暮らしの顛末(くまくまコアラ)

40代サラリーマン、Canon EOS RとRICOH GR IIIを愛用して観光地巡りやら旅行、アウトドアで風景写真やらを撮っているミニマリストのブログ。愛車は1号機DAHONのRoute。2号機Kawasaki Versys-X250。3号機TOYOTA のプリウス

天王寺動物園のちょっと悲しいサルにまつわるエピソード。

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とある怪談本で天王寺界隈の料亭の竹藪にて、子どもの頃にガスマスクをつけたサルを目撃したというエピソードを読んだ。

こりゃまた変わった怪談話だなぁと。
ガスマスクをしたサルなんて想像したことないわ。

大人の私でさえ、ガスマスクをしたサルなんてかなり衝撃的なビジュアルだ。
そんな見たことのない姿のものを子どもが想像できるものなのか。

 

でも実は天王寺動物園のチンパンジーがガスマスクをつけるという事実があった。

戦前の話なのですが、天王寺動物園にはリタ(雌)とロイド(雄)という当時大人気のチンパンジーがおったそうな。
昭和7年にリタが天王寺動物園に来てからというもの、様々な芸を覚え、竹馬や自転車乗り、人間の食事マナーなどを披露していたそう。

そんなリタを見るべく、多くの来園者が訪れ、当時250万人という開園以来の最多入園者記録となったのだそう。
現在の入園者数が年間160万人ほどなので、そりゃ凄い人気だこと。

今では動物に芸を教えて、ショーとして見せる動物園も多いが、天王寺動物園にリタのショーがその始まりなのだとか。
当時は大きな社会現象として話題だったのでしょうね。

戦争が始まると、リタ人気に便乗して、リタとロイドに軍服を着せたり、ガスマスクを付けたりと戦意高揚の広告塔とされたそうな。

その後、リタはロイドの子を身ごもるも産後に体調を悪くし、他界したのだそう。

それ以来、天王寺動物園では一切、動物に芸を教えていないのだとか・・・
(ほんまなんかなぁ。)

で、先ほどの竹藪で目撃したという猿はリタの霊なのか?
子どもの頃、遠足で天王寺動物園に行った際に、リタのエピソードを聞かされ、「ガスマスクをしたチンパンジー」という小さな子どもには少々ショッキングすぎる言葉が脳裏に焼き付いていたのではないだろうか。
で、時間が経つうちに見たという記憶にすり替わっていったのかもしれない。

天王寺動物園ではニホンザルを飼えない理由があるらしい。

天王寺動物園は大正4年の開園当時からサル山のニホンザルを飼育していたのですが、2004年に2頭のニホンザルが結核により死亡。
来園客が与えたエサなどから感染した可能性があるのだとか。
その後、隔離していた15頭のうち4頭も結核で死亡。
残り11頭のニホンザルの結核感染の疑いがあるとのことで、すべてのサルの安楽死を泣く泣く決断したという過去がある。

それ以来、ニホンザルの新たな飼育は行っていないのだとか。

まとめ

サルにまつわる不幸が2つあるとさぁ。
何?先ほどのリタの怨霊とかっていいたいの?
だって、ガスマスクに結核とか。
ってなるんだけど。
話の断片が複数集まると、なんだかそれがいい感じでつながって都市伝説とかが生まれるんだよね。
実際にはこの2つの話の関係性は全くないんだけどね。

まぁ怪談って結局はエンターテイメントだからね。
天王寺動物園のおサルさん達は天国で楽しく暮らしているから。

でも、天王寺界隈でガスマスクをつけた猿の目撃例って他にもあるのだろうか。

そんなことを思う今日この頃です。
なんかコタツ記事ですまぬ。