暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

紀伊半島の絶景スポット巡り旅。熊野本宮とか丸山千枚田とか橋杭岩とか潮岬とかをツーリング。

さてさて、お盆休みの中日。
1泊2日で紀伊半島を巡る旅へバイクで出発。

まずは日本一長い路線バスで有名な国道168号線を南下。
紀伊山地を抜けて、和歌山県新宮市を目指す。

場所は大塔宮護良親王(だいとうのみや もりながしんおう)ゆかりの地、大塔にて。

今年のお盆休みは不安定な天気が続き、各地で局所的な豪雨が続いている。
これからさらに山深い紀伊山地に突入するが、山の天気が変わりやすいのが気になるところ。

どうかゲリラ豪雨だけはやめてほしい。

 

どうやら天候は晴天にころんだようだ。
十津川村に来る頃には、薄ら白い空は青空へと変わった。

しかしこの先、国道168号線は土砂優れのため通行止め。
交通誘導係員多数がう回路の案内をしている。
1台、1台車を停めての行先案内。
時刻は朝9時、交通量はまだそれほどだが、これから交通量はさらに多くなるから大変だろうなぁ。

 

しかしこのう回路が初めて走る道までので新鮮。
渓谷沿いを登ったり、下ったりでなかなか楽しい。

 

熊野本宮、大斎原(おおゆのはら)に立つ“日本一の大鳥居

さて、う回路を通って、国道168号線と再び合流。
十津川を越えて、熊野本宮までの道のり。
この見晴らしいい、谷沿いの道が最高。
どこまでも続くよこの道は。

 

で、予定時間内に熊野本宮に到着。
ここに来た目的はまさにこの景色。

稲刈りまじかで金色の田園にそびえる日本一の大鳥居。
そして夏らしい雲と抜ける青空。

 

大鳥居の高さは33.9m、幅は42m。
熊野本宮は明治時代までこの鳥居の場所にあったのだが、熊野川の大洪水で社殿が流され、今ではさらに高台へと社殿が移されている。

山に囲まれた広い田園風景の中に、圧倒的な存在感で天へとそびえる大鳥居。
その世界観には思わず感嘆する。

この場所は見るというよりも、ぜひ体験してほしいと思う場所だ。

 

で、こちらが熊野川なんだけど、河口ならこれぐらいの川幅の河川はざらにあるが・・・
紀伊山脈の山奥でこの川幅は想像を超えるよね。
そして明治時代にはこの川が大洪水を起こしたとのこと。
これほどの川幅の上流で洪水が起きたなら、さらに下流の人家はひとたまりもないのだろう。

自然ってすごいなぁと改めて思う。

 

 

日本棚田100選の丸山千枚田へ

さてさて、続いて目指すは三重県の絶景スポット、日本棚田100選の丸山千枚田へ。
圧倒的な晴天だが、山の中は気温も涼しく快適。

 

で、途中、河原に降りれそうな場所を見つけて撮影。

 

人けのない大きな河原にポツンと感じですが、遠くに何人か川遊びをしている人が・・・
ここまで来れば、誰に気を遣う必要もなく川遊びし放題だ。
場所取りなんてまったく気にすることもない。

 

で、丸山千枚田に到着!
先ほどまでの晴天が急に豪雨に。

真夏の山の天気は本当に局所的。
向こうの山の上は晴れてるのに・・・

 

全国的に棚田の維持、保全は相当な苦労がある。
ここ10年ぐらいでいろいろな棚田を見てきたが、年々虫食い状態が拡大している印象。
その中でも、丸山千枚田はよく残されている方だと思う。

 

で、写真を撮っている間に雨は上がり、晴れ間が広がってきた。
だが、全身びしょ濡れなんだよなぁ。

丸山千枚田は標高736mの場所にある棚田で高低差は160mという急斜面。
一時は減反政策で500枚ほどまでに減少したが、最盛期の2240枚には及ばないものの、現在では1300枚まで復活をしている。

 

バイクは機動力はあるが、突然の雨には迅速に対応できない乗り物なんだな。
雨宿りが出来る場所を見つけるまでは濡れるがまま。

 

棚田から眺める何処までも山が続く雄大な景色。
こんな山の中までも人の営みがある。
自然も凄いが、人もまた凄い。

 

 

人生初の熊野速玉大社へ

さぁさぁ、紀伊山脈をはるばる超えて、平地へと降りてきた。
目の前に広がるのは収穫時期を迎えた稲穂たち。

この辺りの米の収穫時期は早い。
黒潮の影響で温暖な気候が稲穂の成長を促進するのだそう。
先ほどの丸山千枚田の稲穂の色とぜんぜん違うよね。

 

