さてさて、今日はお出かけ日和の晴天って事で、和歌山県まで長距離ドライブ。
和泉市から国道480線を通って和歌山件紀の川市へと・・・
その後、海南市、有田川市、湯浅町、広川町を通り由良町まで。
約3時間の道のり。
戸津井鍾乳洞を訪ねる
今回の目的はここ。
戸津井鍾乳洞。
どうやらこの細い道を登った先にあるもよう。
車1台がようやく通れるような道。
先ほどの道案内があった場所から約5分程車を走らせると戸津井鍾乳洞の駐車場に到着。
無料駐車場は約7台ほどの車が駐車できるスペース。
この日は3台ほどの車が停車されていました。
写真は駐車場からの眺め。
戸津井鍾乳洞は、平成元年7月から開洞されていますが、それ以前は石灰岩の採石場でした。
大正2年から昭和34年まで、経営者の変遷はありましたが、最終は、日本ライムという会社でした。
洞窟は危険なため、昭和20年(1945年)に閉鎖されました。
砕石は、少し下の方まで、トロッコで運び、そこから戸津井漁港まで、インクラインで運びました。
クラッシャー(破砕機)跡のコンクリート砕が残っています。
との事。
あまり知る人が少ない戸津井鍾乳洞。
約100mほどの長さの鍾乳洞で2億5000万年以上前のペルム紀のものなのだとか。
平成元年に開洞された鍾乳洞。
ちなみに入場料は大人1人200円。
開洞日は基本、土日祝日のみ。
春、夏、冬休み中は毎日開洞しているとの事。
20mほどの階段を下りていくと・・・
少々ひらけた洞内に到着。
洞内の温度は年中15度程度なのだとか。
洞内の案内図はこんな感じ。
戸津井鍾乳洞はとにかく通路が狭い。
閉所恐怖症の人にはおススメできない鍾乳洞なのである。
人が一人やっと通れるほどの通路。
少々しゃがまないと通れない場所も・・・
でもこんなのはまだ序の口だったりする。
こちらは蟹の横洞。
もはやまっすぐに歩くことすら出来ない。
横になって蟹歩きでようやく通ることの出来る通路。
その狭さたるやこんな感じ。
写真で伝わるのだろうか。
まるでショッカーの秘密基地みたいでなかなか面白い場所なのである。
なんだか岩の割れ目から泡のような物体が・・・
これはいったい何だろうか。
この日、私たち以外で洞内にいたお客さんは2名程度。
ここは結構穴場の観光スポットかもしれない。
人間魚雷「回天」基地跡が台風21号の被害でえらいことになっていた。
さてさて、先ほどの戸津井鍾乳洞から車で30分程度の場所。
道の駅「白崎海洋公園」。
ですが休園中で見るも無残な状態に。
平成30年の台風21号の被害により休園とのこと。
かなり被害が大きかったのだろう。
で、この公園の脇にあるのが・・・
人間魚雷「回天」基地跡という案内看板。
太平洋戦争の終わりごろ、ここ白崎に人間魚雷「回天」の出撃基地(22突撃隊、由良白崎基地)が設営されました。
紀伊水道へ侵攻してくる連合国の艦船を攻撃するため、爆薬を充填した一人乗り潜水艇を操縦する特攻隊員(第16回天隊)が配属されましたが、回天の配備が遅れ出撃することなく終戦となりました。
との事。
「回天」の存在は本で読んで知っていましたが、結構身近な場所にこんな基地があったとは・・・
負の歴史ではありますが、しっかりと今後の教育のためにと教育委員会が案内板を設置したのでしょうね。
しばらく海を眺めながら小休憩。
すると気になる看板が・・・
ウミネコの産卵場所・・・
どうやらこの岩場がウミネコの産卵場所のようです。
それにしてもこんな道路のすぐそばで。
結構意外だった。
もっと切り立った崖っぷちとかで産卵・養育するものだと勝手に思い込んでいた。
和歌山の夕日百選である加太港で夕日を撮影
さて、そろそろ時刻は16時。
海岸沿いに北上し、自宅に戻る事に。
北上して家路へと向かう途中。
加太港あたりでかなり陽が傾いてきたので、人形供養で有名な淡嶋神社付近で夕日を撮影。
ここは和歌山夕日百選に指定されている場所。
私以外にも一眼レフカメラを持った写真愛好家が5人ほど・・・
この日の夕日を狙って撮影しに来る人がいました。
いやいやなんだかんだで今日は300㎞ほど車で走ったんじゃないかな。
それでも全然ガソリンが減らないプリウスなのでありましたとさ。
なんじゃそりゃ。
ではでは。