奈良県の明日香村から高取城跡へと続く奈良県道119号線。
高取城跡へと続く山道を車で5分ほど走り、標高約300m付近で見えてくるのが壷阪寺の観光駐車場。
観光駐車場の駐車料金は普通車500円。
壷阪寺には奈良交通の路線バスも走っているようで、バスで訪れる人もちらほらって感じ。
第二駐車場に車を停める。
駐車場からの眺めはこんな感じ。
それなりに山の中。
第二駐車場から坂道を登ると開けた場所が・・・
ここが第一駐車場。
そしてこれが壷阪寺。
山の中に立派な寺院が多数見えますね。
壷阪寺の拝観料は大人600円。
壷阪寺に入るとまず眼に飛び込んでくるのは巨大な石仏。
石仏の手前には大講堂があり、まずは大講堂を参拝。
壷阪寺の堂内は基本的に三脚を使用しいなければ撮影OKなようだ。
大釈迦如来座像
さて、大講堂を後にして、見えてきたのは大釈迦如来石像「壷阪大仏」。
大釈迦如来石像は身丈10mで台座が5mとの事。
こちらの大石仏群はインドから招来されたもの。
まるでインド?天竺渡来大石堂
さて、大釈迦如来石像の右手にある木造の階段を登って行くと・・・
見えてきたのが大きな石の建築物。
こちらは天竺渡来大石堂。
あまり日本のお寺では見かけない外観でまるでインド寺院のよう。
壷阪寺はインドでハンセン病患者救済活動に大きく貢献したのだそうで。
その協力のご縁からインドとの国際交流が深まり、インドの石彫事業をサポートするためにこれだけのインド由来の石彫刻があるのだそう。
この天竺渡来大石堂はインドのアジャンタ・エローラ石窟寺院をモデルに造られ、各所にインド特有の石彫を施し、身の丈3mの十一面観音菩薩像を安置し、日印の石文化の融合を目指したとのこと。
インドっぽい石彫が多数展示されている。
骸骨の彫刻って日本のお寺では珍しい。
桜大仏ってなんだ。
どうやら大仏様が桜の衣を纏った様な姿が撮影できるとのことで。
こりゃ桜のシーズンに再び訪れてチャレンジしてみたい。
よく似たアングルで撮影をしてみた。
手前の枝が桜の木です。
満開の桜と大仏様のショット。
ぜひ撮ってみたい。
これって結構有名な撮影スポットなのだろうか・・・
本堂で十一面千手観音菩薩座像お参りする
階段を登って礼堂へと向かう。
こちらが壷阪寺のご本尊。
十一面千手観音菩薩座像。
目の佛として広く信仰を集めている菩薩様で眼病治療を祈るといいとのこと。
室町時代の樫材の寄せ木造り。
本堂内は撮影禁止との貼り紙など特になし。
山の中のお寺なので本堂からの眺めもなかなかいい。
遠くには二上山が・・・
全長20mの天竺渡来大観音石像を見上げる。
遠くに大きな観音様が見えますね。
こりゃ立派な。
巨大な観音様へ向かうには本堂から少し離れて歩いて3分。
少し開けた場所に出てきました。
これは一回り小さい観音様の手。
大観音様の手に触れることができないため、ありがたい御手に触れることが出来るようにとインドの方々から奉納されたとのこと。
良い子はこの手の上に乗らないようにね。
なんとも立派な大観音石像。
そしてこちらは全長8mの釈迦如来大涅槃石像。
その他の石像諸々。
こちらはめがね供養観音。
目の観音様として参拝する人が多い壷阪寺。
目に関係する物の供養の相談も多いことから、このめがね供養観音が製作されたとのこと。
境内にはいたるところに大きな石像が・・・
インドとの関わりが深いお寺だからなのだろうか。
大東亜戦争時、インパール作戦の戦没者の供養碑などもあった。
境内には老人ホームまである珍しいお寺。
日本初の盲老人ホームとのこと。
さてさて、境内を歩きまわっていると時刻は13時。
そろそろお腹も減ってきたってことで、何かこの地ならではのお店などないだろうかとGoogleで調べてみると・・・
ここから車で5分程度の場所に「そば切り麓香庵」というそば屋あるそうな。
ひとまず向かってみると、麓香庵お客様駐車場という看板を発見!
で、入ってみるとどう考えても人んちの軒先じゃないのこれ。
不安になったので軒先で作業をしているおじいちゃんに尋ねたところ・・・
「そば屋は今日休みやわ~。」
「うそーん。残念。」
「悪いなぁ~また来たって~」
って感じでそば屋は断念。
帰りに天理スタミナラーメンでお腹を満たす。
ああやっぱ天理ラーメン旨いわ。
ってことで今日はここまで・・・ではでは。