さてさて、今日も奈良県の絶景お花見バイクツーリングです。
大阪の自宅を出たのは7時半。
奈良県に入り、しばしコンビニで休憩してここから桜の名所である吉野へと向かう。
到着予定時間は9時とのことだが・・・
いや~ようやく下千本の観光駐車場についたのが10時30分だわ。
昨年までのコロナ過では中千本の駐車場までバイクや車で行けたのだが・・・
吉野川付近でかなりの交通規制がかかっている。
コロナ過が明けた今年は中千本は一般車両が通行禁止となり、如意輪寺で通行止め。
シャトバスやタクシー以外は吉野に入れない。
如意輪寺まで来たのはいいけど、バイクの駐車場は満杯となり、奈良県警による交通規制も厳しく、あえなく近鉄吉野山駅まで引き返す。
そんな事実を知らない吉野山へと向かう反対車線は長蛇の渋滞。
近鉄吉野山駅まで下り、下千本の観光駐車場へと続く道は通行止めかと思いきや、なんなく通行出来てようやくバイクを停めることが出来た。
この事実を知らないとが多いようで、下千本のバイクの駐車場はガラ空きだったわ。
さてさて、何とか駐車場を確保して、下千本から中千本へと向かう。
いや~近鉄吉野山駅付近は駐車場難民の車とあきらめて引き返す車で大渋滞だった。
そこにシャトルバスとかも通るからすごい交通規制がかかっているんだな。
吉野は別格の桜の絶景なんだけど、交通事情も別格なんだな
下千本でつげ義春ワールドにタイムスリップだわ
いや~下千本の桜も見ごたえがあるじゃないですか~。
無茶苦茶人が多いですが・・・
狐のお面をかぶって焼き栗を売るお店。
まるでつげ義春の漫画の世界に潜り混んだよう。
ここは「ゲンセンカン」かよ。
民芸品を売るお店も味わいあるよね。
ここも昭和のつげ義春ワールド満載だわ。
そしてここは吉野で有名は柿の葉寿司のお店「ひょうたろう」
さっそく柿の葉寿司を購入する人が行列をなしている。
一日置いて食べるとより美味しいらしい。
で、やってきたのは吉水神社。
ここは秀吉がお花見をした場所で有名な場所。
一目千本と呼ばれる絶景スポットなんだな。
で、これが一目千本の情景。
中千本、上千本の桜が一望できる場所。
みんな「うぁ~!」と声を上げずにはいられないほどの絶景。
写真では霞がかかっているけど、ここは吉野随一の絶景スポットなんだな。
ここの景色は一生に一度は見たい景色だと思う。
中千本の桜の情景
昨年まではバイクで通れてたんだけど、今年はシャトルバスとタクシーだけが通れるようになっている。
バイクと上千本の桜の情景のショットが撮れたスポットだったのだが・・・
コロナ過が明けて規制が厳しくなったんだろうな。
吉野山で有名なうなぎ屋さんも大行列。
桜シーズンの吉野山ではどこのお店も大行列なので昼食難民になりがち。
で、私はいつものお店でお稲荷さんを購入して、軒下で食べるんですな。
上千本から見下ろす吉野山
さてさて、上千本まで歩くのは面倒なので、バスで奥千本まで行って下ろうと思ったのだが、奥千本行のバスは80分待ちだと・・・
仕方なく花見矢倉まで歩くか。
さてと、中千本から上千本の花見矢倉まで歩くこと40分。
こちらが花見矢倉からの情景。
金峯山寺までが一望できる場所。
吉山の観光ポスターなどでよく見る情景。
大海人皇子(天武天皇)が建立した桜本坊
さて、吉野山を訪れた際にぜひ訪れて頂きたいのが桜本坊。
拝観料は1000円と少々お高いが大海人皇子(天武天皇)が建立した桜本坊の大講堂はなかなかに見ごたえがあるんだな。
最後に
桜の名所である吉野山は山岳信仰の地でもあり、南北朝時代の南朝の御所があったり、宗教的にも、歴史的にも奥深い場所なんだ。
源義経の吉野落ちなんかもあったりね。
歴史深く権現信仰が深い吉野は神道とも、高野山のような仏教ともまた違う、自然信仰の独特な雰囲気が感じられる。
ちなみに権現とは日本の神様が仏教の仏や神様に姿を変えて現れた仮の姿で神道と仏教が微妙に重なっているんだな。
さてさて、小腹が減ったので、吉野を後にする際にタケノコの天ぷらをいただく。
これにて2024年の春の桜のシーズンは終わりかな。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。