さてさて、今日の大阪は雨が降るのか、降らないのか微妙なお天気。
空は曇天で陽ざしは見込めそうにない。
そんな日のお出かけは屋根のある場所に限るということで、商店街やらアーケードやらを目指しててけることに。
陽ざしはないけど今日は温かい。
時刻は10時30分頃。
天王寺駅はお出かけする人でいっぱいだわ。
で、やって来たのは鶴橋駅。
鶴橋商店街で雨を避けての撮影でもと。
もうね。
改札出たらいきなりこの世界感ですよ。
昔よりもブレードランナー感が増し増しになってる。
結構写真を撮ってきたので、コメントは最後にしてひとまず鶴橋商店街のブレードランナー感に浸ってほしい。
言っとくけど、夜に撮影したわけじゃないからね。
昼間に撮影した写真だから。
大阪のターミナル駅である鶴橋駅の高架下に広がっている商店街なので高架下部分はどうしても暗くなるわけだが。
通路も狭く、あまりに店舗が密集しているので天井からの明かり取りが弱いんだろうな。
しかも迷路のように縦、横と商店がひしめき合っている。
こんな世界観の商店街は日本でも鶴橋ぐらいじゃないだろうか。
それは戦後の闇市からスタートしているという商店街の歴史的背景もあるのだろう。
大阪の都市部は空襲で焼け野原になったものの。
ここJRと近鉄のターミナル駅である鶴橋は壊滅的な被害を免れ、物流、交通の利便さから戦後の闇市を開くのに適した場所となった。
当時は鶴橋に行けばなんでもそろうと言われた。
ちなみに2020年までは近鉄の鮮魚列車というものが走っており、三重県伊勢志摩で採れた海産物を行商列車に乗せて大阪まで運んでいたんだ。
そういう列車の物流面もあり、鶴橋は大いに賑わった。
今ではアジアンテイストな雰囲気と昭和のなつかしさが漂う魅力のスポットとなっている。
まぁ鶴橋といえば焼肉なんだよなぁ。
撮影しながらも焼肉のタレの香りがたまらんのだよ。
さてさて、鶴橋で焼肉食いたいという気持ちを振り払って谷町九丁目まで歩いてきた。
大阪市では路上喫煙禁止となってタバコ1本吸うのに彷徨い歩かねばならない。
この辺りはオフィス街なので、日曜日は閉まっている飲食店が多い。
ランチを求めてお店を探していると・・・
はて、ベトナム料理ですか。
これまでこのようなエスニックなお店にはあまり入ったことがないのだが・・・
ここはちょっとチャレンジしてみますか。
ベトナム料理の勝手が分からんだけにちょっとドキドキするよね。
注文したのはオーソドックスなフォーのランチ。
ごはんには豚肉とピーナッツがのっている。
フォーってインスタントしか食べたことないなぁ。
どれどれと食べてみると、麺をお箸で掴むのがむつかしい。
まわりを見渡すと、スプーンで麺をうけて食べているようだ。
ほほん、そうやって食べるのか。
少し薄味かなぁ。
テーブルには味変の調味料が5つ置いてあるんだけど・・・
当たり前だけどどれもベトナムの調味料なのでどれがいいのやら。
説明を読むと、ベトナムでオーソドックスな醤油というのがあったのでそれをかけてみる。
へぇ~美味いなぁ。
出汁があっさりしているのに脂のうま味がしっかりとある。
スープ全部飲んじゃったわ。
年取ったら食べ物も冒険しなくなっちゃうからなぁ。
たまには冒険しないと。
食事の後はまたまた散歩。
天王寺七坂のひとつ源聖寺坂を下る。
この石畳、雨上がりで滑りそうになったわ。
玄関、玄関、玄関。
手前から、玄関、玄関、玄関、玄関、ひとつ飛ばして、玄関、玄関、玄関。
こりゃ珍し。
さぁ再び天王寺へと帰ってきた。
昨日リニューアルオープンした大阪市立美術館。
で、茶臼山の河底池でアオサギの撮影。
しっとりとしたお天気ならではの質感じゃないだろうか。
ってことで再び電車に乗って帰りますかな。
なんか一日歩きっぱなしだったけど。
大阪市内って公共の場所で座る場所ってほとんどないよね。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。