何とも長いタイトルになってしまいましたが・・・
杉田水脈議員の「生産性」発言によるLGBT差別で世間がザワついている中。
私は「我々が収めた税金は優先的に未来の子供たちのために使われるべきだ」というこれまで幾度となく論争をされてきたテーマを考えるに至った。
40歳を超えた私。
まだまだ可能性はあるとは言え、今の子供たちの可能性の伸びしろに較べれば投資に値しない存在であるのは確かだ。
だからと言って40歳以上を完全に見捨てられても困る訳だが。
とはいえ私のようにこれから年を取っていくだけの年代に税金を大量に使うよりものこれからの世代に税金を使う方が良いのではないだろうかと思う訳で。
今の世の中、結婚することや子供を作ることをリスクと考える人が多いのが本音だろうと思う。
建前としては選択の自由とかになるのだろうけど。
本音がそうであるなら、大学までの学費の無償化や子育て助成金に税金を使うのが良いのではないだろうか。
極端かも知れないが子供を一人生むごとに1000万円の助成金を支給するなどすれば幾ばくか少子化に歯止めがかかるのかも知れない。
話は飛ぶが、猛暑の連日で小学校のエアコン普及率を都道府県別で紹介するニュースを頻繁に見るするわけだが、小学校のエアコン普及率の低い県では校舎の耐震強化にお金が回り、エアコンを設置するほどの税金がまかなえていないのだという。
ではどこに税金を使っているのかと思う。
毎日は使わないであろう公民館ではエアコンの効いた室内で大人たちが会合をする環境が整っているのにも関わらず、学業に専念する子供たちの学校ではエアコンの設置が後回しになっているという惨状。
私たちの税金は有権者に有利なように使われているのだとすると、私たち納税者は「未来の子供たちのために使われるべき」という考えがないという事なのだろう。
色々な立場の人がいるのも当然、差別は良くないし、各々公正に共存する社会は必要。
もし、私たち大人が様々な要求をすることでのそ割が子供たちに行っているのなら・・・
やはり「未来の子供たちのために使われるべき」とは理想論であって、綺麗ごとなのかも知れんと思う今日この頃。