こちらが熊野三社の海の玄関口である熊野速玉大社。
熊野本宮、那智大社にはなんどか行ったことはあるのだが、速玉大社だけはまだ行けてなったんだな。

なので、今回ぜひとも熊野三社を達成したかったんだ。

で、旅の安全祈願をしつつ、天候に恵まれますようにと。
ちょっと欲張りかな。

熊野速玉大社周辺には思いのほか賑わいはなく。
もっと参拝客相手の商売が成り立っているのかと思いきや。
ちょっと寂しい印象。

 

 

海鮮丼を食べるなら尾鷲の「お魚いちばおとと」がおすすめ

熊野速玉大社から三重県を海沿いに北上すると、圧倒的な鮮やかな海岸が見えてくる。
七里御浜(しちりみはま)だ。
日本で最も長い砂礫(されき)海岸と言われ、その長さ約22㎞。

長さも凄いのだが、海のきれいさがこれほどまでとは・・・

 

ちょっと待ってよ。
七里御浜(しちりみはま)の海ってこんなに青いのかよ。
もうずっと見てられる海だわ。

ウミガメ上がってこないかなぁ。
ここは日本有数のウミガメの産卵地なんだな。

なんか気分が一気に南国常夏気分になった。
君たちキューイ!パパイヤ!マンボウだね!(マンゴーやろ!)

マンボウ上がってこないかな。
この辺りはマンボウの食文化が残る地域でもあるんだな。
それはまた後程、紹介する。

さてさて、待ってました遅めの昼食。
昼食はここで食べると決めていた!
三重県尾鷲にある「お魚いちばおとと」。

 

やはりここは人気店。
午後2時でも多くのお客さんで賑わっている。

 

店内に入ると、新鮮な魚介類や干物、土産物が沢山。

 

その奥にあるのがこちら。
地元で取れた魚の新鮮な海鮮丼がいただける場所。

 

さてさて、あなたなら何丼にする?
ここは奮発して、地魚丼DX、1980円にする。

 

トレーを持って注文する食堂システム。
冷蔵ショーケースからお好みの品を取るのもよし。

 

焼き物、煮物もある。

 

で、こちらが地魚丼DXだ!
この旨さはついついリピートしてしまう。
市場の活気ある雰囲気なのか、それとも腹が減りすぎたのか。
旨すぎて、もう1杯食べたいぐらい。
いつかは家族みんなで来たいと思いつつも。
いつも一人という。

 

 

 

今夜のお宿は松坂の1泊5000円代のビジネスホテルマルヤマ

さてさて、今夜のお宿が松坂に向けて、さらに三重県を北上。
その途中、道の駅「紀伊長嶋マンボウ」にて。

 

この道の駅ではマンボウやサメのから揚げが300円程度で食べれるので記念にぜひ!

 

国道42号線って道の駅が多いので目移りする。
道の駅「紀宝町ウミガメ公園」にはウミガメ水族館があるし、道の駅「紀伊長嶋マンボウ」にはマンボウやサメのから揚げがあるし。
海沿いを走るのも気持ちがいいし。

 

 

陽もだいぶと傾いてきた。
なんだか印象的な緑のベンチがあったので記念撮影。

 

遠回りして日没まじかで松坂駅前にあるビジネスホテルマルヤマへと到着。
ここのビジネスホテルが安かった。
お盆シーズンなのに1泊5400円。

チェックインを済ませると、昭和臭の残るレトロなホテル内。
こういう味のあるホテルはむしろ好物である。

 

天上からつるされたカーテンレールがやや病室感を感じるものの。
一夜を過ごすには十分な環境。
いつも旅で利用しているレトロ旅館に比べると、冷蔵庫はあるし、トイレもあるしいつもの旅以上の快適さ。

 

で、近鉄松坂駅周辺を散策。
松坂駅ってそれなりにデカい駅なんだけど、駅前にコンビニが全然ないのは驚いた。
まぁ地方駅あるあるだな。
駅前に行けば何かあるだろうと・・・
その思い込みが間違いなのだ。
飲み屋はあれど、食料を買う場所が・・・

 

飲み屋の裏路地。
飲み屋は大繁盛な印象。

 

和歌山県の絶景スポット、橋杭岩へ

さてさて、松坂で1泊して、今度は和歌山県の串本を目指す。
なぜ、わざわざ松坂に宿をとったのかというと、伊勢志摩、鳥羽方面を散策する予定だったのが、ホテルで天気予報を調べていると、伊勢志摩方面は終日雨模様。

ならば雨を避けて、雨雲レーダーで雨が降らない場所を調べると串本まで行くこととなった。
突然の予定変更は一人旅の利点。

早朝から紀伊自動車を南下する間は雨。
本日の旅2度目のびしょ濡れ。

だが、雨雲を抜けると一気にこの晴天。

 

