暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

奈良県の彼岸花撮影スポット5選を紹介。まさに万葉ならではの情景。

さてさて、今日は奈良県の彼岸花の撮影スポットをご紹介。
過去に撮影したものもありますが、歴史的な酷暑の今年はどんな感じなのかなぁ~。
という事で回れる範囲で今年の彼岸花の状況を見てきましたよ。

 

奈良県御所市にある葛城一言主神社

奈良県の彼岸花の撮影スポット

奈良県の彼岸花の撮影スポット

まずは奈良県御所市にあります一言主神社へ。
今年も例年同様に彼岸花が咲き乱れておりますよ。

奈良県の彼岸花の撮影スポット

今日は気持ちの良い秋空がいい感じ。
ですが、気温はすでに30℃近い真夏日だわ。

奈良県の彼岸花の撮影スポット

せっかくの秋空なので彼岸花の真っ赤な色と青く澄んだ空のコントラストを活かしたいなぁと撮影。

奈良県の彼岸花の撮影スポット

奈良県の彼岸花の撮影スポット

奈良県の彼岸花の撮影スポット

奈良県の彼岸花の撮影スポット

なるべく人の気配を隠すように撮影をしていますが、平日でも人は多いんだな。
あぜ道に咲く彼岸花のラインを強調したかったのでEF16-35mm F2.8L USMの広角レンズで撮影。
もう20年も前に発売されたレンズなんだけど、中古で手に入れて気に入って使っている。

奈良県の彼岸花の撮影スポット

アマチュアカメラマンが集う場所なので、一言主神社までの参拝道は駐車している車でいっぱいになる。
ただし出入りが激しいので大渋滞とはならないかもです。

 

御所市伏見の伏見池

奈良県の彼岸花の撮影スポット

さてさて、続いてやって来たのは奈良県御所市の伏見池。
ここは池の周りをぐるっと彼岸花が囲む撮影スポット。

奈良県の彼岸花の撮影スポット

奈良県の彼岸花の撮影スポット

う~ん~。
今年はなんだか寂しい状況。
彼岸花がぐるっと池の周りを囲ってなく、途切れ途切れになっている。

奈良県の彼岸花の撮影スポット

ちなみに2021年9月20日に撮影した時はこんな感じ。
がっつりと池の周りを彼岸花が囲っているよね。
今年はなんだかいまいちな感じで撮影をする人も少ない印象。

 

奈良県でナンバー1の彼岸花の撮影スポット、九品寺はどうなったか

奈良県の彼岸花の撮影スポット

さてさて、続いては奈良県でナンバー1の彼岸花の撮影スポットとして人気の九品寺へとやってきた。

奈良県の彼岸花の撮影スポット

こちらは2021年9月20日に撮影したもの。
燃えるような赤い絨毯で有名だった九品寺だが、あまりの人気で近隣住民が迷惑をしているとのことで・・・

奈良県の彼岸花の撮影スポット

今年はどうかというと・・・
あらまぁ~、完全に刈り取った状態。
周囲には柵も設置され、侵入禁止の状態となっていた。
これは完全にアマチュアカメラマンのマナーによって自ら撮影スポットを失ったという事なのだろう。
いつの日か復活するといいなぁ~。
GoogleMapにも彼岸花で有名なと記載されているだな。

 

石階段沿いに咲き並ぶ彼岸花が美しい宇陀市佛隆寺

奈良県の彼岸花の撮影スポット

奈良県の彼岸花の撮影スポット

さてさて、こちらも奈良県では有名な彼岸花の撮影スポットである奈良県宇陀市にある佛隆寺。
今日は時間の都合で寄れなかったが、写真は2021年9月20日のもの。
大和三名段と言われる境内まで197段の石階段の脇を沿うように咲く彼岸花が見事な場所。
境内にある樹齢900年の天然記念木である桜も有名。
古刹というだけあって山の中の静かな雰囲気が漂うお寺。

で、気になったのが「大和三名段」という言葉。
奈良県の公式観光サイトには佛隆寺の197段の石階段は「大和三名段」と記載されていた。
当然気になったので残りの2つはどこ?
ってことでネット検索しても佛隆寺の記事しかヒットしない。
ほほん、誰が言ったか「大和三名段」!

ってことでネットでヒットしないなら、ChatGPTに「大和三名段とは?」と尋ねてみると・・・

ChatGPTによると大和三名段とは日本の国家形成と政治的な発展における重要な時期を表しています。と・・・
ようするに大和の地で国家が文化的に反映する時期を大和三名段というのだと。

大和初名段(やまとはつめいだん)は仁徳天皇や応神天皇の頃で奈良周辺で中央政権が形成された時期で豪族が争っていた時代。

大和中名段(やまとなかめいだん)は推古天皇や聖徳太子の頃で奈良を中心に国家体制が発展し、仏教が伝来した時代。

大和後名段(やまとあとめいだん)は飛鳥時代で文化の黄金時代を迎えた時代。

この歴史的な大和の文化発展の段階を大和三名段というらしい。

おいおい!佛隆寺の大和三名段とは何ぞや!
すっかり話がそれてしまいました。

 

真っ赤な絨毯の吉野郡世尊寺

奈良県の彼岸花の撮影スポット

奈良県の彼岸花の撮影スポット

奈良県の彼岸花の撮影スポット

さて、こちらも過去に撮影したものになりますが、2022年9月30日に撮影したもの。
見事に赤い絨毯となっていますよね。

世尊寺は聖徳太子が建立されたとのことですが、はっきりしたことは分からないのだとか。
しかしながら少なくとも飛鳥時代に建てられ物の可能性が高いらしい。
日本書紀にも登場するお寺。
古い民家が集う場所にポツンと時代を感じる古刹が残されているのが印象的だった。
この場所は結構穴場かもしれん。

秋の行楽シーズンに吉野に出かける前にちょっと寄り道ってのがいいかもです。

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まとめ

奈良県大和路は花の名所が多い場所なんだな。
今回紹介した彼岸花の撮影スポット以外にも明日香村やら本薬師寺跡やらいろいろある。
秋のシーズンはコスモスやら紅葉やらで奈良の古刹名所巡りも賑わってくるんだな。
同じ歴史ある京都とはまた全然違う太古の大和文明を感じる景色があるんだな。
万葉集で歌われた歌の景色が今でも感じ取れる。
まさに言葉にして残さずにはいられない自然の情景。
奈良の観光協会の回し者ではないのだけれど、空が広い奈良ならではの情景はやっぱりいいなぁ~とそう思う今日この頃です。

ではでは。