暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

616年に建造された日本最古のダム、狭山池ダムを訪れてダムカードを頂く。

ダムと言えば人里離れた山中に数十メートルもある巨大なコンクリートの壁で塞き止められた池というイメージがある。

 

その常識を覆すのが日本最古のダムと言われている大阪にある狭山池ダムなのである。
まさに普通に人が暮らす街の真ん中に存在するダム。

 

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これが日本最古のダムの光景。

一見、川のようにも思えるこの景色。

実はダムなのだ。

この池の歴史は日本書紀にまでさかのぼる。

崇神天皇が命令してこの狭山池を建設したのだとか。

また、清少納言の枕草子にもこの狭山の池が登場している。

 

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何ともこれがダムとな。

非常に珍しい街中にあるダムなのだ。

 

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ダムの中には龍神社という神社がある。

これはその昔、大阪、狭山の池にはメスの大蛇が住んでいたという。

一方、大阪富田林の粟ヶ池にはオスモ大蛇が住んでいて、この二匹の大蛇は夫婦だったのだとか。

毎夜毎夜、メスの大蛇は夫が待つ、富田林の粟ヶ池まで通う際に田畑を荒らし、偶然居合わせた人や牛などを丸のみしながら移動するものだから、住民は困れはてた。

そこで富田林の粟ヶ池に住むオスも大蛇を狭山池に迎えて、夫婦一緒に暮らしてもらおうと祠を建てて、供養を絶やさず祭祠を絶やさなかったのだそうな。

それ以後、大蛇の移動による被害は無くなったそうな。

 

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こちらは狭山ダムにある大阪狭山市立郷土資料館。

随分と立派な資料館があるんです。

 

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まるで美術館のようなモダンな建物。

これほど立派な建物なのですが、入館料は無料なのです。

 

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建物の中に入ると巨大な展示物が・・・

この日は時間がなく、観覧することは出来ませんでしたか、無料とはいえ、見応えがありそうな資料館でしたので、後日また訪れたいと思います。

 

とりあえずこの資料館にてダムカードが配布されているという事でこの日はダムカードだけを頂いて退却。

 

後、1時間ほど時間があればじっくりと回覧出来たのですが・・・

まぁいつでも来れると言えば来れる距離なのですけど・・・

こんな立派なものがあったのとはつゆ知らず。

 

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そしてこちらが頂いた狭山ダムのダムカード。

ため池みたいな感じですが、ちゃんとダムカードも発行されています。

 

ではでは。