暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

酷道険道好きなら行ったことあるかも大阪府道61号線をプリウスでチャレンジする!

大阪府道61号線、堺かつらぎ線が何やらすごいらしい。

酷道険道が好きな方のオススメの道なのだとか・・・

何が凄いかというと狭いは、道は汚いは、常に落石注意の山肌ギリギリの道だとの事で行ってきました。

 

しかも先月納車されたばかりの新車のプリウスで。

まだ慣れていない車で、しかも新車でぶつけたりでもしたらどうすんの?

馬鹿なのって感じですが・・・

 

滝畑ダムから和歌山県伊都郡かつらぎ町へと抜ける蔵王峠までが怖道ともいわれるのだとか。

 

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とりあえず滝畑ダムまでやってきました。

右側に見える道路が府道61号線です。

ここから光滝キャンプ場までの約4㎞は普通の道路。

光滝キャンプ場ではBBQをしている家族連れなどで車の出入りが激しい。

 

そして問題は光滝キャンプ場から蔵王峠までの約4㎞。

光滝キャンプ場からすぐに登り道が急になり、うっそうと茂る山の中に入っていく。

本当に道が続いているのだろうか。

そう不安になるほど。

道幅1車線の細い道。

こんな道、軽トラぐらいしか走れないんじゃないの?

そう思えるほど、細く、険しい道だ。

 

すぐ横は切り立った山肌。

路面にはピンポン玉ほどの石ころがゴロゴロと転がっているという事は、これが山から落ちてきた物なのだろう。

落石注意の看板が多い。

道路のほとんどは木の葉で覆われており、山からの湧水で路面が常に濡れている。

また、直径4㎝ほどの長い枝がところどころに落ちてあり、避けられずタイヤで踏むごとにゴン!と車体に当たる音がする。

 

沢に沿うように山に登っていくのだが、対向車が来たら一体どこですれ違えばいいのか。

そんな道なのである。

 

光滝キャンプ場から2㎞ほど走ったところで沢遊びをしている人を見かけた。
道のくぼみにはデリカが停車してあったので、デリカほどの大きな車でもこの地点まではこれるのだろう。

 

さて、そこから先の蔵王峠まではさらに過酷な道となる。

伸びる枝がバシバシと車に当たるほど。

光がほとんど届かないほどの山の中。

これ、夜中に一人で走ってるとさぞかし心細いだろうなぁ。

 

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いよいよ峠越え。

山頂に向かうにつれ、道も綺麗になってくる。
木の葉や枝もほとんどない。

 

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峠にはピックアップトラックが1台停車していた。
和歌山側から来たのだろうか?それとも大阪側から登ってきたのだろうか?

 

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さてさて何とか蔵王峠までやってきた。
おかげでプリウスのタイヤ周りはドロドロだけど・・・

 

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蔵王峠を超えてすぐ、和歌山側の道はこんな感じで全然普通の道となる。

 

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急に見晴らしがよくなり、ここからの景色がなかなかの絶景。

緊張していた心が一気に癒される。

それにして大阪側の道は過酷だったわ。

車高を上げたジムニーを2台ほど見かけたので、ジムニーオーナーには面白い道なのだと思うけど。

 

帰りは2017年に開通した大阪、和歌山間をバイパスで結ぶ国道480号線で帰ってきた。
いや~国道480号線の快適な事。

ほとんどトンネルで山を突っ切っているから外環状線まであっというまだな。

関西圏在住で、荒れた山道や峠を走るのが好きな方はぜひ府道61号線での峠越えにチャレンジしてみてください。

 

なにせ怖道と言われている道ですから。