さて、やってきましたのは奈良県吉野郡天川村のみたらい渓谷。
夏は川遊び、秋は紅葉とダイナミックな大自然を満喫できる場所。
奈良県景観資産。
みたらい渓谷沿いの歩道から、流れる川と迫力ある滝を眼下に見ることができます。
遊歩道からは、関西随一といわれる四季折々の渓谷美を楽しめます。
とのこと。
駐車場前に遊歩道があります。
「天の国・木の国・川の国」天川村のここ「みたらい渓谷」を流れる山上川は、修験道の霊峰大峯山を源流として日本名水百選洞川湧水群の名水もブレンドして流れており、エメラルドグリーンの水と巨岩・奇岩がおりなすこの渓谷は、こぶしや山桜も交じる新緑の春・みずしぶきを得て岩つつじの咲く夏・かえで、もみじのショッキングなほど朱あざやかな紅葉の秋・水墨画のような冬と、季節ごとの美しさは別格で、近畿地方随一といわれています。
また、ここ「みたらい」は御手洗・三盥とも書き、大蛇伝説や南北朝時代の数多くの南朝哀史が残っております。
そのひとつ、この頂上にある観音峯には天川郷土が後醍醐天皇の皇子護良親王や長慶天皇を御案内し、たびたび潜まれた洞窟があり、ここには次の歌が刻まれています。
吉野山 花ぞ散るらむ 天の川
雲のつつみを くずす しらなみ
さらに伝承のひとつには長慶天皇は潜まれていた洞窟からお出ましになり、増水したみたらい渓谷「光の滝」にて崩御されたという言い伝えもあり、数々の史実と共に南朝との深いかかわりが容易に推測されます。
浅からぬ ちぎりもしるし 天の川
はしは紅葉の 枝を交わして
このように自然と歴史豊かな「みたらい渓谷」には、この山上川と、近畿最高峰八経ヶ岳・弥山から流れる川迫川とが合流して天の川となるこの付近や洞川温泉まで遊歩道が続き、ユニークな形のつり橋や渓谷美が一望できる展望台などもあり、気軽に水の郷天川村の深山幽谷の世界を楽しむことができます。
天の国の深い歴史に思いを馳せながら、木々や水・川など天川村の大自然にふれてください。
とのこと。
それでは参りましょう。
って実はもう何度も訪れいるんですけどね。
まず見えてくるのは渓谷にかけられた1つ目の橋。
光の滝までは駐車場から歩いて約20分ほど。
1本目の橋を渡る。
橋の上からの光景。
見えているのは2本目の橋。
こちらが2本目の橋。
この橋を渡ると開けた沢に出る。
開けた沢からの光景。
ここは足元が滑りやすいので要注意。
この日も滑って沢にはまった人がいた。
開けた沢からさらに登ると・・・
見晴らしのいい場所が。
先ほどの開けた沢を眼下に。
さらに先に進むと・・・
見えてきたのが光の滝。
この滝の上流がちょっと不思議でして。
こちらが光の滝のすぐ上の水源。
勢いよく上流から水が流れて来るのですが・・・
その水の行方は・・・
地上には見当たりません。
なんとここから一度足元の地下へと流れ、光の滝へとつながるのです。
ここを訪れる人は何故だか急に水源が見えなくなることにあまり不思議がることはなく・・・
誰かに話したい。
そんな気持ちになるわけです。
とりあえず歩いてここまで約30分程度。
これより先はハイキング道を歩くことになるのでここで引き返す。
いやいやカエデが美しいなぁ。
裸で泳ぐ人もいるけど、ちょっと今日は日差しもなく肌寒いけどなぁ。
この岩の迫力はいつみてもすごい。
大阪都心から約2時間ほどの距離なので、渓流釣りに訪れる人も多い。
まるで映画のワンシーンのようなカップル。
さて、みたらい渓谷を後にして、道の駅 吉野路黒滝へ。
小腹が減ったのでいつもの串こんにゃくをいただく。
で、このまま来た道を帰るのも面白くないので・・・
ほとんど車の走らない寂しい道を走ってみる。
こちらは栗飯谷トンネル。
そしてこちらは法者トンネル。
誰も通らないのでうらさみしいわ。
トンネルの中、真っ暗だし。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。