さてさて、今日は奈良県東吉野村にある秘境の温泉スポット「やはた温泉」へとやってきた。
国道166号線から県道220号線へと入り、集落をいくつも超えて15㎞ほど山の奥地へ。
もうこれ以上山奥には集落がないという場所にあるのがここ「やはた温泉」である。
四郷川の上流、美しい渓流沿いの自然豊かな場所。
で、まずは腹ごしらえかなってことで。
やはた温泉のすぐそばにあるふるさと村のいちえ食堂でご飯でも食べるかな。
ここ、東吉野ふるさと村は約100年前の校舎を利用した施設。
校舎内には宿泊施設やボルタリング施設などもあるそう。
今回はこの建物内にある「いちえ食堂」で食事をすることに。
この日は改装工事で工事関係者の車両が沢山駐車されていた。
まず、靴を脱いで靴箱に入れてスリッパに履き替える。
そう長くもないんだけど長い廊下の向こうにあるのが「いちえ食堂」。
メニューは豊富だが、少し割高感があるかなぁ。
で、注文したのは「ふるさと定食」で1,350円。
川魚が結構値がはるからね。
鮎の塩焼き、アジフライ、ごま豆腐、和え物、煮物、みそ汁、香の物は結構美味しくいただいたんだけど緑色の蕎麦のようなものはちょっと不思議な味だった。
これなんという名の食べ物なんだろうか。
郷土料理なのかなぁ。
今ネットで調べているけど、ぜんぜん情報がヒットしないなぁ。
さてさて、お腹も満たされたし、いよいよ温泉でのんびりですな。
駐車場には2台ほど車が停まっているけど先客がいるのかな。
玄関前にはクマの目撃情報が・・・
日本最後のニホンオオカミが発見された東吉野だけにクマも出るんだな。
自動販売機で入浴券を買うんだが、なんと大人の入浴料が500円とは。
街中の銭湯ほどの入浴料なんだな。
受付にて、下駄箱のカギを預けて、ロッカーのカギをもらう。
秘境の温泉とはいえ、スーパー銭湯のようなシステムとなっている。
脱衣所はこんな感じ。
しっかりと鍵がかかるタイプの脱衣所。
秘境の温泉ってだいたいカゴタイプの脱衣所が多いんだけど・・・
泉質は単純温泉で源泉の温度は25.7℃だそう。
ではではその温泉とやらにいざ、参らん。
おお~!
完全に貸し切り状態じゃないかぁ~。
こんな広い温泉を一人で堪能できるとは~。
見てくださいよ。
この開放的な大きな窓。
自然豊かな緑の景色が素晴らしい。
そしてこの立派なヒノキで出来た湯舟。
窓には障子のあしらいがなんとも雰囲気があるんですよね。
入浴料500円でこれだけ立派なお風呂なんですな。
いや~気持ちいいですなぁ~。
湯の温度は40℃ほど。
温泉の匂いはなく、無色の温泉で、肌触りはサラサラとしている。
湯の温度はそれほど高くないのだが、短時間でも体は火照ってくる印象。
そういえば入浴の注意事項として、はじめは3分から10分程度として、慣れれば延長してもよいなんて書いてあったか。
いや~この透けるような秋晴れの空を眺めながらの一人貸し切り状態の温泉は格別ですな~。
これが我が家の温泉なのだ~という妄想をしながら湯を堪能させていただきましたよ。
この湯は入りすぎるとのぼせるなぁ。
ということで20分ほどで上がります。
で、こちらが休憩ルーム。
のんびりと清流を眺めながら休憩が出来るんだな。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。