中千本にバイクを停める
さてさて、今日は桜が見頃となった奈良県吉野へバイクツーリング。
中千本の駐車場にバイクを停めると、駐車料金を徴収するおっちゃんが近づいてきたので、「今年は1週間ぐらい見頃が早いね。」と声をかけた。
「うむ、今年はほんと早いなぁ。」と答えてくれた。
駐車料金500円を払うと「吉野山みてあるきMAP」というものをくれ、説明するというので先客のバイクのおっちゃんと一緒にフムフムと説明を聞いた。
(ちなみに車なら駐車料金は2000円)
「まずは上千本まで登って花矢倉まで、そして下って吉水神社へ、それから蔵王堂。
蔵王堂周辺で食事をするといい。」といったので、
毎年桜シーズンに吉野を訪ねている私。
「今日は上千本まで登るのちょっときついなぁ。バイクで花矢倉まで行ってもいいかなぁ。」と聞くと。
「バイク停める場所ないわぁ。」と言われた。
で、説明を一緒に聞いていたバイクのおっちゃんが私に、
「上千本までどれぐらい歩くんですか?」と聞かれたので
「行って帰って1時間ぐらいかなぁ。」と答えると
「えっ!そんなにかかるん!」と。
バイクのおっちゃんは桜シーズンの吉野に初めて来たらしく、私にもらったMAPを広げ、「じゃ一番のおすすめスポットはどこですか?」と。
「とりあえず吉水神社の一目千本を見て、蔵王堂まで行けば吉野を満喫できますよ。」と答えた。
吉野の観光ポスターやパンフレットで紹介される写真のほとんどが吉水神社の一目千本の眺めだからだ。
で、吉野の桜って下千本、中千本、上千本、奥千本とあるから、時間が限られている人はどこに行けばいいのか分からない人も多そうと思ったので写真を交えて少し紹介したい。
ゆっくり吉野の桜を楽しむのなら中千本界隈だけでOK
ゆっくり桜を鑑賞するのであれば中千本界隈だけでOK。
上千本まで歩いて登るには時間がかかりすぎるし花矢倉以外はそれほどの絶景はない。
奥千本まで行くバスがあるけど、ご覧の通りバス待ちの行列なのだ。
で、こちらが中千本界隈、吉水神社からの一目千本の眺望。
奈良県吉野の桜のクライマックスはここなのだ。
こちらが中千本界隈の吉水神社、一目千本の情景。
豊臣秀吉が花見をした場所がここ。
中千本界隈、吉水神社から蔵王堂までが賑わい通り
吉水神社から蔵王堂までの1本道。
土産物屋や食事処、葛餅屋が軒を連ねる吉野で一番賑わう通り。
ではこの辺りで食事や葛餅をいただこうかと思うのだが・・・
どのお店も満席で長蛇の列。
桜のシーズン以外は観光客が少ないのでお店も少ないスタッフで回している。
対応が出来ないので店内に空席があったとしても人数制限をしないと回らないってことだ。
運よくお店に入れると窓際から中千本の眺望を楽しみながら食事が出来る。
で、こちらが世界遺産、金峯山寺蔵王堂。
金峯山寺から上千本の眺め。
中千本のハイキングエリアでお弁当を食べる
こちらは中千本のハイキングルートからの眺望。
如意輪寺方面の眺望と上千本の眺望が楽しめる。
このハイキングエリアでレジャーシートを敷いておにぎりやお弁当を食べる人も多い。
私も山菜のおむすびを購入してここで食べる。
毎年行っていた季節料理を出すお店に行ったら店内での食事はやってなく、店頭でこのようなお弁当を販売していた。
「あれ、お母さん今年はお店やめたの?」と尋ねると。
「バイトの子が骨折して、私一人ではお店回されへんくて、今年はお弁当にしてんねん。」
「そうなんや。タラの芽の天ぷら楽しみにしてたんやけどなぁ~。」
「あらま~そりゃ残念ねぇ~。また来年来てねぇ~。」
「うん、じゃおにぎりもらうわ~。」
てな感じでおにぎりを購入。
まとめ
さてさて、今回は奈良県吉野の中千本の賑わいを中心に紹介。
吉野の街並みってどんな感じなのって方にも分かりやすいように観光客の人もレイアウトに入れて撮影。
スマホで見やすいように縦構図を中心に撮影をしてみました。
何かの参考になればと。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。
昨年の吉野探訪記事はこちら。
上千本まで紹介しています。