で、道の駅「くしもと橋杭岩」に到着。
松坂からここまで3時間かかったわ・・・

 

道の駅「くしもと橋杭岩」を俯瞰で見るとこんな感じ。
ほほん、橋杭岩ってこんな感じの場所なんだな。

 

道の駅の建物もなんだかシーサイドって感じでオシャレ。

 

で、こちらが橋杭岩。

これぞまさに紀伊半島を象徴する絶景スポットだ。
この場所の地殻、地形が生んだ珍しい景観
長い年月をかけて波で削られてきた奇岩。

これが一直線に並んでいるというのがまた地球の地殻によるものなのだろうな。

 

 

本州最南端へ、潮岬で昭和レトロなタワーを満喫。

串本に来たなら絶対行きたい本州最南端の潮岬。
あの岬の端っこだ。

 

で、やってきました潮岬。
ここには南紀熊野ジオパークセンターがある。

 

で、これまた昭和を感じるお土産センターと昭和の観光地と言えば「タワー」なのである。

 

ほほん、本州最南端とはこんな感じになってるのかぁ。

 

さてと、まずは本州最南端の碑で撮影。

 

そしてどうしても気になるのが、この昭和感漂う潮岬観光タワー。

 

当然、タワーに登るべきだろうに。

 

入館料300円を払うと「本州最南端訪問証明書」がもらえる。
これがタワーの入館券という事だ。

 

エレベーターで最上階の7階へと向かう。
このタワーは7階まであったのか。
では、2階から6階には何があるんだ。
エレベーターには7階のボタンしかない。

 

まずは7階へ。
そこから外に出て階段を上がると屋上のようだ。
子供の頃を思い出す。
昭和時代、タワーは子供が登りたがるものであった。

この潮岬観光タワーが出来たのも1970年代だそう。

 

タワーからの眺めはこんな感じ。
赤い屋根の建物の向こうが本州最南端の碑。

 

 

南紀熊野ジオパークセンターで紀伊半島で起こった大地創成を学ぶ

さて、潮岬観光タワーのすぐ横にあるのが南紀熊野ジオパークセンター。
こちらは新しく2020年に開館した建物。
ちなみに入場料は無料とのこと。

 

1階の展示コーナーでは地殻プレートの学習、熊野の信仰や自然、文化などが学べる。
が、面白かったのが2階の映像室で流れる約10分の映像。

 

紀伊半島はフィリピン海プレートがユーラシアプレートの下へ沈み込む場所。
そのプレートがこすれる熱で紀伊半島の地下には巨大なマグマが。

1400万円前、直系約40㎞ほどの大地の下のマグマが噴火。
その際をいくつもの火山噴火の柱が立ち上ったと。

 

その後、40㎞ほどの大地そのものがマグマによって地盤沈下。

その時に出来たのが、巨大な一枚岩とか虫喰岩なのだとか。
また、最初の噴火の後、新たなマグマが地中に溜まり、那智勝浦の滝となり、ゴトビキ岩となったのだそう。

約40㎞四方もの大地がマグマによって陥没し、その隙間から火山が噴火。
紀伊半島が巨大なマグマの蓋となっていたとは。

プレート摩擦のエネルギーの凄い事。
地球の地下のエネルギーって絶句するほどだわ。

 

さてさて、紀伊半島の成り立ちを学習した後はお昼ご飯。
潮岬観光タワーのレストランで食べるかな。

 

下の階のお土産物屋には人が多いけど。
レストランは人けがない。

 

おお~オーシャンビューではないか。
しかも誰もおらん。
貸切状態。

 

で、いただいたのは近大マグロ丼。
1980円。
近大マグロも旨いわなぁ。

 

最後に本州最南端の休憩所にて展示してあった潜水用具。

 

こんな貧弱な装備で暗く深い海の底を探索するのってさぞかし恐怖だろうなぁ。
海上の船から空気を送るだけで、ここまで深い場所まで行っていたとは。

深海50mって頭で理解しても、いざ模型で見てみるとこれほど深く、心もとないものだったとは。

 

 

最後は一枚岩へ。

さてさて、海から離れて再び紀伊山地の山の中へと向かう。

 

道の駅「一枚岩 モノリス」へ到着。

 

そしてこれが一枚岩。
その大きさ、高さ100m、幅500mの巨大な一枚岩。
国の天然記念物に指定されている。

この岩が先ほど学んだ紀伊半島の巨大カルデラ噴火で誕生したもの。
1400万年前の出来事。

 

 

 

さてさて、帰りは道の駅「龍遊」にて。
龍神村を抜けて、大阪へと帰路に向かう。

 

いやいや、久しぶりに良く走った。

 

紀伊半島の国道42号線。
印象深く、面白いスポットと絶景が多いよい道だったなぁ。

ってことで、今日はこれまで。
ではでは。