返り千本、奥の千本などの名が付けられている。
写真の通り、山里の坂道を歩くので少々体力が必要。
里山には食事処が1件だけなので、お弁当などを持っていくのがいいかも。
ちなみに駐車場近くの皇居跡の古民家レストランがあるので、昼食はこちらで済ますことも可能。
奈良県の三大梅林の3つ目、広橋梅林
かなりの急こう配の山に咲き誇る梅林。
切り立った斜面に集落があり、その斜面に約5000本の梅の木が植えられている。
その斜面の梅の花を俯瞰で撮影したいところだが、なかなか俯瞰で撮影できる場所がない。
やはり月ケ瀬梅渓や賀名生梅林と比べると少々物足らない感じは否めないかなぁ。
まとめ
奈良県で梅林を楽しむなら、まずは月ケ瀬梅渓がお勧め。
人気スポットなだけに駐車場の渋滞が難点だけど、梅の絶景、観光地の賑わい、食べ歩きなど子供から大人までファミリーで楽しめるのがいい。
ハイキング気分も楽しめるのでカップルにもお勧めかな。
またちょっと里山の静かな景色をのんびり楽しみたいという方には賀名生梅林がお勧め。
日本の原風景を楽しめ、それなりに運動量も必要な場所。
お年をいった方には少々大変な坂道なので歩き回るのは厳しいかも。
月ケ瀬のような大混雑もないのでゆったりのんびり派はこっちかな。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。