さてさて、今日はちょっといつもの投稿とは毛色が違っているわけだが。
私が中学の頃に入れ込んでいた南野陽子。
当時はこれらのレコードを全部持っていたし、ファンクラブにも入っていたし、大阪城野音の握手会にも行った。
今ではいい思い出であり、思春期の頃のアイドルへの熱量はいつの間にか薄れ、いつ頃から推し活動をしなくなったのか、その境目は分からない。
思い出の品を眺めていると当時のことも思い起こされる。
「MEN'S NON・NO」創刊とか、おニャン子クラブのセーラーズとかポッシュボーイ、パーソンズなんかが憧れのブランドだった。
ダブルラジカセのTVCMの後藤 次利のチョッパーがカッコええとか。
近所のデパートの大型書店ではAKIRA1巻が書店をハイジャックするかのごとく平積みだったことなどなど。
で、当時集めたレコードなどはもう手元にはないのだが・・・
ひょんなことで南野陽子のレコードが再び手元にあるんだな・・・
その理由がおっさんあるあるなのかも知れんと思って共感する人がいればうれしいと思い投稿したんだ。
昨年の忘年会での出来事。
中学の同級生4人集まって難波で昼から飲んでたんだ。
まぁ話題と言えば毎年決まって中学時代の思い出話なんだけど、昔から多趣味な友人が多く、ラジコンを始めたいというヤツがいた。
グラスホッパーやらホーネット、マイティフロッグ、ワイルドウイリスなど子供時代に流行ったRCバギーは高価で当時は買えない憧れだった。
ではでは、日本橋も近いし、見に行こうということになった。
みんな、こいつにラジコンを買わせようという魂胆だったんだ。
(こいつは当時、仲間内で初めてベースを買ったやつなんだ)
で、ジョーシンのスーパーキッズランドに行って、とりあえず誰かが買えば、みんなその後に続いてラジコンを始めるだろうってことで・・・
誰が買う、誰が買うといいながらも誰も買わなかった。
しかしその後、近くの中古レコード屋にみんなで入っていったんだ。
そこで昔のレコードなどを見ては懐かしんでいたんだけど。
南野陽子のレコードを発見するとなんともこみ上げてくるものがあり。
レコード店にある南野陽子のレコードを全部購入したわけだ。
これを面白がった友人は次のレコード店に行こうと・・・
で、そのレコード店にあった南野陽子のレコードも全部購入。
いったい私がどのようなモードに入ったのかは分からないが、中古レコード店に南野陽子のレコードが売っており、他の誰かが購入することがなんだが気を害するように思えた。
当時、死ぬほど聞いていたヴァン・ヘイレンやKUWATA BANDなら誰が買っていったとしてもなんとも思わなかっただろう。
店員さんに「衝動買いでごめんなさいね」というと
店員さんは「この頃のレコードはCDとのはざかい期なのでレコードの価値はあがりますよ。」って。
ほほう、そういうもんなんや。
自宅に帰り、家内にこんなの買ってきたと見せてみると・・・
「まぁ、いいんじゃない」ってそっけない返事。
ってわけで、レコード屋に行く機会があれば、少しずつコレクションを集めたいと思う今日この頃です。
ではでは。
ちなみに我が家にレコードプレーヤーはない。