暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

大人の日帰りウォーキング。日本最古の道といわれる奈良県「山の辺の道」へ

さてさて、今日は奈良県の天理駅までやってきた。
この駅から日本最古の道と言われる山の辺の道ウォーキングをするため。

山の辺の道は古墳時代初期の官道であったと言われる。
付近には古墳や寺社仏閣が複数あり、のどかな自然の景色を楽しめるウォーキングコースとして人気の場所。

 

天理駅前から天理教の本部へと続く、天理本通商店街を進む。
この商店街がやたらと長い。
その長さ約1kmほど。

 

まだまだ続く、天理教の門前通りとして発展し、山の辺の道へのエントリーロードともなっている。

 

で、こちらが天理教の本部。

 

天理教の本部を越え、山の坂道を少し登っていくと山の辺の道の標識が見えてくる。

 

あくまでも道なので、登山のようなアップダウンは少なく、体力に自信がない人でも気軽に散策することが出来る。

 

見えてきたのは石上神宮の禁足地。

 

山の辺の道では石上神宮を山側から入って来る感じ。

 

で、石上神宮を参拝。

 

山の辺の道沿いには野池も多い。

 

そして見つけたスズメバチの巣。
まぁ自然を楽しむにはこのようは危険もありはするもの。

 

その昔、山の辺の道沿いには西の日光と呼ばれた真言宗の寺院、内山永久寺があった。
江戸時代には50以上の院や坊があった大寺院だったそうだが、明治時代に廃仏毀釈で徹底的に破壊されたそうだ。

こんな柿畑の山沿いにこれほど大規模な寺院があったとは想像もつかないほどのどかな場所となっている。

 

秋は実りの秋ですな。
食べれるのか食べれないのかは知らないが、キノコも沢山。

 

柿が沢山実る。
そして金色の稲。
霞のかかる山々。
この時期ならではの絶景だ。

 

自然の景色、古い集落の景色、どちらも楽しめるのが山の辺の道の魅力。

 

そしてグルメも。
柿サンドイッチ250円という看板を見て興味が湧いた。

 

で、柿サンドイッチを買ってみた。
柿とチーズって合うんだな。
柿の甘味もしっかり感じつつ、チーズのまろやかさ、そして柿の食感とレタスの食感。
すべてが上手くマッチングしている。
食べた後のさっぱり感もあり、運動時のおやつとして最高だわ。

 

山の辺の道沿いには旬の野菜や果物の無人販売などもある。

 

最近、全国でクマの被害が多い。
まさか山の辺の道沿いでクマはないだろうと思って歩いていたが・・・
クマの目撃情報があるんかい。

実は近年、山の中でクマが飽和状態であるのが原因と聞いた。
一般的にはドングリなどが不作のため、人里にクマが降りてきていると言われているが・・・

近年の自然環境保護活動の活性と狩猟の減少が相まって、クマが繁殖しやすく、クマが増えているらしい

山の中では増えすぎたクマのなわばり争いが激しく、テリトリーから追われたクマが市街へと追いやられているらしい。

林業の衰退、狩猟文化の減少などがもたらした事であるのかも知れない。

 

さてさて、道端で見つけたキノコのようなつくしのような形状をしたこれは何だろう。

 

ちなみに真っ赤っかのホオズキみたいなものも実っていた。

 

もちろん柿も沢山実っている。

 

さてさて、ゴールは三輪そうめんで有名な大神神社。
約14㎞ほどのハイキングコース。
時間にして4~5時間ほど。

実りの秋のこのシーズンに山の辺の道を歩くのは気持ちがいいもんです。

 

ちなみに天理駅前にはモンベルのお店もあるんだな。

 

TEN.TEN.CAFEというカフェも併設されている。

 

カフェのメニューはこんな感じ。
オムライス、ハンバーグ、うな重まで食べれるみたい。

 

モンベルの店内はこんな感じ。
外観から印象よりはかなり広く、品数も他店舗と変わらない印象。

 

で、ここモンベル天理店でしか買えないご当地オリジナルTシャツと購入。
奈良にもいくつかモンベルのお店があるけど、この山の辺の道Tシャツは天理店のみの取り扱いらしい。

 

ちなみに天理駅に併設されている天理大学のお店では、モンベルと天理大学がコラボした山の辺の道Tシャツも売っているのでチェックしてみてほしい。
こちらもこの店でしか買えないコラボTシャツ。
若干デザインの好き嫌いはあるかなぁ。

ってことで今日はこれまで。
ではでは。