
さてさて、今日は兵庫県赤穂市までやってきた。
赤穂市の観光名所って何があるの?
実は映え神社とか、カオスな珍スポットとかいろいろあるんです。
で、いろいろ巡りたい場所が多いので、今日は赤穂で宿泊して1泊2日の旅。
っていうか赤穂ってアース製薬発祥の地やったんや。

で、赤穂といえば赤穂浪士で有名な忠臣蔵。
忠臣蔵が大好きな人はもちろん、それほど忠臣蔵への熱量がないよって方でも赤穂は楽しめるんだ。
私自身、忠臣蔵にそれほど熱量ないけど・・・
赤穂は忠臣蔵だけじゃない。
昭和レトロな赤穂の旅。
かなりの写真点数と長文になっているので流し見してもらうとありがたい。
- 江戸時代の風情を残す町並み「坂越」
- SNSで有名になったきらきた坂がある伊和都比売神社へ
- 赤穂浪士ゆかりの地、赤穂城跡へ
- 兵庫県の珍スポット。赤穂玩具博物館がカオスだった
- 続いて兵庫県の珍スポット、ビートルズ文化博物館。
- お宿にて
- その昔、姫路万博が開催されていてモノレールが走っていたとは・・・
- まとめ
江戸時代の風情を残す町並み「坂越」


さてさて、まずやって来たのは瀬戸内海の船の流通で栄えた町「坂越」
で、赤穂といえば塩。
赤穂の塩田で作られた塩がここ坂越港から大阪、江戸へと運ばれたわけだ。







石畳の風情ある坂越の町並み。
大道と呼ばれるメイン通りには酒蔵やレトロカフェ、雑貨店などが軒を連ねている。
港へと通じる大通りなので、意外に車の往来が多い印象。


大通りから延びる脇道。
人ひとりが通れるほどの細い路地裏が印象的。
どこに続くのだろうと裏路地散策も楽しい。


で、こちらは拝観無料の旧坂越浦会所。









赤穂藩の茶屋としての役割もあったらしく、2階には赤穂藩主専用の休憩室などもある。

さて、続いてやってきたのは坂越にある旧県社 大避神社。
蘇我入鹿から逃れた秦河勝が祭神とされている神社。


国の重要無形民俗文化財に指定されている坂越、大避(おおさけ)神社の祭礼「坂越の船祭(ふなまつり)」が有名な神社なのだが。



この神社から眺める坂越湾の情景が味わい深い。
こういう小さな漁港の景色が大好物だわ。


さて、時刻は11時。
そろそろお腹が減ったので、坂越で昼食とする。
お店は「くつろぎの縁側 優・優」
観光駐車場の目の前にあるお店。


漁港の古民家を活かしたお店で、2階席から眺める坂越湾の眺めが抜群。

赤穂の特産物といえば塩が有名だが、カキも名物なのである。
なので、カキがメインのランチを注文。
まずは蒸しカキ。
さっぱりとしつつも濃厚なカキのエキスが鼻から抜ける。
ああ、日本酒が飲みたくなるよな。

で、こちらがメインのカキフライランチ。
小鉢の数がすごいわな。
今ブログ書いていてももう一度これ食べたいわ。
ちなみにこのランチに蒸しカキがついて2000円。
近くにはカキ食べ放題のカキ小屋とかもあるけど。
カキってそんなに食べれないもんだから。
これぐらいで十分だわ。

さて、約2時間ほど坂越に滞在して、次の場所へと向かう。
SNSで有名になったきらきた坂がある伊和都比売神社へ

さてさて、続いてやってきたのは坂越から車で10分程度の場所。
伊和都比売神社へ。
しおみラインっていうのかな。
湾岸沿いの峠道が有名なツーリングルートのようだ。

鳥居の向こうに広がる瀬戸内海の景色が絶景スポットだ。
ただ、混雑する日は鳥居の前に駐車している車でいっぱいなので要注意。

こんな感じで映え写真を撮る人もひっきりなしだから。
土日は早朝か夕方ぐらいで人が少ない時間を狙ったほうがいいかもね。



季節外れの黄砂が来ているらしいので、海の眺めもなんだか霞んでいるように見える。
そして今日は1月なのに3月上旬の暖かさなのだとか。

伊和都比売神社の境内から湾岸沿いに伸びる遊歩道。
ここは赤穂温泉街なのでホテルやカフェが立ち並ぶ。






で、こちらがSNS映えで有名な絶景スポットのきらきら坂。
まるで地中海にで来たかのような町並み。
空と海の青と白い建物のコントラストが美しい。
階段のタイルの装飾も面白いよね。
赤穂浪士ゆかりの地、赤穂城跡へ



