さてさて、今日は一日薄曇りという事で、こんな日にカメラを持って出かけても面白い写真は撮れないだろうなぁなんて思ってベランダに出てみたら風がない。
全く風が吹いていない。
おや、こういう日に龍王ヶ淵に行くとしっとりとしたリフレクションの写真が撮れるのかも・・・
そう思って龍王ヶ淵へとやってきた。
風もなくリフレクションは完璧なんだけど、何度も撮影に訪れているのでもう撮り飽きた感があったりするんだな。
ならばちょっと趣向を変えて、縦構図縛りでの撮影にチャレンジ。
この場所での縦構図は撮ったことがなく、また私自身縦構図に苦手意識がある。
う~ん、縦構図のレイアウトって難しいなぁ。
自分でも何をどう撮りたいのか分からないままなんだよね。
で、リフレクションをメインに写真撮影をしていた方がいたので私もチャレンジしてみたがイマイチだったわ。
初夏の昆虫でも撮影できればとも思っていたのだが、これといったシチュエーションのチャンスに恵まれず龍王ヶ淵での撮影を終了。
さて、続いてやってきたのは龍王ヶ淵から車で約10分程度の場所。
天然記念物である向渕のスズラン群落地。
スズラン群落地まで50mという場所に小さな駐車場があるんだけどここまで来る道がかなり凸凹なので要注意。
あまり荒れた道を走りたくないという方は幹線道路沿いの駐車場から歩いて700m。
こちらがスズラン群生地。
スズランはこちらの約100坪ほどの一エリアにしか群生していないみたい。
スズランの花がこれほど小さく可愛らしいとは知らなんだ。
葉っぱの大きさと比べるとほんと豆粒ほどの花の大きさなんだな。
こりゃ望遠ズームじゃないと撮影できないわけだわ。
で、最後は大野寺の前にある摩崖仏。
宇陀川の美しい流れと共に、対岸の岸壁に刻まれた高さ約14mの巨大な弥勒磨崖仏。
この弥勒磨崖仏は、笠置寺の磨崖仏を模して造られたといわれ、
大野寺は、白鳳9年(681)役小角が開基したとも伝えられている。
大野寺のしだれ桜越しの摩崖仏が撮影スポットとして地元の写真愛好家の人気スポット。
この摩崖仏、1993年から6年かけて保存修理がなされたんだけど、800年以上も前にこの摩崖仏が掘られた制作期間はわずは9日だったと言い伝えられている。
いったいどれほどの人数で作業すれば9日間で掘り終わるのだろうか。
そんなことを思いながら摩崖仏を眺めていた。
ってことで今日はこれまで
ではでは。