最近の「春の嵐」とやらで、雨、風に隨分とイライラ感が溜まっている外回り営業マンの方も多いことでしょう。
都心部のサラリーマンは雨が降ろうが、雪が降ろうが、強風が吹こうが革靴にスーツとコートというスタイルを一貫して貫き通しているのは何故なのか。
私は都心のサラリーマンが「傘を持つという」悪天候対策しか出来ないでいるサラリーマンスタイルの不便さに物申したい。
ようするに雨の日に長靴で通勤する事の何が悪いのかって事。
スーツ姿で長靴を履いている人は正直見かないので、長靴を履きたくても恥ずかしくて我慢をしている。
最近では女性用でビジネス用途でも違和感のないオシャレなレインシューズを履いている人を多く見かけるようになった。
ならば男性もそれなりに雨が降るはビジネススーツにレインシューズスタイルでも良いのでないか・・・
TPOをわきまえるジェントルマンなら、雨の日はレインシューズだろうに。
雨の日なのに普段と変わらない革靴を履いているサラリーマンはTPOを考えない自堕落なやつだという風潮にはならないものか。
もっと言うと今日みたいな風と雨の日はレインウェアを着たいところだけど、通勤時にレインウェアで満員電車に乗る勇気はない。
かなりの迷惑をこうむる事だろう。
都会のサラリーマンはどのような悪天候でも傘以外の武装は難しい。
そんな悪天候に対する都心の世間体に不憫さを感じる今日このごろ。
それは極寒の今年の冬にも感じたこと。
今年の冬は例年になく寒い冬だった。
さすがにスーツとコートじゃこの寒さは耐えれないって事で、1月下旬あたりからスーツ姿にモンベルのアルパインダウンパーカを来て出勤していた私。
スーツ姿に登山用のパーカを着るのは少々滑稽な格好なのかもしれないけれど、格好よりも冷える体には耐え難い。
やせ我慢して体調を崩すぐらいなら格好やスタイルなんてどうでも良い。
お陰で今年の冬も風邪やインフルエンザにかからずに過ごせた。
今年の冬は同じような考えをしている人もチラチラ見かけ、スーツ姿にダウンパーカスタイルの人を見かけては同じ考えを持つ同胞という勝手に親近感を持つ冬だった。
ビジネスマンでも天候、気温に合わせたTPOを考えたほうが良いと思う。
特に雪の日や雷雨の日に革靴とか。
逆に笑われるぐらいの世の中にならないものか。
2017年の昨年、内閣府の務台俊介政務官が、岩手県の台風被災地の視察で長靴を履いておらず職員に背負われ水たまりを渡ったとニュース。
日頃から悪天候の時は長靴を履くという習慣があればこのようなニュースにはなってないだろう。
これが都心の日頃の感覚なのだ。