さてさて、9月になりましたが、非常に残暑がきびしいですね。
日中の気温は35℃近くの大阪。
熱中症への注意予報が出ているが、関東ではいよいよ台風15号が上陸という日。
こりゃどこか涼しげな場所にでもって事で・・・
吉野へと向かう。
道すがらなんだか吉野へと向かう車が多い感じ。
何故だろう。(後で原因が判明するけどね。)
- 太閤秀吉の花見で有名な一目千本の吉水神社へ。ここは時空を超えた様々な歴史を間近に感じれる場所。
- 世界遺産、金峯山神社蔵王堂での珍事。
- 吉野街道を散策、葛うどんをいただく。
- 吉野から奈良県道257号線で道の駅「吉野路 黒滝」へと向かう
桜で有名な吉野は下千本、中千本、上千本、奥千本と桜の景勝地がある。
今回訪れたのは中千本界隈。
太閤秀吉の花見で有名な一目千本の吉水神社へ。ここは時空を超えた様々な歴史を間近に感じれる場所。
メイン街道である桜井明日香吉野線に立っている案内板。
ここからわき道に入るとあるのが吉水神社。
参門をくぐると・・・太閤秀吉の花見で有名な場所。
さて、桜シーズンではないので緑だらけですが、ここが春になると桜で満開になる一目千本の景観。
太閤秀吉が桜の花見で大宴会をしたところ。
で、この吉水神社は南朝皇居でもある。
南北朝時代に後醍醐天皇が住んでいた場所なんです。
ここの神社の参拝方法がまた珍しい。
二礼、十七拍手、一拝って!
どれだけ拍手するんだよ。
で、ここは源義経が吉野へと逃れた時に潜居した場所でもある。
文治元年十二月雪の降る中、源四室ねが兄の頼朝に追われてこの吉水院を頼り、静御前・弁慶等と共に約五日間この部屋に身を潜め再起を計りました。
しかし、すでに鎌倉から吉水院に義経追討状が送られていて、義経はやむをえず山伏の姿に身を変え、大峰山へめざして弁慶等と共に吉野落ちをしました。
大嶺山は女人禁制のため、静御前とはこの場所で悲しい別れをしました。
愛する人を一人残して去らなければならなかった義経の苦しい胸中と、再開を信じ一途に恋慕った静御前の物語は、美しい悲恋物語として永く後世に伝えられました。「吉野山 峯の白雪踏み分けて 入りにし人の跡ぞ恋しき」
という静御前の歌が残され、歌舞伎や浄瑠璃で有名な「義経千本桜」の本舞台となりました。また、右手一畳敷の控えの間は「弁慶思案の間」と言い、弁慶がここで見張をしながら一世一代の秘策を思案していたといわれています。
こちらが弁慶が秘策を考えていたといわれる弁慶思案の間。
こちらは南北朝時代の後醍醐天皇の玉座。
ここで南朝の政をしていたのだろう。
こちらは弁慶の七つ道具。
こちらは義経所有の甲冑なども展示されています。
重要文化財との事。
こちらは秀吉が吉野の桜の花見で使用された屏風。
吉水神社から眺める金峯山神社。
世界遺産、金峯山神社蔵王堂での珍事。
さて、さきほど吉水神社から眺めていた金峯山寺蔵王堂へ。
こちらも世界遺産なんですね。
あらあらいったいこれはどうしたことか。
金峯山寺蔵王堂に参拝しようと思ったところ、無数の虫の大群が・・・
ミツバチだろうか、アブだろうか。
どうやら風に流れてきたようで・・・
お坊さんも情況を見守っている感じ。
お坊さんはアブだと言っているのだが・・・
アブって群れる習性があるのかな。
それにしてもスゴイ数。
なんだか風に乗ってやってきたみたい。
10分程度で風下へと虫の大群は流されていきました。
山深い寺でもこのような事は珍しい。
で、虫の大群が無事去ったので撮影を
吉野街道を散策、葛うどんをいただく。
風情ある街並みを散策。
街を散策しているとちょっと小腹が減ったので・・・
こちらのお店で食事。
ここの名物は葛うどんなのだとか・・・
店内はお座敷になっていて、これぞ日本の観光地って感じです。
で、こちらがお店の名物、葛うどん。850円。
とろみがあって、麺はうどんというよりはにゅうめんに近い感じ。
そして食後は桜ソフトクリーム。
しばらく食後の散歩をしたのち、吉野から黒滝へと向かう。
吉野から奈良県道257号線で道の駅「吉野路 黒滝」へと向かう
こういうひっそりとした林道が好きなんだよな。
全く車どおりがないし、気配もない。
さて、道の駅「吉野路 黒滝」に来てみると・・・
なんと駐車場に入りきれない車の列。
何度もこの道の駅を利用しているけれど、こんな状況は初めてだわ。
いったい何があったんだ!
なるほど、みんな川遊びに来てたのか。
小さな子連れ家族で大いににぎわっている。
それで吉野に向かう道も多少車が多かったんだな。
また、今日はツーリングに来ているバイクも多い。
って事で、しばし休憩をして、家路へと向かいます。
今日は台風の影響なのか、すこぶる見晴らしがよかった奈良。
これは大台ケ原とかに行ってればさぞ絶景だったに違いない。
もしかすると行く場所のチョイスを間違えたかな。
って事で今日はここまで。
ではでは。