さてさて、今日は収穫まじかとなった奈良県明日香村へ。
黄金色に染まる田畑を眺めると頭に浮かんでくるのは「実りの秋。収穫祭。」
ここ明日香村で生産されているお米の種類は「ヒノヒカリ」
東日本エリアの方にはなじみがないお米かもしれない。
日本で生産されているお米の種類は圧倒的に「コシヒカリ」が多く、その次が「ひとめぼれ」、次いで第三位が「ヒノヒカリ」なんですな。
西日本を中心に生産されているお米なんです。
そんな実り秋、大地の恵みに感謝をする季節なんですが、世の中の話題は明日の安部さんの国葬ばかりですな。
約2か月前、奈良県大和八木駅に献花に訪れる人が後を絶たない状況をテレビで見ながら、そんなに~!なんて思っていた。
だってコロナ過初期には結構な数の安部さんアンチがいたぞ。
実際に体調不良という理由での退陣とはいえ、世の中から桜を見る会とかもりかけ問題の尾がひいて安部さんを疑問視する風潮だったし。
確かに亡くなられた理由は衝撃的だったわ。
7月8日11時31分頃とされているが、テレビを見ていた私は11時40分にテレビに速報ニュースの音が流れたのでテレビに集中した。
「安部元首相と思われる男性が奈良県大和八木駅で銃撃を受けて倒れている。」と。
テロップに一瞬パッと目をやった程度だったので、「安部元首相?と思われる男性?大和八木駅?」
「なんで安部元首相が大和八木駅におんねん!」
私のテロップの見間違いだな。
なんて思っていた。
が、その10分後、「安部元首相が奈良県大和八木駅で演説中に銃撃された」との情報がテレビで流れた。
「なんで安部元首相が大和八木駅におんねん!」
再びそう思っていたのだが、「ひるおび」にて刻々と状況が判明されて、橿原市の奈良県立医科大学附属病院にドクターヘリで運ばれる映像を眺めながら、ほんまに奈良におったんや~。
で、その日の夕刻に安部さんが亡くなれたというニュース。
翌日からは献花に訪れる人が後を絶たない。
その翌日も、そのまた翌日も日に日に献花に訪れる人が増えていくという報道。
私も行こうと思えばいつでも行けるのだが、そこまで?
という印象であった。
その世間の関心に呼応するように岸田さんが国葬を決めてしまった。
確かに私も衝撃的な事件であったとは思うがこれほどまで国民の献花が行われるとは思っていなかった。
岸田さんはこの国民の関心に早急に反応し応えたのだが、根回しなしでやっちゃったんだな。
その後は旧統一教会問題で安部さんのブラックな部分が露呈してあれよあれよと世論が反国葬という流れになっちゃって。
岸田政権はこの一瞬の国民の熱量にほだされてやってしまったんだな。
なので基本的は岸田さんは熱量が高い人なんだと思う。
だが、冷静に世の中を分析するとか、検証後の結果を見て判断をするというタイプではなく、その時の情熱の熱量で動かされるタイプなんだろうな。
で、これほど国葬反対の世論になっている今。
なぜあれほどの人が大和八木駅に献花に訪れたのだろうか。
今一度その時の世の中の行動心理というものを総括してほしいという気持ちがある。
一体あれはどういう行動心理なんだろう。
一瞬の衝動的な事件に人は過敏に反応し、感情的に行動をするというものなのだろうか。
そんなことを思う今日この頃です。
ではでは。