さて、続いてやってきたのは赤穂城跡。
赤穂城は浅野長直が1648年(慶安元年)から13年以上かけて築城したお城。
塩田開発などで地場産業を固めた名君であった。
その孫である浅野長矩(あさの・ながのり)は9歳にして家督を相続。
偉大な祖父の功績への重圧があったそうな。
まだ若い浅野長矩に対し、吉良義央は礼儀・慣例などで侮辱をしたとかしなかったとか。
勅使饗応(ちょくし きょうおう)という幕府最重要儀式の日。
儀礼、作法で失敗が許されない儀式に浅野長矩は初めての参加であった。
吉良は儀礼の専門家(高家)で、長矩はその指導を受ける立場。
長矩は勅使饗応の作法で吉良に質問するも、
吉良が「今さらそんなことを聞くとはと笑止」と冷笑したそうな。
長矩の面目は潰れ、最重要儀式というストレスもあり、松之大廊下で吉良を背後から短刀で切りつけた。
傷は致命傷とはならず、吉良は逃げたわけだが、長矩がなぜ吉良を切りつけたかの原因は憶測でしかなく、歴史上その根拠は不明なのだとか。
大事な儀式の場での刃傷事件。
そして江戸城内での抜刀は最重罪。
長矩はその日のうちに切腹命令。
赤穂藩は解体。
それに対し、吉良側はおとがめなし。
喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい)」が適用されず、浅野家のみが罰せられた事態に赤穂浪士が吉良家へと復讐するのが忠臣蔵。


こちらが赤穂城跡。
公園として整備されているため無料で見ることが出来る。




そしてこちらが大石邸。
復元されたようだが、中には入れないみたい。





さてさて、続いては赤穂市歴史博物館を訪問。



1階には塩廻船の1/3スケールの模型が展示されている。
2階は撮影禁止だが、赤穂浪士に関する展示物が多いので、忠臣蔵好きな人はぜひ訪れてほしい。
私もここで、浅野家が衰退した後、赤穂藩を継いだのが、森蘭丸の末弟だったと学んだ。

こちらはポーランドで搾取された岩塩なのだとか。

そして、「なめたら、あかん。」
赤穂弁と記載されているが・・・赤穂弁なんかなぁ。
「なめたら、あかん」というと脳内で勝手に天童よしみが歌い出すのが関西人。

さて、忠臣蔵の最後の訪問スポットは台雲山 花岳寺。



天井の大きなトラの絵が見事だ。

そしてこちらが赤穂浪士四十七士のお墓。

吉良邸へ討ち入り後、赤穂浪士46人は切腹を命じられた。
見事、自刃した46名の訃報を聞いた赤穂の町民はその死を悲しみ、ここ鐘を延々をついたのだそう。
太平洋戦争時、鉄不足で全国の寺の鐘が国に没収されたが、赤穂義士に縁が深いということでこの鐘は没収を免れたのそうだ。
兵庫県の珍スポット。赤穂玩具博物館がカオスだった





さて、続いてやって来たのは、赤穂城跡の目の前にある赤穂玩具博物館。
はっきり言って、今回の兵庫県赤穂の旅のメインスポットがここである。
外観からして昭和レトロのカオス状態であるが、店内はさらに日本一の昭和レトロなカオス空間であった。

入館料は大人330円。
ここをバイクツーリングの目的地スポットとしてGoogleMapでピンをしている人も多いと思う。
私もそうだ。

まず、店内に入る入り口が何処かが分からないほど。


狭い店内に所狭しと飾られた昭和レトロなモノたち。
靴を脱いで店内に入ると・・・


まるで迷路だわ。
ずらっと並べられたショーケースによって、通路が作られているが、そもそもこの部屋の大きさすら想像できないほど、何がどうなっているのやら。




これだけの量を集めた熱量に圧倒される。

あっ!なつかしい。
UFO戦隊ダイアポロンの超合金。
その隣のクロイザーXの超合金も持ってたわ。


いったいこの先、どこまで続くのだろう。
まるで異次元空間のように昭和レトロな世界が底なしに続いていく。

おいおい、離れもあるのかよ。
すごい量だなこれは。

離れはもう人が入れないほどに昭和レトログッズがびっしりと山積みされている。


さらに2階もあるのかよ!







