暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

私は鮭ではないが生まれた故郷の川のにおいを覚えている。

川のにおいをかぎ分けることは可能なのか?

結論から先にいうと私は可能だと思う。

 

においをかいで「うーんこれは利根川のにおいだな。」とか「このにおいは四万十川かな」とか。そんなききくらべのようなことは難しいが、生まれ育った故郷の川のにおいってものは確かにある。

私は奈良、大阪を流れる一級水系である大和川の近くで生まれ育った。
幼少の頃は大和川に入ってカニや小魚を採ったものだ。
今でも大和川付近で暮らしているのだが、川のにおいって毎日嗅いでいるものなので普段はそれほど気にならない。

だが、ふとした気象現象なのか、湿度、温度の関係のか、川のにおいが立ち込める時がある。

そんな時、ああ、懐かしいなぁ。
大和川のにおいだなと感じることがある。

これは単純に川のにおいというものではない。

大和川特有のにおいなのだ。

 

みなさんは生まれた故郷の川のにおいって覚えているものなのでしょうか。

 

例えば川で生まれた鮭は大海へと旅立ち数年後に、生まれた川へと遡上をする。
どうやって大海原で、生まれた川を識別出来るのかというと川のにおいを覚えているからなのだという説が有力だったりする。

このことを「母川回帰」と呼ぶらしい。

 

そして検証として鼻詰めされた鮭は生まれた川に戻れなかったという実験結果もあるというらしい。

 

さすがに大海から生まれた故郷の川のにおいを嗅ぎ分けて戻ってくるという事には半信半疑なのではあるのだけれど。

 

とはいえ、各川にはそれぞれ川の固有のにおいがあるという事は信じる。

その川特有のにおいというものはあるのだと思いますがみなさんはどうでしょう。

みなさんは地元の川のにおいを感じる時ってありますか。