さてさて、今日は寒波がやってきたという事で金剛山に上ろうかと・・・
奈良県側から高天ー金剛ルートと登ろうかと車を走らせ、いざ幹線道路から高天の駐車場へと向かう道に入ると道路事情が一変。
まさに白銀の世界だ。
何とかシャーベット状の登り道を進んだが、その先は完全に雪で道路が覆われている状態。
これは絶対スタックするやつや。
ということで金剛山登山は断念。
後から来ていた車のそうそうに断念にして引き返していく。
このまま帰宅というのもなんなので、二上山に登ることにした。
こちらは岩屋と呼ばれる遺跡。
奈良時代のものらしい。
木造の覆堂(おおいどう)構造の建物があった可能が強く、當麻寺の當麻曼荼羅を中将姫が一日で織ったと伝説があるが、まさにこの岩屋で織ったと言い伝えられている。
低山とはいえ、山らしいキーンと澄んだ空気がなんとも気持ちいい。
風が強く、時折ザザーっと木々を大きく揺らす。
ひとまず雌岳山頂に到着。
金剛山方面はどんより霞がかかっている。
もし登れていたとしても見晴らしはかなり悪かったのかもしれん。
で、只今の山の気温は約1℃。
さてさて、ここで昼食とするかな。
冬山の昼食はやっぱり雑炊が体が温まっていいよね。
そうそう、IWATANIのP-115を新調したんです。
約5年使用したP-115のガスの出が悪くなっちゃったんで。
で、急いで準備して家を出たものでOD缶が温暖期使用のものを持ってきてしまった。
知り合いからもらったちょっといい卵を使って。
雑炊完成。
お水の量が多すぎたみたい。
まぁでも体は温まるわな。
先日購入したPRIMUSイージークック・ミニキット P-CK-K101ですが、我が家で使用している冷凍ご飯を入れるタッパーがかなりシンデレラフィットしてとてもいい感じのスタッキング。
腹も満たされたので雄岳を目指す。
あっという間に雄岳の山頂に。
標高517mという低山なんだな。
で、ここ二上山の山頂に眠る大津皇子のお墓を参拝することに
見えてきました大津皇子のお墓。
こちらが悲劇の皇子と言われる大津皇子のお墓。
大津皇子は天武天皇と大田皇女(おおたのひめみこ)の間に生まれた皇子で、天武天皇と母親違いの鵜野讃良皇后(後の持統天皇)の間に生まれた草壁皇子とは王位継承のライバル。
政治だけではなく、石川郎女(いらつめ)という女性に対しても恋のライバルだったそう。
大津皇子と草壁皇子の父親である天武天皇が亡くなるといよいよ王位継承の争いが激化。
すでに後継者は草壁皇子と決まっていたのだが、草壁皇子は大津皇子が皇太子に謀反を企てたとして逮捕、その翌日には処刑をされた。
大津皇子当時24歳という若さであった。
(本当に謀反を企てていたかは不明)
私は大津皇子に集まる人望を草壁皇子が煙たがって罠にはめたのだろうと考えている。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。