さてさて、奈良県宇陀市にある又兵衛桜が満開とのことなので行ってきた。
これで3年連続なんだな。
しかし年々人が増えている気がするなぁ。
観光バスとかも停まっているし。
いや~今年も見事だこと。
この桜の由来ですが、本当の桜の名称は「本郷の瀧桜」と呼ばれているそうな。
この地にはかつて戦国武将として活躍した後藤又兵衛がこの地に落ちのび、僧侶となり一生を終えたという伝説が残っていて、この枝垂れ桜は後藤家の屋敷跡にあることから地元では「又兵衛桜」と呼ばれているんだと。
樹齢300年とも言われ、その高さ13mという存在感のある桜なのである。
桜が見頃の頃になると、数軒の屋台なんかも出て、草団子を食べながらお花見が出来る。
ちなみに私はお団子よりも串こんにゃくなのである。
さてさてこんにゃくで少しお腹を満たすのだが、これからどうする?
ってなっちゃうんだよな。
なにせ又兵衛桜以外に見るものがないんだよな。ここ。
30分程度、又兵衛桜を眺めて写真を撮るともう満足ってなっちゃう。
お昼ご飯でも食べに行くか。
っていっても近所にお食事処もないんだよな。
だって普通の田舎の集落だからね。
で、みんな同じことを考えるのだろう。
ここから車で5分程度の道の駅「宇陀路大宇陀」が大混雑。
第2駐車場まで満車の状態だわ。
おいおい今日は平日だよな。
えらいことになってるじゃないか。
もう道の駅はあきらめる。
で、次はちょっと地味な桜スポットに向かうかな~。
GoogleMapのナビ通りに車を走らせていると・・・
まさかの旧伊勢本街道という険しい山の道路へ。
この先の集落に目的の桜の木があるっぽい。
こちらがその目的の「諸木野の桜」と呼ばれる桜なんだけど・・・
ぜんぜん咲いてねぇ。
っていうかまだツボミ。
このスポットは手前の田んぼに水がはられて、桜のリフレクションが綺麗なスポット。
気になる人は「諸木野の桜」で検索してみてよ。
夜桜の幻想的な写真がヒットすると思うから・・・
それにしてもこんな山の上の小さな集落の桜スポットを見つけた人って凄いな。
道路沿いならまだ分かるけど、完全に集落の中にある桜なんだよね。
しかもここ、集落があるのに携帯が圏外なんだわ。
いやいや桜のシーズンも佳境を迎えておりますな。
いよいよ今週末あたりが吉野の桜の見頃となるのかな。
桜のシーズンが終わると、いよいよ私の大好きな新緑の季節。
カエデの葉も小さく広がり始めましたよっと。
っていう事で今日はこれまで。
ではでは。