いやもう、地震とか火災とか心配しちゃうレベルの物量だわ。
ここを海外の人が見つけたらえらい事になるんじゃないか。
ほんと、ここの世界観はすごいとしか。
続いて兵庫県の珍スポット、ビートルズ文化博物館。

さて、続いてやってきたのは先ほどの昭和レトロな博物館から歩いて5分程度の場所。
ビートルズ文化博物館。

いや~ここのオーナーのユーモラスなキャラが印象的。
オーナーのビートルズグッズのコレクションを展示しているんだけど、展示されているのはコレクションの一部で、毎月展示内容を変えているのだとか。





いや~こちらも先ほどの玩具博物館の熱量に劣らず凄いビートルズ愛に包まれた場所だ。
思春期に影響を受けた心の火は大人になって思い出となり消えるのがつねだが・・・
今でもその火がメラメラと燃えていることに憧れと羨ましさが込み上げる。
その魂のやり場を一点集中出来る燃える熱量。
近年では推し活として魂のやり場を促進する傾向にあるが・・・
心変わりが激しい虚無な私には、何であれ推し活に熱狂出来る熱量が羨ましくて仕方がない。
そういう人たちはその熱量を生きる原動力にしている。
私の原動力となるタービンはいつ回るのだろうか。
またしても虚無だわ。

ビートルズ関係の展示の中に、一部マイケルジャクソンの展示があった。
聞くと、これは嫁さんのコレクションなのだとか。
夫婦ともどもとはいいもんだ。
互いに刺激しあえる。
赤穂は面白い人が多い。
お宿にて


さてさて、こちらが本日のお宿「西畑旅館」
播州赤穂駅から少し離れた住宅街にあるお宿。
なので料金も庶民的。


そしてこちらが本日のお部屋。
おっさん一人の素泊まりなのでこれぐらいのお部屋で十分なのだ。
ちなみに土曜日の素泊まり宿泊で5500円。
やはり畳の部屋は落ち着くよなぁ。

で、晩御飯を食べようと播州赤穂駅付近を散策。
私の旅のスタイルは基本的に素泊まりで、夕食は外食である。
見つけたのはスタジオジブリのとなりのトトロを彷彿させる五月と書いてメイと呼ぶお店。

なんか独特な雰囲気のお店の扉。

お店の中に入ると、ガーデニングで使うであろうスコップなどが展示されてある。
地元の野菜や魚が食べれる店なのだとか。

で、注文したのは蒸し野菜。
お店の自慢の一品だとメニューに書いてあったので。
外食で蒸し野菜が食べれるお店って珍しいからね。
たまにはこういうのでお酒を飲むのもいいもんだ。
静かなお店でほんとによかった。
賑やかなお店だと居心地が悪いから。
その昔、姫路万博が開催されていてモノレールが走っていたとは・・・

さてさて、2日目は宿を7時にチェックアウトし、道の駅みつにて。



登る朝日に澄んだ空気が心地よい。
で、これから向かうのは姫路にある手柄山という場所。
万博と言えば、昨年開幕した大阪万博がまだ余韻を残している関西だが、1970年の大阪万博も歴史的だよね。
それよりもさらに4年前の1966年に姫路城修繕完了イベントとして、姫路万博が開催されていたんだって。
150万人が訪れた地方万博の先駈けだったそうな。
そんな万博の跡地を見てみたい。
ということで姫路へと向かう。

で、到着したのは手柄山山頂駐車場。
時刻は8時30分。

さて、万博が行われた跡地は遊園地とかあったけど、今は水族館となっている。
そこに併設されているのがモノレール展示室。


さて、これが1966年の姫路万博の会場だ。
回転展望台とか平和塔、ロックガーデンとか今でも残っているので後で紹介したい。

で、万博に合わせて、姫路駅から手柄山までの区間をモノレールが運行した。

それがこちらのモノレール。

1966年5月17日に開業した。






その実物車両が手柄山のモノレール展示室に展示されている。


途中の大将軍駅はビルの中にホームがある構造だったそう。






なんか、昭和感漂う駅のホームが再現されていて、とても懐かしかった。
この吸い殻入れとかよく残っていたもんだわ。


さてと、1966年当時の姫路万博の名残を求めて散策。


















手柄山から眺める姫路城。
そして手前に新幹線。
せっかく姫路まで来たのに姫路城観光はしないのか。
悩んだあげく私は手柄山観光を選んだ。
私は変わり者なのだ。

そして手柄山にある姫路市立水族館が面白かった。
兵庫県の水族館と言えば近年リニューアルオープンした須磨シーパラダイスが有名だが、こちらは山の手にある水族館として、複雑な構造で建物自体がとてもユニークだった。
しかも入館料600円とお手頃。







まとめ
大阪発で兵庫県赤穂市で1泊ってどうなのよって感じなのですが。
移動時間が短い分、充実した旅となった。
全国区の観光名所巡りではないが、その分、こだわりの観光客が来ている感をすごく感じた。
赤穂城跡では城巡りをしている人同士で話し込んでいたり、玩具博物館ではツーリングをしている人と共感したり。
一人旅ならではの醍醐味があったなぁと。
家族で行くには趣味趣向がかなり偏っているのでオススメはしないけど。
昭和レトロ好きには面白い旅の工程だったのかもと思う。
何かの参考になれればと、久しぶりの長文になってしまった。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。
