暮らしの顛末(くまくまコアラ)

50代サラリーマン、趣味は1人旅、バイクツーリング、写真撮影、温泉、銭湯巡り。 古い町並みが好きで歴史を感じる関西の各所をブログで紹介しています Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。 愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

合掌造りの集落で有名な世界遺産、白川郷へ。いい場所なんだけどテーマーパーク感を感じたんだよな。

さてさて、令和元年初日。
5月1日から一泊二日の旅行で白川郷へ。

その後、白骨温泉で一夜を過ごし、
二日目は上高地へと向かう予定。

って事で初日の白川郷訪問の記録と
感じたことなどをまとめたいと・・・

二日間の旅で1000枚近い写真を撮影したので
現像するのがちょっと大変だわ。

 

 

渋滞回避と駐車場で並ばないために

平成から令和へと新元号に替わった今日。
GWの10連休折り返し。

当然、白川郷という日本屈指の観光名所は混雑するだろう。
渋滞回避をしてスムーズに車を駐車場に止めるには・・・

結論から先に言うと

 

東海北陸自動車道の荘川ICで降りて、国道156号線で寺尾臨時駐車場に停めるのがベスト。

 

白川郷到着予定は13時30分ごろ。
一番混みそうな時間帯である。

名古屋方面から東海北陸自動車道で白川郷ICへと向かう私。

自動車道の案内掲示板には「白川郷IC 渋滞」との表示。
「やっぱりか・・・」

 

このままスタンダードなルートで白川郷に向かうと
大きな時間ロスになりそうだ。

 

そこで急遽、荘川ICで降りた。
荘川ICから国道156号線を御母衣ダム経由で白川郷へと向かう事にした。
約35㎞ほどを地道で向かうほうが早そうだ。

 

案の定、走り車の数は少なく、
白川郷付近で私の前を走り車は3台ほど。
国道156号線は景色もよく、
車で走りのに気持ちの良い道。

 

さて、いよいよ白川郷の駐車場が見えてきた。


「えっ!渋滞どころか、前に3台しか車が走ってないんだが・・・」

 

って思っていると、反対車線に長蛇の列が見えてきた。

「あらまぁ、反対車線えらいことになってるやん。」

 

最後尾は全く見えない。
こっちの車線がガラガラなのに。

なんで反対車線は駐車場待ちの列なの・・・

 

で、目の前の誘導スタッフが私の車に左折するように指示。
「えっ!このままスムーズに駐車場へと入れるの・・・」

 

なにやら500mほど先までいけとの事。

「第二駐車場なのなか?それともぐるっと回って、反対車線の最後尾に並ぶという落ちなのか?」

 

指示通りに進む事約1分。

 

白川郷

到着したのは「寺尾臨時駐車場」
白川郷から500mほど離れた場所。

 

「なになに?めちゃスムーズやん」

「さっきの駐車待ちの長蛇の列はなんなの?」

 

白川郷

白川郷ICから白川郷への向かう反対車線は
トンネルの向こうまで長蛇の列。

 

「なんで、寺尾臨時駐車場に向かわないのだろう。」
「誘導スタッフも誘導しているはずなのに。」

 

不思議だった。

 

白川郷

寺尾臨時駐車場から白川郷へはシャトルバスで向かう。


とはいえ、白川郷までシャトルバスで2分もかからない。

バスの便数も多く、ノンストレス。

駐車場で並ぶぐらいならシャトルバスを利用した方が圧倒的に早い。

 

って交通事情の紹介だけで1000文字超えてるし・・・

 

白川郷の第一印象は「太秦映画村?」っていう感じの印象だった。

白川郷

さて、こちらがシャトルバスが到着した場所。
この反対側に観光バス用の駐車場がある。

 

 

白川郷

やはり海外からの観光客が多い。
天候は雨は降ってないが、いつ降り出してもおかしくない天候。

 

白川郷

白川郷

白川郷

庄川に架かるつり橋を渡ると合掌造り集落。

やはり人人人。

 

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

なんだか観光ポスターなどで感じていた白川郷のイメージと・・・
ちょっと違う。
なんだろうこのテーマパーク的な感じは・・・
カフェ、お土産屋、宿、御団子屋、ソフトクリーム屋。

 

初めは太秦映画村に近い印象を受けた。
たぶんお土産屋街とか、きっぱりと別れてないから?かな。
世界遺産の合掌造りの集落の中に、合掌造りのカフェとか和菓子屋とかあるから?


