
さてさて、今日はわかやま電鉄 貴志川線「甘露寺前」駅へとやって来た。
その目的は約6年ぶりにねこ駅長を見に行くため。
2007年、和歌山県貴志駅のねこ駅長「たま」。
そのニュースはまたたくまに全国で話題となり、当時廃線の危機にあった地方ローカル鉄道のわかやま電鉄には全国からファンが押し寄せた。
さて、あれから時が経ち、和歌山と言えばパンダであり、そのパンダも今はもういない。
で・・・あのブームとなったねこ駅長はその後どうなったというと。
今は2代目ねこ駅長である「ニタマ」がご健在なのだ。
ブームが去った後となると全国のニュースにならないので知らない人も多い。
南紀白浜のパンダ返還後、和歌山の観光資源はどうなるのかとニュースでも取り上げてたが、和歌山と言えば、以前、ねこ駅長が観光資源として・・・
うんぬんの話題にもならなかった。
だが、未だに中国からの観光客も多く、「たま駅長」の絵本が中国で出版されてたりする。
まぁそんな「ねこ駅長」の様子を見に来たわけだ。
わかやま電鉄 貴志駅にねこ駅長に会いに行く



で、こちらが甘露寺前駅。
無人駅である。
どこにでもある田舎のローカル駅だ。

こちらがわかやま電鉄貴志川線のすべての駅。
甘露寺前駅の次が終点、ねこ駅長がいる貴志駅。

時刻表を見ると、概ね1時間に2本のペース。

ぼんやりと電車を待っていると、和歌山行きの上り線がやってきた。


チャギントン電車という車両らしい。
チャギントンって知らなかったのだが人気アニメなんだってね。
機関車トーマスみたいなものなのか?



さて、いよいよ貴志駅行きの下り電車がやって来た。
こちらは「たま駅長」をモチーフにしたたま電車だ。
わかやま電鉄はいろいろなキャラクターの電車が走っているので面白い。

観光列車のような特別感のある車内。



木質調の建具が印象的。
レトロ感もあり、ファンタジー感もある。
まるでテーマパークのような電車だ。

夏目友人帳とわかやま電鉄のコラボキャンペーンをしているらしい。

で、電車は終着駅の貴志駅へと到着。

相変わらず日本人よりも中国人の方が多い。




乗ってきた電車は折り返しで和歌山駅へと出発していった。

さて、ホームから貴志駅舎内へと。


このガラスの向こうでねこ駅長の「ニタマ」が勤務している。
覗いてみると・・・


なんか不機嫌そうであった。

たまに起きて、あたりの様子をうかがう「ニタマ」
たしか「ニタマ」ももう定年で引退してもよい年齢だったような。

わかやま電鉄にはウルトラ駅長である「ニタマ」のほか、
マネージャー駅長「よんたま」
ふく駅長「ごたま」と3匹のねこが勤務しているんだな。
ちなみに「たま駅長」は、名誉永久駅長として、貴志駅構内のたま神社に祀られている。



まぁとにかく貴志駅はたまだらけなのである。


こちらが駅舎の外観。
駅内にはカフェと「たま駅長」グッズショップがある。
2007年頃から始まった地方のゆるキャラブーム。
その火付け役は滋賀県彦根の「ひこにゃん」なんだけど、和歌山県の「たま駅長」もずいぶんゆるキャラの先駈けであったように思う。
今見てもいいキャラしていると思うのだが。

ちなみに駅前はこんな感じ。
駅舎以外は普通の田舎。
ここに中国人が観光に来るってある意味凄いよね。
駅周辺が観光で潤っている感もなく・・・

さて、帰りの電車が来たようだ。


帰りの電車はこちら。
「いちご電車」
なんと、ななつ星などのデザインを手がけた水戸岡鋭治さんのデザイン。




車内はこんな感じ。
イチゴだらけ。
こういうのも子供が喜びそうだね。
甘露寺駅前近くのローカル中華屋でラーメンをいただく


さてさて、1駅電車に乗って甘露寺前駅へと帰ってきた。
GoogleMapで調べてみると、駅から歩いて5分の場所にローカル中華屋があるとのことで、そこで昼食を取ろうと思う。

いかにも地方のロードサイド店という感じがいい。
全国どこにでもあるチェーン店が全くない。
地方らしさを感じるのが旅の醍醐味だ。

で、お目当ての中華屋さんがこちら。

中華料理「浩」

で、中華料理店に入る前に隣のお店が気になって仕方がない。
絶版玩具のお店1960!

いわゆる昭和レトロなおもちゃを扱うお店なのだろう。
「まんだらけ」のような感じかな。
興味はあるけど、入る覚悟がなかったか。

ともかく腹が減ったので中華屋さんでラーメンと半チャンセットを注文。


あっさりスープのラーメンが旨かった。
旅先での一期一会の街中華も旅の醍醐味だ。
鬼滅の刃で不意に注目された甘露寺へ

さて、甘露寺前駅まで来たのだから、甘露寺にも行ってみよう。

浄土宗 洗心山 甘露寺
2020年の鬼滅の刃のブームの時は甘露寺蜜璃(かんろじみつり)と名前が同じとしてファンから聖地として巡礼スポットとなっていたそうな。
コスプレの人とかいたらしい。
このお寺の御朱印がまた桃色の御朱印とのことで恋柱を彷彿させるたのだとか。
訪れた時は人っ子一人いない。
静かなお寺であった。




鬼滅の刃のブームの時にキャラクター名やエピソードにマッチした場所が聖地巡礼として賑わっていることは知っていた。
奈良の柳生の一刀石や、同じく奈良の葛木坐火雷神社など。
で、今回、甘露寺が和歌山県にあったとは初めて知った。
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 』第一章 猗窩座再来』が日本記録を塗り替えるヒットを飛ばしている中、鬼殺ブームは去ったとは言えないが、ここ甘露寺は鬼滅ブーム前のような静けさである。
(ちなみに無限城編はもう映画館で鑑賞済みなんだ!)

余談だが、甘露寺前駅から貴志駅と向かうのに、平池緑地公園駐車場が便利なので停めさせてもらった。
ここから駅へは歩いて5分。





で、平池緑地公園にて蓮の花が咲いていたのでしばし撮影。
旧名手宿本陣を訪ねる

さて、場所は変わって和歌山県紀の川市に旧名手宿本陣へとやって来た。
大和街道沿いにあり、参勤交代の際に藩主が宿泊する本陣として活用された場所。


これほどの御屋敷が無料で拝観出来る。
もちろん国指定重要文化財である。

中に入るとまずはかまどがある広い土間。





















あまり旧名手本陣の歴史のうんぬんを語るより、この佇まいの御屋敷が見学できるというぐらいの紹介でいいのかも。
しかもほんど観光客がいない。
昨今の地方の疲弊具合などのニュースを見ていると、こういう場所は見れるうちに見ていた方が良さそうな。

で、受付のおばあちゃんが、アイスコーヒーを作りすぎたからよければどうぞといって・・・
いただいた。

またお土産に手作りの貝細工などもいただいた。



ってことで今日はこれまで。
ではでは。


