
さてさて、三連休の最終日。
天気の良さそうなので琵琶湖ツーリングに出かける。
気の向くままに家を出たので琵琶湖に行くという事しか決めていない。

で、まずやって来たのは滋賀県大津市のなぎさ公園。

ここいいね。
気持ちのいい琵琶湖沿いを散歩やジョギングが出来るし、バス釣りをしている人もいる。
ただただ琵琶湖を眺めるだけでも気持ちがいい。



海のように波がないから水面に映る秋空のリフレクションがめちゃくちゃ綺麗。
藻がなければもっと綺麗なんだけど。


琵琶湖を行き交う遊覧船。
ここは滋賀県の県庁所在地である大津市であり、琵琶湖沿いの観光地でもあるので、ホテルだらけ。
大阪からだと琵琶湖は日帰り旅圏内なので、宿泊するまででは・・・
とも思うのだが、大津市のホテルで宿泊してみたいという憧れもあったりする。
ちなみに天皇陛下が滋賀県を訪れた際にはここ、なぎさ公園の目の前にある琵琶湖ホテルに宿泊される。

さて、大津市まで来たので、続いてやってきたのはJR大津駅。
ここに何しに。
って感じなんだけど・・・

JR大津駅には大津駅観光案内所があって。

ガンダムのマンホールカードがもらえるんだ。
ガンダムマンホールカードは人気があるので、どこの自治体でも配布終了が多い中、大津市では今でもこうして手に入れる事が出来た。

さてと、琵琶湖沿いのさざなみ街道を気持ちよくツーリングして、続いてやってきたのは琵琶湖博物館の駐車場。
10月とは言え、今年は真夏日の近い日が続く。
ちょっと冷房の効いた施設で一休みのつもりで前情報もなく立ち寄ったのだが・・・

びわこ博物館前にて。
駐車場から5分程度歩くのね。
しかも、ぞろぞろと駐車場から多くの人が博物館を目指して歩いている。
あら、もしかしてバイクツーリングでちょっと休憩っていうには場違いな場所だったかもと思い始める。

中に入るとチケットを求める沢山の人。
地方の博物館って結構ガラガラの印象だったのだが・・・
三連休だから?
いや~こんな人気スポットだとは知らなんだ。
しかも常設展示の入館料が大人840円。
結構するね~。
だが、高校生未満は無料。
子供連れの家族が多いのはそのせいか・・・
なんて思っていたのだが・・・

入場券を買って中に入る。
なんか真新し感があるなぁ~と思って調べてみたら・・・
2020年10月に約6年かけて全面リニューアルしてオープンしたのだそうだ。
なるほどな~。

まずは水族展示室から巡る。

おお~水槽の中のトンネル。
琵琶湖に生息する淡水魚が元気に泳いでる。

これは見応えあるなぁ。
子供も喜びそうだし。
入館料がちょっとお高いのもうなずける。

いやいやフラッと立ち寄ったがこんな水槽トンネルがあったとは知らなかった。

博物館では琵琶湖に生息する魚だけでなく、世界の古代湖で生息する魚の展示もしている。
ロシアのバイカル湖とかね。
日本の琵琶湖って世界でも数少ない古代湖なんだ。
ロシアのバイカル湖、アフリカのタンガニーカ湖、そして日本の琵琶湖。
琵琶湖は約400万年前に誕生し、現在の位置には約100万年前から湖として存在し続けていると考えられている。



で、アザラシがいて驚いた。
なんとロシアのバイカル湖にはバイカルアザラシというアザラシがいるらしく。
この愛らしいアザラシの泳ぐ姿が子供達に人気だった。


展示の仕方も工夫がされてて、単に琵琶湖に生息する魚を水槽で見るというのではなく、琵琶湖の自然環境を再現したものもあったりする。



こちらはマイクロバーという展示。
顕微鏡でミジンコやミドリムシが観察できる。
ちなみにこの水族展示室だけでも真剣に見るとかなり時間がかかりそうなんだけど・・・
これ、6つある展示ゾーンのまだ1つ目なんだな。





で、こちらは琵琶湖の暮らしゾーン。
琵琶湖の自然と人々の暮らしの関係を紹介したゾーン。




こちらは太古の琵琶湖周辺での自然環境ゾーン。
太古の気候や地層、生き物などが学べる。


そしてこちらは縄文時代からの人と自然の関わりや文化を紹介するゾーン。
サクッと館内を巡って見たが、これ、真剣に見てまわると半日ぐらいは時間がかかりそうだ。
巨大な展示物の前で、つどつど子供の記念撮影なんてするとそりゃもう時間はかなりかかるだろうな。

しかも屋外には琵琶湖を展望できる散歩コースまである。

こちらが散歩コースからの琵琶湖の眺め。
どこまでも広がる空の解放感が気持ちがいい。


で、こちらは琵琶湖の食文化を紹介する展示。
ふなずしとかホンモロコの佃煮とか、食べてみたいけどなぁ~。
お土産に買って帰ろうかな。
って琵琶湖ツーリングに来たのにすっかり博物館で堪能した。
琵琶湖と言えば近年、クラブハリエのたねやがやっているラーゴ大津やラコリーナが有名だけど、せっかく琵琶湖に来たのなら琵琶湖の歴史や自然、文化を学ぶのにびわこ博物館はおすすめ。

さてと琵琶湖ツーリングは琵琶湖から少し離れて田園地帯に。


どこまでも続く、1直線の田園風景。
この景色も滋賀県の魅力。
滋賀県の地形って面白いよね。
滋賀県はほぼ全周を山地に囲まれている。
だから、大きな湖が出来たんだけど、琵琶湖の南部はひらけた盆地なんだよな。
琵琶湖の水と周囲を囲う山地からの豊富な水で育てられた近江米が有名な米どころ。
琵琶湖って地球規模で見ても珍しい自然遺産らしい。
琵琶湖の成り立ちをもっと博物館で学べば良かったとちょっと後悔。
水深100mもある淡水湖が何故、この地に出来たのか。
そんなことを思いながら近江平野をバイクで走る。

で、やって来たのは道の駅「竜王かがみの里」
かつて東山道や中山道の交通の要所として栄えた宿場町「鏡宿」があった場所。

この道の駅では近江牛を使用したハンバーグなどが食べれるらしい。

で、滋賀県のお土産を言えば・・・
もちろん西川貴教のフィナンシェ。
滋賀県出身の有名人は他にも多々いるんだよ。
だけどもね。
滋賀県といえば、もう西川貴教なんだ。
少なくとも関西圏ではそうなっている。
鮒ずしとか、ホンモロコの佃煮とか買いたかったが、要冷蔵なので、エアコンもなく、直射日光にさらされるバイクだとちょっと保存状態が気になるので買えないかなぁ。
こういう時にバイクの不便さを感じる。


で、続いてやってきたのは三井アウトレットパーク竜王。
ここ、初めて来たんだけど、今でも人気のアウトレットパークなんだね。
駐車場までの渋滞が凄かったが、バイクなのですぐに警備員に案内された。
こういう時にバイクのメリットを感じる。

そしてやって来たのは三井アウトレットパークのモンベル。


お土産に購入したのはモンベルのご当地Tシャツ。
びわこ博物館のミュージアムショップでお土産を買おうとも思ったが・・・
びわこの生態系をイラストにしたモンベルのご当地Tシャツがあったので。
こちらを自分のお土産に。
ってこととで今日はこれまで。
ではでは。


