
さてさて、今日は午後から法事の準備をしなければならない。
なのでフリーの時間は午前中のみ。
限られた時間だったが、天気がいいので近場の低山ハイキングでもと・・・
大阪と奈良にまたがる大和川沿いの明神山に行ってみようとJR高井田駅へとやって来た。
ここから明神山を目指し、JR三郷駅をゴールとしようと思う。
所要時間は約2時間ほどを予定している。

大和川にかかる国豊橋を渡り、25号線沿いに歩く。
そして明神山を目指して住宅街を歩く。

坂道の住宅街を歩いていると、看板に小さく「山を登る会」というシールが貼ってあった。
どうやらこの道で間違いないのだろう。

住宅街から農耕地エリアへと景色が変わる。
この辺りで登山者風の人は見かけず、近所の人が庭作業をしているのを見かけるのみ。

小鳥のさえずりが聞こえるので足を止めて探してみるとカワラヒワが数羽で羽を休めていた。

そして足元にはベニシジミ。

狭い農耕地エリアを歩くのは退屈である。
なんだか私有地を歩いているみたいで・・・
他人の勝手知ったるエリアに侵入しているようで心持が悪い。

軽トラ1台ほどが走れそうな農耕地を歩いていると・・・
見過ごしてしまいそうに小さく看板がある。
どうやら明神山に向かうには左の細道を行くのだそうだ。

これを行くのか?
急に薮の道?

ずいぶんと細い道を行くようだ。
とにかく進むしかない。

進むうちに道が登山らしくなってきた。
それにしても倒木が多い。


ルートに間違いがないか。チェックポイントを確認していく。
こちらは関屋地蔵。
松ぼっくりを供えていく人がいるようだ。


河内国分寺の境内地という看板。
それにしても人の気配が全くない。
ほとんどこのルートを登る人はいないようだ。

ガサガサと小動物が逃げる音がするので観察してみるとニホンカナヘビ。
日光浴でもしてたのだろう。



しばらく歩くと開けた山の稜線に出た。
遠くにあべのハルカスが見える。


見下ろすとJR大和路線が見える。
特急「まほろば」号が来ないかとしばし眺めるも1日に4本しか走らない電車がそう都合よく来るはずもない。


さて、しばらく歩くとまたもやこいつに遭遇。
二ホンアナグマだ!

気づかれぬよう足を止めてカメラを構えたが・・・
気づかれたか・・・

と思ったがそっぽを向いて餌でも探しているのか・・・


しかし、やはり気になるのだろう。
再びこちらに目をやり、しばし観察しているようだった。
どちらも不動のまま硬直状態。


ならばと一歩近づいてみると・・・
そそくさと山の中に走っていった。
4月になって2度目の二ホンアナグマ。
これだけの頻度で目撃するということはかなり生息数が増加しているのだろう。

これはエナガ?
めちゃめちゃすばしっこい。


で、明神山山頂に到着。
いやいやこんなに整備されてひらけた場所だったとは知らなんだ。
なんだったんだ大阪側のハイキングコースの人けのなさは。




弁当を食べるベンチも沢山あるし、弁当食べている人も多いし。
ほんとなんだったんだろう大阪側の人の気配のなさ。
アナグマが出るほどだもんな。
それにしても奈良側はまさにハイキングスポットと言った具合で人がいる。


眺めも最高だ!
奈良盆地を見渡す絶景。

こちらは二上山、その奥に葛城山、そのまた向こうに金剛山、そのまた向こうに岩湧山。


なにやらいわれがいろいろあるみたい。

明神山は、王寺町の南西端、大阪府と奈良県の府県境にある山。
奈良盆地の西を南北に縦断する生駒・金剛山地に属し、大和川を挟んで分かれる両山地のうち、金剛山地の北端にあたる。
明神山と呼ばれるようになったのは明治時代以降。
それまでは「送迎山(ひるめやま)「西山(にしやま)」などと呼ばれていた。
「送迎(ひるめ)」という地名は聖徳太子が斑鳩と河内を往来する時に送りと迎えの使者が落ちあうのが昼飯時であったことが由来になっている。
へぇ~そうなんや。
かつて聖徳太子はこの明神山の中腹を通り、河内国分へと往来していたそうな。
その道を「送迎道(ひるめみち)」というそうな。

ほほん、だから「送迎山(ひるめやま)」なのかぁ。

山頂付近ではツツジが咲き、ミヤマカラスアゲハが蜜を吸っている。

下山中にはシマヘビも登場。
気温が暖かくなり、いろんな生き物が活発になってきている。

さて、下山してJR三郷駅へと向かう。

と、ここで特急「まほろば」号が来るのかよ!
いや~ちゃんと写真に収めたかったなぁ~。
正直言ってJR高井田駅からの登山コースは不要だったかなぁ。
大阪側からならJR河内堅上か近鉄関屋駅から登るべきだった。
その方が快適なハイキングを楽しめそうだわ。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。




