大阪メトロ谷町線。
計画当初は御堂筋線の梅田駅ホームに乗り入れる計画であったが、谷町線のトンネル工事で落盤事故が起こり工事が難航したため、梅田駅ホームへの乗り入れはあきらめ、現在の東梅田駅へとホームを変えた。
また、上町台地の下を沿うように南北に通る谷町線のトンネル工事で、大阪の地下水脈は大きく変わってしまい、天王寺七名水をはじめ、大阪の多くの名水が枯れてしまった。
上町台地の付近は生駒山からの伏流水が地下を流れ、良質な井戸水に恵まれた場所であった。
江戸時代には上町台地の井戸水を良質の美味い水として売りあるく「水屋」と呼ばれる商売人もいたそうだ。
谷町線の駅に降りると、地下鉄の駅に地下水が多く流れていることに気が付く。
地下水脈が大きく変わるとスピリチュアル的には気の流れが変わるということになるのかな。
何かしらなにわの地に影響があるかもしれない。
そういえば昔、上町台地には大きな気のエネルギーが流れていると聞いたことがある。
では、なぜ上町台地の下にある難波あたりが繁華街として賑わっているかと疑問を抱いたが。
ようするに上町台地から溢れた気のエネルギーが、生駒山からの風に流され、難波界隈で気が溜まっているとのことだった。
ほんまかいなぁ。
また、天六ガス爆発事故も有名だ。
大阪万博開催中の1970年に起こった大きな事故。
大阪メトロ谷町線の天神橋筋六丁目の駅建設工事現場で起こったガス爆発である。
なんだかこのように谷町線にまつわる逸話を並べてみると谷町線だけが不遇のように聞こえるが、谷町線に限らず他の路線でもトラブルがあったのも事実。
だが、谷町線がちょっと他の路線と雰囲気が違うんだな。
と思うのは私だけ。
何が違うと言われるとなんとも答えようがないのだが。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。