前々から気になっていた秘境のボロ温泉が三重県紀北にある。
有久寺(ありくじ)温泉という。
今はコロナで休業しているとの事なのだが。
温泉に入れずとも、その異世界感ただよう佇まいを一目見ようと行ってきた。
大阪からだとバイクで約4時間。
有久寺(ありくじ)温泉までの道のり
国道166号線で奈良県東吉野を抜けて、三重県松坂市へと向かう。
高見トンネルを抜けると三重県松坂の高見峠。
松坂に来るとなんだか雲行きがあやしい。
今からあの山の向こうへと行くんだが・・・
三重県大台の三瀬谷ダム付近にて。
絶景が眺める橋があったのでちょっと記念写真。
こりゃなかなかいい眺めだこと。
流れる川は宮川というらしい。
でもこの橋。
ちょっとヒヤリとする橋なんだ。
旧舟木橋という橋なんだけど・・・
老朽化が酷いみたい。
しかも、こんなに高い場所にある橋なのに。
なんか鉄骨まで錆びてそうで不安な感じだわ。
あまり長居はしないほうがよさそうな。
続いての休憩地点、荷坂峠マンボウの丘。
ここから見渡す紀伊半島の海の眺めがなかなかなもの。
天候が良くないのが残念だけど。
JR西日本の紀勢本線のトンネルなんかも眺めることが出来る。
電車が来ないかとしばらく様子をうかがっていたが全然来ないのである。
国道42号線を走っていると・・・
あったわ。
有久寺温泉の看板。
国道から脇道に入って1.5㎞って。
それほどアクセスが悪いわけではなさそうだけど・・・
でも、有久寺温泉のポストってココかよ。
郵便配達がそれほど面倒な場所なのか。
三重県の秘湯の一軒宿のボロ宿温泉、有久寺(ありくじ)温泉
さてと、有久寺温泉に到着。
バイクを停めて、足元を見ると・・・
ヤマトゴキブリがモゾモゾと動いていた。
うわぁ。ヤマトゴキブリなんて見るの20年ぶりぐらいだわ。
動きが鈍いので怖くはないんだけど、マジマジと見るとやはりキモイ。
で、有久寺温泉はこの道の先にある。
見えるかな。
道の先に建物が・・・
っていうかたかだか国道から1.5㎞ほど山に入って来ただけでこの静寂感と秘境感はなんなんだ。
凄い閉ざされた感があるなあ。ここ。
ほほう。これが有久寺温泉かぁ。
想像以上のボロ温泉だなぁ。
窓が開いている。
何やら人の話し声らしき音も聞こえるので、温泉の御主人が住んでいるのかな。
今はコロナで休業しているのだけど、現存する秘湯なのだ。
こりゃどんな湯なのか入ってみたいわな。
有久寺温泉の前には有久寺がある。
温泉の裏に回ってみると・・・
こりゃかなりのもんだな。
wikiによると
山あいの秘湯で赤羽川支流の渓谷に、鬱蒼とした竹林、杉林に囲まれた一軒宿の温泉である。元湯は名前の由来となった真言宗の古刹、有久寺薬師堂の岩屋から自然に湧出しており、そこから流れてくる湯を引いている。浴槽は旅館の別棟にあり、岩を掘った岩窟風呂となっている。石鹸などを使うことはできないとのこと。
こりゃ、営業再開した時にはぜひチャレンジしてみたい。
道の駅「マンボウ」でマンボウとサメの串焼きをいただく。
さて、三重県の秘湯、有久寺温泉を後にして、道の駅「マンボウ」へ。
少々腹が減ったので食事でも。
なんで三重県紀北がマンボウだらけなのか。
ガイドブックを見てもその由来が全然分からん。
魚の町とのことなのだが、なぜにマンボウなのか。
で、こちらがマンボウ屋台。
名物マンボウの串焼きが食べれるとな。
「マンボウの串焼き」に「マンボウの唐揚げ」って。
マンボウだけでなく、「うつぼの唐揚げ」「サメの串焼き」「サメの唐揚げ」って。
実はマンボウは鮮度が落ちやすく、地元でしか食べれないのだとか。
せっかくなのでマンボウの串焼きとサメの串焼きをいただく。
こちらがマンボウの串焼き。
味は油の少ない鶏肉って感じ。
まぁ旨いかどうかは微妙かな・・・
こちらはサメの串焼き。
こちらは油の少ないシーチキンのような感じ。
まぁ旨さよりも物珍しさだな。
ってことて・・・
これから4時間かけて来た道を大阪まで戻ります。
いや~長距離バイクツーリングは腰に来るねぇ。
ではでは。