うーむ
何だろう。
世界遺産なんだけど、なんだかテーマパーク的な雰囲気は・・・



 

白川郷ってめちゃ広いんだね。合掌づくりを撮影。

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

こちらはお寺の鐘。

 

白川郷

白川郷の集落内には真宗大谷派明善寺というお寺がある。

そりゃ今でも人が住む集落だからね。
お寺があってもなんら不思議ではないのだけれど。

 

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷ってめちゃ広い。
写真はわりと合掌造りの家が密集しているエリア。
少し離れると日本の原風景的な里山感のあるエリアもある。

ゆったり写真を撮ろうと思うと2、3時間はかかりそう。

 

合掌造りの家の中へ

白川郷


白川郷には複数の住宅が館内を一般公開している。
その中のひとつ、こちらは長瀬家。
入館料はどこも300円のようだ。

 

混雑してなさそうな家を見つけて入ってみる。

 

白川郷

結構生々しく、そのまま一般公開されているようだ。
居間の中央には仏壇があり、ご先祖様の写真もそのまま。

「ふーん。そうなんだ。ここまでありのままになんだ。」

 

 

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

2階へ。
農作業の道具屋、生活道具などが展示されている。
どうつかうものなのか皆目見当つかないものも。

 

 

白川郷

この家は5階建て。

 

 

白川郷

家の中から眺める藁屋根の藁はなんだか真新しく見えるのだが・・・
平成13年に80年ぶりに屋根の葺き替えをしたとの事なのだが・・・
そういうものなのかな。

 

白川郷

白川郷

白川郷

合掌づくりの家って、
大きな吹き抜けってイメージがあったけど。
この家はどうやらそうではないらしい。


白川郷

続いてやってきたのは神田家。
これぞ合掌づくりという高い天井の吹き抜け。

 

白川郷

令和元年の記念に・・・

 

 

白川郷

こちらは2階にある「火見窓」という窓。
2階で寝起きをしていたものが、
夜中にこの窓から囲炉裏の火の様子をうかがっていたのだそう。

 

茅葺屋根の家は火に弱いので、
囲炉裏に灰をかけたとしても
細心の注意をしていたのだとか。

 

 

白川郷

こちらの家の2階も生活道具などを展示している。

 

 

白川郷

白川郷

白川郷

2軒の家を見学。
他にも入館が出来る家があるのだが、
概ねどこも似たようなものだろうと思い、
この2軒だけにした。

 

展望台からの景色が映える。

白川郷

白川郷から見上げるとどうやら展望台らしきものが・・・

なにやらあそこから白川郷の集落が一望できるらしい。

 

 

白川郷

ここから坂道を約5分程度歩く。

 

白川郷

展望台に到着。
展望台はこのような人だかり。

 

白川郷

白川郷

白川郷

なるほど。
旅行パンフレットなどにある白川郷の景色は
ここから撮影されたものなのか。

 

こりゃ白川郷に来たのならこの展望台からの眺めを見ないとな。

 

白川郷らしい景観を求めて。

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

白川郷

なんとか観光地っぽさを避けて撮影してみる。
日本の里山っぽい景観を求めて。

とにかくこんなに広いとは思わなかった。

 

まとめ

白川郷

用水路には40㎝もの大ヤマメ(なのかな?)
が放流されていて驚いた。


逃げないように両サイドを積止めされていたので
天然のイケスとして活用していのだろう。
なんという光景なのか。

こりゃ驚いた。

 

白川郷

小さなヤマメもちらほら見かけた。
水をはった田んぼにはイモリがいたし。

めちゃめちゃ水辺の自然が豊かな場所でびっくり。

まさに日本の里山を凝縮した
誰もが簡単に行ける里山の体験テーマパークって感じ。

 

白川郷

日本らしい土産物屋、日本らしいお団子屋など
これぞザ・日本という感じが訪日外国人にはうけるのだろう

でも、日本人からするとちょっと太秦映画村的な演出を感じるのだな。

日本らしい里山の景観を楽しむなら同じく
茅葺屋根で有名な京都美山町の方が品があったように思う。

 

品がないというと語弊があるけど。
なんとも形容しがたいちょっと想像と違った違和感が残る場所
ではあった。

やっぱり実際に行ってみないと分からないものだ。

ではでは。